目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
モード2(自己診断モード)にする。
※モード1ってのは通常時(いつもの状態)
エンジン停止・キーOFF状態・アクセル全閉。
キーON
↓(3秒後)
アクセル全閉-全開をすばやく(5秒以内に)5回繰り返す。
アクセル全閉状態
↓(7秒後)
アクセル全開(踏みっぱなし)
↓(10秒後)
エンジン警告灯が点滅し始めたらアクセル全閉
※10秒以上経過しても点滅しない場合は最初から。
コレでモード2になるよ。。
2
モード2の状態で、エンジン警告灯の点滅回数を読み取る。
0.6秒間隔の点滅と0.3秒間隔の点滅。
0.6秒が1セット、0.3秒が3セットあり、4セットそれぞれの点滅回数で4ケタのコードが確認できる。
※10回点滅は「0」って意味。
例えば、0.6秒点滅が10回、0.3秒が1回・3回・10回だとしたらエラーコードは「0130」。
複数の異常を検出してる場合は、4セット点滅が続きで出てくるよ。異常がひとつの場合は同じ4セットを繰返して点滅してるよ。
3
エラーコード一覧:
0000:異常無し
0107:吸気圧センサー信号(断線)
0108:吸気圧センサー信号(短絡)
0112:吸気温センサー信号(短絡)
0113:吸気温センサー信号(断線)
0115:水温センサー系統
0120:スロットルセンサー信号
0121:アクセルセンサー信号
0130:O2センサー信号(断線)
0134:O2センサー信号(短絡)
0135:O2センサーヒーター信号
0171:空燃比リーン異常
0172:空燃比リッチ異常
0300:複数シリンダのミスファイヤ
0301:シリンダ1ミスファイヤ
0302:シリンダ2ミスファイヤ
0303:シリンダ3ミスファイヤ
0304:シリンダ4ミスファイヤ
0325:ノックセンサー信号
0335:POSセンサー信号(クランク角)
0340:PHASEセンサー信号(カム角)
0500:車速信号
0605:ECU異常
1000:CAN通信(排気性能系)
1001:CAN通信(排気性能以外)
1065:ECU電源系統
1110:CVTC制御信号(目標と実角度のズレ)
1111:CVTC制御信号(回路短絡・断線)
1121:電スロ制御信号(アクチュエータ)
1122:電スロ制御信号(フィードバック)
1123:電スロ制御信号(モーターリレー)
1171:吸気系異常
1211:TCS C/U系統(4WDのみ)
1212:TCS通信系統(4WDのみ)
1217:オーバーヒート
1320:点火信号系統
1611:イモビC/U
1706:ニュートラルSW信号
1720:A/T車速センサー信号(4WDのみ)
1805:ストップランプSW信号
4
エンジン始動~停止をトリップって言うんだけど、2トリップに1回警告灯が点く異常と、1トリップに毎回点く異常、自己診断で点滅するけどモード1(通常時)は警告灯が点かない異常があって、同じエラーコードでもチョット意味が違うヤツもあるよ。
点火系・スロットル系はディーラーでコンサルト繋いでもらった方が良いかもね(詳細診断が出来るよ)。
5
前にも書いたけど、エラー消去する場合はモード2の状態でアクセル全開、10秒間踏みっぱなし。
アクセル全閉にして、点滅が全部10回ならエラー消去成功だよ。
一旦キーをOFFにして、再度キーON(モード1に戻る)、エンジン掛けて警告灯が消えるのを確認ね。
故障箇所が直ってなければまた点くけどネ^^;
6
モード2の状態からそのままエンジンを掛けると・・・
O2センサーのモニターモードに入るよ。
暖機後エンジン回転数を約2000rpm一定にしたとき、10秒間に5回以上エンジン警告灯が点滅する。
参考:
アイドル時も空燃比フィードバック制御をしているがエンジン回転数を上げて点検する。
空燃比フィードバック制御中
O2センサー出力が大(リッチ)のとき :消灯
O2センサー出力が小(リーン)のとき :点灯
空燃比フィードバック制御停止時:消灯
空燃比フィードバック制御がクランプのとき:クランプ直前の状態を保持
エンジン切って、キーOFFにすればモード1に戻るよ。
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