目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
★★ |
作業時間 |
3時間以内 |
1
何度か作業しているドラシャ交換やブーツ交換なのですが・・・・けっこう重作業なので夢中になったり、グリスやオイルにまみれるのでカメラを扱えないこともあって、ほとんど記録してませんでした。
今日は車載の左シャフトのブーツを「伸び~るブーツ」に交換したので、できるだけ画像を撮ってみたので、アップします。シロートが勝手にやってることですから、くれぐれも自己責任でお願いします。
まずはジャッキアップ前にセンターナット(30ミリ)を緩めます。規定トルク200Nmでさらに緩まないようにカシメてあります。かなりのトルクを掛けないと緩むものではないです。
・・・アストロのインパクトなら外れるかな?(笑)
高価なインパクト用ソケットでないと砕ける?(汗)
自分は安価な手締め用30ミリソケット+十字レンチに鉄パイプで緩めます。こんな感じ♪体勢が危なっかしいのは画像を撮るためですヨ!実際の作業はもっと慎重な姿勢で恐々としております(笑)
かなりの力を入れるとバキッっと緩みます。最初はビビります!・・・もう慣れっこ(笑)
2
センターナットが外れたら、ホイール脱着と同様にジャッキアップして、リジットラック(ウマ)を掛け、前輪を外します。
スタビ装着車は片側だけ持ち上げるとスタビバーにテンションが掛かり、上げた側も自由に動かせなくなるので、必ず両側とも上げてタイヤを外しましょう。(スタビ非装着車なら片側だけで無問題でしょう)
ウマ掛けポイントですが、Fフェンダー内のポイントは小さく、もしもの時のズレや落下が怖いです。実は、前に落下させてサイドシルを凹ましたときはココに掛けてたのです~!なので、自分は床下に掛けてます。
画像ではセンターナットも外し終えてますね。
3
ドラシャを外すにはハブを広げて、ドラシャのアウタージョイントを開放しなければなりません。
エッセはロワアームを広げることで、割と簡単にアウタージョイント側を外すことができます♪そのためにロワアームを自由に動かせるようにします。
ますはスタビリンク下部のナット(12ミリ)を外し、スタビとロワアームを分離します。左右とも外した方がバーがフリーになるので確実に分離できます♪
4
次にロワアームを広げるためにロワアーム前側のボルト(Dスポロワアームバー装着車は19ミリ・・・標準は21ミリだったか?)を緩めて抜きます。
これでロワアーム前側の軸がなくなるので横方向に開くようになります。
5
センターシャフトは、スプライン(ギザギザの溝)でホイールハブに噛み込んでいます。
そこでセンターシャフトを内側に押してスライドさせ、この噛み込みを外します。
固着していなければ、指で押すだけで動くものですが、自分のは固着していたのでハンマーで軽く叩いて外しました。
この作業でセンターシャフトが中に引っ込んで行けば、アウター分離の準備完了です。
6
ストラット下部に手を掛けて~・・・ガバッ!っと引くと。
ロワアーム前側の支点が外れて、ロワアームが前開きになります。
自分はピロアッパー付き車高調なので、ストラットはかなり斜め方向に引くことができますが、標準アッパーなどのゴムアッパーは、ここまで曲げられるのかな~?
7
左手でドラシャのアウタージョイントを多少曲げながらハブから引き抜きます。
これでアウタージョイントがフリーになりました。
外したスタビリンクの先が見えますけど、外しておかないと、ここまでは開けませんからね(笑)
エッセだけかもしれませんが、新規格車はこの程度の作業で外せます。でも・・・旧規格車はもっとず~っと大変らしいですよ~!(汗)
今回はやりませんが、このままミッション側のシャフト(インナージョイント)を抜けば、ドラシャが取れます♪
8
今回はやりませんが(笑)
ドラシャ外しのためにインナーシャフトを抜くときはココです(爆)・・・暗くて見難いですね。
自分はホムセン安物タイヤレバーを使ってます。
レバーをドラシャ付け根の隙間に差し込み、ミッションケースをテコの支点にして、指の掛かっている場所をハンマーで叩くと簡単に外れます(笑)
注意点は~・・・
①叩いてもなかなか外れないときは、ケース内のCクリップの位置が悪かったりするのでムリをせずシャフトを回転させて再トライすること。
初めて外したときは「ハンマーで叩く」という知識がなく、手でレバーをコジっただけで外しました(外せました)ので、決して強引に外さなければならないようなものではないはずです♪
②外れた瞬間から、ミッションオイルが漏れ始めるので、あらかじめ受け容器を用意しておくこと(クサいから顔で受けたりしないように)
③ドラシャは外れれば当然落下しようとします。①の作業をしながらも片手でそれなりの重さのあるドラシャを支えなければなりません。慌てるとケガをしたりミッションオイルをかぶったりします(笑)
以上、すべて経験済みです!(爆)
外す前にしっかりと心と作業の準備をしましょうね~(笑)
他には・・・
ミッション側にはオイルシールがあります。道具やドラシャ脱着で痛めないように細心の注意しましょう。
もし深刻なダメージを与えてしまったら・・・
ミッション降ろして分解してシール打ち換えです。
相当な工賃を払うことになりますヨ。アワワ!(汗)
次はブーツ交換編へと続く~♪
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