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2015年12月28日 イイね!

備前おさふね刀剣の里 備前長船刀剣博物館 その3

さて、ちょっと間が空きましたが残りもはりきって紹介します(笑)

『脇差 祐定(すけさだ)』 備前国(岡山県) 江戸時代中期 刃渡り一尺八寸二分(約55cm)




茎と鎺。



鍛え肌と刃文。
小板目肌に直刃を焼く。



切先。
本当にキレーは直刃です。




『脇差 祐定(すけさだ)』 備前国(岡山県) 江戸時代中期 刃渡り一尺五寸六分(約47.2cm)




茎と鎺。
樋は丸止め片チリ(鎬地樋有るもので棟の方だけ鎬地の縁が残っているもの)
少し磨上げのため、銘がきれている。



鍛え肌と刃文。
板目に直刃。



切先。


  

『刀 高平(たかひら)』 備前国(岡山県) 江戸時代中期 刃渡り二尺一寸八分(約66cm)




茎と鎺。



鍛え肌と刃文。
見所は、新々刀らしく良く詰んだ(目が細かく肌が目立たない)地鉄に、匂い出来締まった丁子に刃に向かって消えこむ「足」が延びる。長い直刃調の焼き出し画特徴的。



中間付近の刃文。
これぞ丁子刃といえるようなキレイな丁子。



切先。
切先の帽子も特徴的ですばらしい。




『刀 祐包(すけかね)』 備前国(岡山県) 江戸時代後期 刃渡り二尺二寸八分(約69cm)




茎と鎺。



鍛え肌と刃文。
刃文は丁子刃。



中間部分の刃文。
丁子刃文が美しい。。。



切先。
大迫力の大切先。刺されたら痛そう(では済まないけど冷や汗)個人的にはでか過ぎだと思う。




『脇差 無銘(横山一門系)』 備前国(岡山県) 江戸時代後期 刃渡り一尺一寸四分(約34.5cm)




茎と鎺。



鍛え肌と刃文。
鍛え肌は板目に柾目交じり、刃文は丁子・互の目をリズム良く焼く。



切先。
この脇差は平造りのため、鎬地がない。短めの脇差や短刀の造りに多い。




『刀 無銘(水田国重派)』 備中国(岡山県) 江戸時代中期 刃渡り二尺四寸(約72.7cm)


全体は忘れた。(笑)
茎と鎺。
鎺は金無垢一重鑢掛け鎺。



鍛え肌と刃文。
刃文は湾れ。



中間部分も刃文。
棟側にも焼きが入る棟焼きが見られる。



切先。
写真だと刃文がのっぺりとして見えますが、刃中には色々な動きが見られます。
この「刃文中の動き」は模造刀にはぜったいに見られません。なぜならメッキに手を加えた見た目だけの刃文だからです。




『刀 宗光(むねみつ)』美作国(岡山県) 室町時代 刃渡り二尺八分(約63cm)


鍛え肌と刃文。
細身の刀身に地鉄は板目。刃文は互の目。



中間部分の刃文。



切先。




『刀 無銘 手掻派(てがいは)』 大和国(奈良県) 南北朝時代 刃渡り二尺二寸七分(約68.7cm)


茎と鎺。
写真で見ただけでも、備前物とは形が違うのがわかる。



鍛え肌と刃文。
小板目流れて柾目肌となり、刃文は食違刃交じる細直刃。



中間部分の刃文。
キレイで上品な細直刃。



切先。
この、細直刃の一部がちょっとだけ湾れているところがタマラナイ (;´Д`) ハアハア




『脇差 無銘(末三原)』備後国(広島県) 室町時代後期 刃渡り一尺七寸(約51.5cm)


茎と鎺。



中間部分の刃文。
流れ肌に少し小沸ついた直刃調の刃文で浅く湾れる。



切先。




『脇差 吉則(よしのり)』山城国(京都県) 室町時代中期 刃渡り一尺九寸九分(約60cm)




茎と鎺。
銘を見せるため太刀の展示方法を取ってます。



鍛え肌と刃文。
働き豊かな直刃の刃文。



切先。
帽子の様子が良く見れます。




『脇差 信吉(のぶよし)』山城国(京都県) 江戸時代前期 刃渡り一尺八寸五分(約56cm)





茎と鎺。



鍛え肌と刃文。
沸出来の直刃。



切先。




『脇差 信吉(のぶよし)』摂津国(大阪府) 江戸時代中期 刃渡り一尺七寸九分(約54.2cm)




茎と鎺。



鍛え肌と刃文。
柾目肌にやや湾れかかる直刃。



中間部分刃文。
刃中に筋上の砂流しが見える。



切先。




『脇差 広信(ひろのぶ)』山城国(京都県) 江戸時中期 刃渡り一尺七寸八分(約54cm)




茎と鎺。
脇差の茎にもいろいろな形があるのがわかるでしょうか。



鍛え肌と刃文
肌は少し荒れ、小沸のついた湾れ。刃に明るさがなく眠い刃文である。



切先。




『脇差 吉道(よしみち)』山城国(京都県) 江戸時後期 刃渡り一尺六寸五分(約50cm)




茎と鎺。
銘は(菊紋)丹波守義道。「丹」の字を船の帆かけのように切ることから「帆掛丹波(ほかけたんば)」と言われる。



鍛え肌と刃文。
刃文は湾れに互の目が交じる。



切先。




『脇差 吉道(よしみち)』山城国(京都県) 江戸時後期 刃渡り一尺六寸九分(約51.2cm)




茎と鎺。



鍛え肌と刃文。



この一家の特徴の刃文「菊水紋」。



切先。



『刀 無銘(美濃伝系)』美濃国(岐阜県) 安土桃山時代 刃渡り二尺八分(約63cm)




茎と鎺。



鍛え肌と刃文。
刃文は尖り互の目に三本杉風の互の目交じる。



切先。
大切先。このくらいならまだ上品でいいですね。




『脇差 康継(やすつぐ)』越前国(福井県) 江戸時代中期 刃渡り一尺三寸九分(約42cm)




茎と鎺。
金無垢一重鑢掛け鎺。葵のご紋がチラ見え(笑)



鍛え肌と刃文。
刃文は直刃調湾れ。



切先。
切先付近になると湾れ強くなる。




以上、ざっとですが御刀の紹介を致しました~ww
けっこう疲れましたが、これでいつでも見たいときに解説(自分のだけどw)付きで見られます(笑)

Posted at 2015/12/28 17:44:17 | コメント(1) | 御刀 | 日記

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