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tak_wrfg@車遊倶楽部のブログ一覧

2009年11月03日 イイね!

続メタライザー?潤滑膜の話



メタライザーの続編といいますか、潤滑の関連で、前々から少し思っていることについて書きたいと思います。あくまでも主観ですので、解釈はお任せします。汗


エンジンフラッシングマシーン?による


エンジンフラッシング作業


についてです。


私は、RE乗りということで、ビルシュタイン等のエンジンフラッシングマシーンによる作業はやったことがないのですが、この作業は、効果があるのか?という点で少し疑問に思っています。


潤滑膜の鉄則ですが、良好な潤滑膜は剥がさない方が良いということがあります。


慣らし運転が終了し、その後しばらく続く良好な状態にある内燃機関は、固体潤滑剤の一種であるカーボンや、オイルの成分、摩擦熱等で良好に潤滑膜が形成されます。


オイル管理を疎かににしたりして、度が過ぎるくらいスラッジ分、摩耗粉等が堆積すると、今度はそれがかえって摩耗を促進させることととなります。

やすりや、研磨剤と同じ効果ですね。


この場合、1度のオイル交換程度では、スラッジ分等を取り除くことができませんので、フラッシングマシーンによる作業は効果があるやも知れません。


しかし、適度なカーボン分って良好な潤滑剤なんですよね。綺麗にごっそり除去しすぎることは、かえってマイナスです。



金属表面の細かい適度な粗さの凹部分にカーボン、オイル分を中心とした潤滑剤が入り込み良好な潤滑膜が形成されます。潤滑膜同士間でせん断されているかぎり、地金の金属のこすれあい摩耗は少なくなるので、すごく良好な潤滑状態になります。




黒かろうが汚かろうが、関係ないです。これが良好な潤滑膜なのです。



これをフラッシングマシーンで取り除くとどういうことになるか・・・・


想像できますよね?



地金同士の凸凹がせん断し合い、摩耗が促進されてしまいます。まあすぐに潤滑膜は形成されますが、その間に摩耗が促進されます。


新たな潤滑膜を形成するためにリフレッシュをかねてやる場合は良いのですが、
良好な状態であるのにわざわざ剥がす必要性はありません。


つまりは、オイル管理も適正にやってきて、調子も悪くなく、スラッジの堆積も少ない良好なエンジンには作業は不要ということになります。


スラッジ分が多く堆積してなければ、やると効果はあるかと思いますが、予防的に定期的に過剰にやる必要性はないということですね。


定期的にやることが効果的というのなら、ディーラーでも採用しているでしょうし、自動車メーカーも推奨して取り入れているでしょう。


摩耗の進行していない適度なクリアランス、適正な潤滑状態が形成されているエンジンには、つまりは必要のない作業と思われます。


良質なオイルをまめに交換してスラッジ・未燃焼分を排出し、かつ、良好な潤滑状態を保つようにして新油オイルの洗浄効果を狙うのが一番良いと思います。


みん友の皆様は、適正にオイル交換を徹底してある方が多いと思われます。このようなユーザーにはあまり必要のない作業だということですね。


どうしてもフラッシングしたい場合、短期間に連続してオイルを交換する程度で十分だと思います。


それにしても、量販店は過剰な色々な商売を編み出すものです・・・・

Posted at 2009/11/03 12:56:22 | コメント(2) | トラックバック(0) | | クルマ
2009年11月03日 イイね!

結局

おはようございます。

今日は結局、日ごろの疲れからか寝坊をしてしまったのと、夕方の渋滞予想が酷いので、箱根行きは取りやめになりました。

このごろはとても忙しいので、体の休息とします。

まあ、12月は恒例の仲間内の旅行会で伊豆にも再度行きますし、
年末年始は、また地元入りするので、おとなしくします・・・・笑

今日は、映画ざんまいと、ちょっとしたFDのメンテでもしようかと思います。

最近は、冷え込んできたのか、暖気に時間がかかりますので、粘度のやわらかめのオイルへ交換したいかなーとか思っています。

Posted at 2009/11/03 09:54:40 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記 | 日記
2009年11月02日 イイね!

明日の予定

明日の予定を考えています。


寒くなりそうですが、箱根までドライブに行こうかなぁと思ってます。

色々と迷ってます。

今からプランニングです。

さて、どこに行きましょう?
Posted at 2009/11/02 19:09:04 | コメント(1) | トラックバック(0) | ドライブ | 日記
2009年11月01日 イイね!

