11月1日は群馬チャレンジカップの最終戦「ツイントライアル」がありました。
もちろんシリーズポイントの対象となる最終戦ですが、ラリーのようにそれぞれのTryがすべてタイムとして加算されるので、考えようによっては少々のミスはまだ他のトライで取り返すこともできますが、逆にミスコースなどタイムにならない事態が発生するとその時点で終了になってしまいます。
(たとえば通常のダートラなら1本目途中でシャフトが折れてリタイヤしても2本目までに修理してベストタイムを出せば優勝できますが、今回の場合はタイム無し=終了でした。)
ラリーのようにそれぞれのTryをSS1~4として、SS2とSS3の間はリエゾンでノーチェック区間2時間での時間走行と思えばほとんどラリーです。実際移動の地図はコマ図だったし(笑)
まぁ、今回はレイアウト的にもミスコースはほぼ無いレイアウトだったので、Try中のトラブルさえ気をつければ何とか順位は残せそう。
イベントとしては台数が40台程だったので、主催者的には赤字だそうでちょっと残念ですが、今回の結果が今度の発展につながっていってほしいですね。
ただでさえ主催は苦労と疲労が伴うのですが、それを同日に複数の会場でセッティングするということの大変さは想像以上だと思います。
主催者のCBスポーツさんをはじめ関係者の方々には感謝したいです。ありがとうございました。
来年も盛り上がるよう微力ながら協力させていただきたいと思います。m(_ _)m
で、肝心のイベントですが、前半は2本須賀尾の短めのコースを走った後、群馬サイクルスポーツセンターへ移動して舗装コースを2本走ります。
ダートはレイアウトは同じですが、1本目と2本目では走る方向が逆、順走と逆走となります。
レイアウトは
ここ
タイム的には1分切るコースなのであっという間ですが、1本目と2本目が別なので気は抜けません。
Try1(須賀尾順走)
外周側スタートで上の広場の外周をぐるーとまわって内周下り、下の広場で「の」の字のパイロンを回ってゴールのコース。
パイロンはぶっ飛ばさない限りタッチは取らないと。。。
ただ、しっかりタイヤが設置さえたパイロンなのでぶつけると車にダメージが出そう。
車の方はブーストも安定しているせいか上りも絶好調。上の広場もいい角度と速度でクリアできました。
下りヘアピンでは初めて手前でサイドを引いてみましたが、これが結構いい感じ。大成功ではありませんでしたが角度がちょうどよくついて曲がれるので、もっと早くからやっていればよかったです。
下の広場はミスではありませんが思っていたラインよりだいぶ大回りになってしまいました。そのせいでちょっとふかふかにはまりゴール前のパイロンのインは完全にはずれ。「やっちゃったー」って思いましたがベストタイム更新。何とそのまま一番時計!もうこれだけで満足です(笑)
Try2(須賀尾逆走)
Try1の逆走。
最初にパイロンセクションがあってヘアピン上りで外周下り。
外周下りが苦手なので何とか前半でマージンを取りたいと臨みましたが、パイロン後のヘアピンに入るところで失敗。ラインがずれてしまっていてシフトアップのタイミングが狂いました。そのせいでヘアピンがうまくいかず外側のふかふかに足を取られ失速、悔やまれるミスでした。
外周下りは今までにないくらい頑張りましたが、たぶんこれでようやく人並みなのかと。ゴールは最後まで踏んだら止まりきれずゴール後のギャップで下回り強打(^^;)
タイムはトップの0.7秒落ち3位。惜しい・・・。前半のミスが悔やまれました。
で、場所を移して群馬サイクルスポーツセンターへ。
ここからは2本舗装を走るのですが、舗装を走るのなんて学生の時以来です。ミラージュでもほとんど(全く)走っておらず、当然ランサーでもは知ったことがありません。
どの程度サイドは効くのか、タイヤはどれくらいグリップするのか、どんな感じで車が流れるか、タイヤやエンジンの熱ダレはどのくらいの感じなのか・・・不安は尽きません。
現地では本番の前にゆっくりコースを1周します。
今回のコースは6Kmのフルコースを分割して2本のコースになっています。3Kmと2Kmの2本。
大体の感じを見た後テストランで1回練習をして本番になります。
群サイテストラン(本番コース)
もう大変。
何がって勝手の違いに戸惑うばかり。先がよくわからないので恐る恐るだし、どのギアで走っていいものかよくわからいし。。。
ダートのつもりで思わず流して入ろうとしちゃって危なかったり、ヘアピンにオーバースピードでアンダー出しちゃったり。
映像的にはその辺の危険な臨場感があまり出ていませんが、結構ドキッとするところがありました。
ただ、感覚的には何となくわかったのでがんばれそうな気になれました。
Try4のコースは大半が上りなのですが、熱ダレなのかブーストのかかりが悪くなっていました。インタークーラーウォータースプレーは1分半もたないので本番はTry4で使用することにしました。
Try3&Try4(群馬サイクルスポーツセンター)
改めて見るとやっぱり低いギアで走っていますね。4に入る所を3だったり、3のところを2だったり。
ま、この辺は慣れの問題もあると思うので仕方ないかなと。
ただ、Try3のゴールラインの直後が、右コーナーになっているのですが、ここ逆バンク?のせいか、ふわ~とアウトに吸い寄せられます。冷汗出ました。100%タイヤ依存状態です。車の姿勢もドライバーの心構えも完全にダメな方に行ってましたが、タイヤが持ちこたえてくれたって感じです。
濡れていたらダメだったでしょうね・・・。怖かった。。。
Try4ではインタークーラーウォータースプレーのスイッチに手をかけて忘れずにONしました。
おかげでブーストはちゃんとかかっている模様。これって結構効果あるんですね。初めて体感できました(笑)
タイムは予想通りくらいかな。
Try3ではトップの6秒落ち、Try4はトップの3秒落ち。
Try3でキロ2秒、Try4でキロ1.5秒。初めてにしてはよくやった方かなと思いました。
総合では全日本のゲストドラと須賀尾チャレンジのシリーズ1,2位に次いでの5位。個人的には大健闘です。
舗装も思ったより怖くなく、楽しさの方が上回りました。
コースも決して危ないコースではなく、幅員も十分にありますし危険なギャップもなく路面も良かったです。
もちろん無理すればそれなりのダメージはあるかもしれないし、落ち葉があれば滑りやすいかも知れませんが、それはどこも一緒のこと。コース云々の問題ではないと思います。
(雨の日の信州とか、超ドライ路面の丸和とかの方がよっぽど危ないかも(^^;))
まぁそういう問題と思います。
全体としては、1日でダートも舗装も走れてお腹いっぱいって感じです。
いつもイベント帰りでは温泉に入ってそのまま直帰なのですが、さすがに疲れたせいか大広間でちょこっと仮眠して帰路に着きました。
とても楽しい1日でした。主催者の皆様、関係者の皆様、重ねてお礼申し上げますm(_ _)m
今年はあと神奈川のフェスティバルと須賀尾のフェスティバルに参加予定です。もうひと頑張り。