SCブーストアップ

小倉クラッチ製のスーチャ(TX07)、標準は電磁クラッチ式のφ100mmプーリーが付いてる、これをクラッチレスのφ90mmにしてみた(他にφ85/95mmも作ったよ)。

プーリーは勿論ワンオフ。
超高性能勘ピューターで色々試行錯誤と設計＆仕様変更を重ね納得のパーツを作ったゾ♪

ノートの場合、ナニが大変かってそりゃ狭いスペースにムリクリ押し込んだSCの整備性の悪さ！

画像はアッパーサポートを外して（ズラして）ようやく取り外したクラッチアウター。
この先、デカいCクリップを外してプーリーを取って、更に奥まった電磁コイルを外すのにスゲー苦労してもういっこデカいCクリップを外す。

結局、右側のヘッドライトASSYを外さないとサークリッププライヤーが使えなくて、ホント大変だった。
※プーリーは何とかなるけど、電磁コイルを止めてるCクリップはスーチャ本体を車から降ろしてヤった方が早いかも。

この画像、オイラと同じような事考えてる人には、チョットお宝でしょ♪

プーリーの過重は外側でベアリングを使って受けてて、クラッチONでセンターのスプライン切ってるシャフトに繋がるんだ。

センターシャフトの奥にはクラッチクリアランス調整用のシムが入ってる、奥側が一番厚くて手前に従って薄いのを入れて調整するんだよ、シムには方向もあるんだよ。

今回はクラッチレス仕様にするから、このシムは全部ヌいちゃう。

ベアリング抜け止めはオイラのお手製^^

2mmのバネ鋼を超頑張って丸めて仕込んだよ。
ま、そんなにハードなトコじゃないけど、キチンと脱落防止策を講じておけば（これは奥側になるトコで、手前側は最初に付いてたCクリップで保持)万が一SC本体が故障しても、クラッチアウターを外して自走出来るからね♪

手前側はCクリップで保持。

このプーリーに、丸秘プレート(シリコンダンパー付き)をセットしてから、穴あけ加工したクラッチアウターを取り付けるんだ。

ちなみにベアリングは12000RPM対応でダブル掛けしてるよ。

ぢゃぢゃん！
クラッチアウターを付けるとこんなカンジ。

ブーストのタチが早くて、トルク感が増大♪
サーベンタインのベルトはいつものマツダ純正^^;
テンショナーの調整位置はけっこう一杯一杯だけど、まだもうほんの少し調整代があるからモーマンタイかな！？

ちなみにブーストは、テンロク化してから2速7500RPMで0.35キロだったのが0.48キロに。しっかり燃調しないと壊れちゃうネ^^;