メタライザー使用の結果

メタライザーの検証結果を報告したいと思います。


某氏の5型FD3Sは、1オーナーの中古で購入しました。
マフラー交換暦もなく、サーキット走行履歴もない街乗り使用のみのフルノーマル車両でしたが、
概に総走行距離は90,000km弱でした。


購入前に、圧縮を測定してもらったところ、両燃焼室は平均7.6~7.8kg/cm2(250rpm換算)のかなりお疲れのエンジンでした。前オーナーが車両売却前の最後の頃は、メンテナンスを色々と怠っていたのが原因みたいでした。
 丁寧に維持していたら8.0kg/cm2くらいは確保できていたのではないかと思います。


このような圧縮状態ですので、販売店も心配して念のため、納車前整備でメタライザーを無料で施工してくれました。その後の圧縮の再測定もお願いして了承していただけました。


この手の製品の実証をやろうと私ともども考えていましたので、すべて無料の対応となってとてもいい機会を得ることができました。

販売店でメタライザーEXを純正オイルとともに施工し、慣らし運転で高速道路で数百kmを走っていただき、その後圧縮を測定したところ、圧縮は7.9~8.0kg/cm2まで上がっていました。


高速道路の慣らしでは、帰りの工程ではかなりのフィーリングの変化があったそうです。(元メカニックのREに詳しい方のインプレッション)

この手の商品は、眉唾のものが多いかと思いましたが、以外に効果があるもんだと思いました。


その後は、いたって調子もよくその後3,000km以上走行していますが、調子はすこぶる良いです。


しかし、さかのぼりますが、車両引渡し後(メタライザー施工後1,600km走行あたり)に、ナイトスポーツでRE-CAREをお願いし、圧縮を測定したところ、全室7.6kg/cm2程度と元の値に戻っていました。
この間は、街乗り用途のごく一般的な使い方です。


圧縮測定機の個体差はかなりあるので、あまり絶対値としては当てになりませんが、数値だけ見るとあまり効果はないのかなー?とも思えます。

しかし、車両はその後も普通に好調です。理由は、よくわかりませんが・・・


私は、潤滑・磨耗(トライボロジー)の関係は一つの専門分野であったため、自動車メーカーからお誘いされた経歴もあるので、少し考察してみますが、メタライザーの説明は理論的には少し無理があるように思えます。


摺動面を綺麗に修復しても、油膜保持に必要な適度なあらさが消えますので、潤滑状態としてはあまり状態は良いと思えません。ですので、あまり信用はしていないのです。

この圧縮値の流れから、私なりにメタライザーの考察をしますと、燃焼室摺動面の金属的な修復などは、正確にはないと思われます。
液体みたいなものを入れて、地金と同じような組織になることはないです。この時点で説明は正しくはないと思います。

多分、液体の中に含まれる固体潤滑材なりが、オイルの構成分子、摩耗粉が燃焼室の発熱・摩擦熱を介し、化学反応を起こして良好な潤滑面を形成しているという表現が正しいと思われます。


しかし、地金のような強固な硬度を持っていないので、使用時間によって、潤滑膜が失われているのだと思います。多分、PTFE等の潤滑材と大きくは変わらないんだと思います。

わかりやすくたとえますと、テフロンのフライパンは、徐々に性能が落ちてそのうち性能を満たさなくなると思います。表面が地金の鉄より弱いという明らかな事実がありますよね?


圧縮が元に戻ったということは、テフロンのフライパンのように長期的な使用には耐えられないという結果になります。入れてしばらくのみ、良好な潤滑膜が形成されていると思われます。

この結果や、他の方のインプレッションから、入れた直後は効果があるような感想が多いことから、継続して添加すればそれなりの効果はあるように思われます。まあ、ただオイルが新しくなって、エンジン音などが静かに感じているやも知れませんが・・・・・


まあ、実証の結果は、圧縮測定機が異なるという不確定要素はありますが、結論としては大して長期的には効果はない?と思います。


安心のためには、導入はおすすめしますが、過度な期待は禁物だと思います。


このFDのように、サービスで施工してもらえるなら、やってみるのも良いと思います。


この結果から、私は高い費用をかけて導入をするつもりはありません。


ドライボロジーの分野では理論はありますが、あくまで理論であって実証のみが「正」となる世界ですので、実証をしてみました。

 オイルに関しては、色々な説が飛び交っていますが、実証主義の分野ということで正確には理論に当てはまらない条件が多いので、諸説あるのです。

条件が違うとは、使用環境、摺動温度、時間軸、化学物質、化学反応等のパラメーターがまったく同じ条件ということが揃わない上、測定者のスキル、機器の個体差からくる測定誤差等も大きいので、なかなか同じ結論が得にくいという理由です。トライボロジー分野の典型的な難しさですね。

実データや、測定回数、測定環境から正しい考察を得るということしかない、限界の分野だとも思えます。

ほぼ信用をして良いのは、同じような条件が推察できる状況での多数のユーザーのサンプルが確率的に同じ傾向を示すデータが得られる時だと思います。


話がそれましたが、今回添加剤の効果の一例として、面白い結果が得られました。

興味深い事実だと思います。




Posted at 2009/11/01 20:39:12 | コメント(4) | トラックバック(0) | FD3S | クルマ

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「若かりし頃に目指した日産への憧れが崩れていってます。業績不振とは情けないです。しかし、就職辞退して良かったかも。」
何シテル?   05/20 22:46
FD3S一筋で、現在、新車からのワンオーナーで最終型の6型に乗っています。FD3Sばかりを長年乗り継いできたσ(^◇^;)FD3Sヲタクです。(^-^;  ...

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