コンソールパネルの外し方(117クーペハンドメイド)
目的
修理・故障・メンテナンス
作業
DIY
難易度
初級
作業時間
1時間以内
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ダッシュボードを取り外す前段ともなるコンソールパネルの取り外し方。
ハンドメイド車のダッシュまわりはそもそもどうやって組み立てたのだろうかと思わせるパズルのような構造で難儀します。
パネルを固定している6本のタッピングネジを外してもビクともしません。ヒーターコントロールレバーassyがナット4個でガッチリとパネルに固定されていて裏に手も入りません。ヒーターレバーからは3本のコントロールワイヤがしっかりヒーターにつながっています。
無理矢理外すとしてもかなり破壊を伴わなければ無理です。ダッシュボードごと外すんだという人もいましたが、それはそれでかなり難しく実際作業したとも思えません。
でも外す順序がわかれば簡単に分解できます。
自車の場合はヒーターバルブが固くレバー側でワイヤが外れてしまったので、面倒ながらバラす羽目に。前オーナーがラジエター液に漏れどめ剤でも入れたのかな。
また、コンソールボディ上部は内側からダッシュボードにタッピングネジ2本で固定されているため、ダッシュボードを外すにもこのコンソールパネル外し作業がまず必要になります。
最初にコンソールパネルロワーと灰皿を外し、ラジオつまみを固定するナットも外しておきます。
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助手席の吊り下げクーラーが付いている場合は手や工具が入らないので、このくらいまで下げる必要があります。
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クーラー室内ユニットはダッシュパネルに垂直に取り付けられた左右の2本の長ボルトで吊り下げられています。
ディープソケットでナットを外せば、冷媒配管を外さなくても手が入る程度は下ろせます。
バルクヘッドを貫通して後部を留めているナットも緩めたほうがいいかもしれません。
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①FRESH/RECIRC切替ワイヤがここにあるので、スリーブを留めているクランプボルトを外し、引っ掛けてあるワイヤを指で外します。
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②HOT/COLD切り替えのヒーターバルブのワイヤも同様に外します。
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③運転席側足元にはDEF/ROOM/FRONTのワイヤがあります。2本のワイヤをボルトナットで繋いでいるので、この連結部で外します。
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3本のワイヤをフリーにすればヒーターコントロールレバーごとゴッソリとパネルを引きずり出せると思います。
これまでの写真のように69年型まではコンソールボディの奥行きが短くヒーターが剥き出しなので比較的作業しやすいです。
コンソールボディが大型化したtype 2以降でもなんとか工具でアクセスでき同様の作業は可能です。ただし脱着時にネジやクランプを落とさないように!…コンソールボックスをバラさない限り拾えず、かなりの絶望感を味わえます。
吊り下げクーラーの想定もない初期の短いコンソールボディでヒーターまわりが設計されたのに、70年型以降はヒーターユニットが隠され、クーラー付車が設定され、その高級感と引き換えに整備性が大きく犠牲になったのでしょう。
自車は純正のヂーゼル機器クーラーが後付けされていましたが、取り付け方が綺麗でなかったしR12ガスのメンテも大変だし、室内外とも外してしまったのでさらにスッキリしました。
余談ですが、
type 2以降コンソールボックスが大型化されバルクