ゼク塩.のブログ一覧

タイミングが悪い時と言うのはいくつも重なるもので、今回のレンの旅立ちについてもタイミングが悪いことが重なりました。


まずは動物病院。
いつもなら夜遅くでも電話すればいてくれるお医者さんはその日に限って研修で次の日まで不在。
そのことは一か月に一度、レンの薬を貰いに行くので行ったときに待合室に書いてあったのを不意に思い出しました。


つぎに、本来なら次の日にはペット斎場に行ってお骨にして送ってあげたいのに、翌日は自分が幹事の客先協力会のゴルフコンペ。

タダの参加者なら何かしら理由を付けて行かないこともできますが、さすがに幹事ではそれはできません。
とりあえず、コンペの準備はキチンと終わっていましたので着替えなどをそそくさと仕度して、寝ようと思い床に就きましたが悲しすぎて寝られなくて結局明け方すこしウトウトしただけで出発。
音楽も掛けずにクラウンでゴルフ場に向かいました。まだ付き合いの浅いクラウンのエンジン音もどこか寂し気・・・（ぜったい気のせいですが・・・）

ゴルフ場に着いても気持ちがまったくゴルフに向かず、時折レンの事を思い出しながらも受付を業務を済ましてバタバタとスタート。

気を抜くとすぐにレンのこと思い出してはグッと来ちゃいますが、その反面淡々とプレーするせいか、スコアはどちらかと言えばいつもよりいいくらい。

結局、大叩きなくハンデもあったので幹事のくせに準優勝。
最終ホールでトリ打たなければ優勝してしまうところでした・・・(-_-;)

この成績はレンの贈り物なのかなーと勝手にこじつけてセンチなことも思いましたが、こんな贈り物など要らないから長生きしてほしかったです・・・・・(´；ω；`)ｳｯ…


下の写真は会社に咲いているフヨウの花ですが、フヨウの花言葉は「繊細な美」と「しとやかな恋人」です。
美しい顔を昔から「芙蓉の顔」と呼び、芙蓉という言葉を美人の代名詞として使ってきました。
そして、その花の美しく優しい感じから、これらの花言葉が生まれたものとの事です。

レンは本当に可愛い顔の子でしたから、オスですが「繊細な美」は当てはまると思います。
時期的にフヨウの花が咲くころ旅立っていったので、この先何年たっても毎年会社のフヨウが咲くとレンの事を思いだすでしょう。

先週、愛犬のレン（♂）が旅立ちました

12歳と３ヶ月。

数年前からアレルギーがひどくなって皮膚炎になり、ステロイドを服用するようになりましたが飲み続けてると徐々に腎臓が悪くなるそうです。

腎臓の薬も併せて飲み続けていたけどそれほど普段から具合が悪いことはなく、食欲もあったし、白内障で目は見えないけどお散歩も頑張って歩いてました。

当日の朝はご飯もちゃんと食べて、昼頃にちょっと吐いて夜ご飯もいつもよりは食欲なさそうだったけどそれでもちゃんと食べてました。

午後９時頃、おとなしく寝ていたのに急に今まで聞いたことのない鳴き声を一瞬してそのままぐったりしました。
慌て心臓辺りを強めに何回か叩いたら一瞬生き返りましたが、すぐにまたぐったりしてそのまま帰ってきませんでした。

その間、娘が行きつけの病院に電話するも当日は先生研修のため、お休みでいつもは夜でも電話出てくれて、緊急応対もしてくれるけどその日は電話にも出ず、緊急医療センターの番号案内がむなしく流れるだけでした。

娘が緊急医療センターの方に連絡するも、自分はすでに自分の腕の中で息絶えているレンの姿を見て、もうどうにもならないことを悟りました。

ついさっきまで手の届くところで寝てたのに・・・・・

突然のことでなんの心の準備もできず、レンを新しいバスタオルにくるんで寝かせ、「おまえ、それはないだろ？」って何度も泣きながら呟きました。





今頃は白内障で見えなくなった目も治り、三年前に旅立った長男のランと元気に走り回っているのだろうか？

でも、うちにはまだ三匹の子たちがいるのでいつまでも悲しんではいられません。
いずれ、この子たちも見送らなければなりませんか、願わくばできるだけ長くその日が来ませんように・・・・・・・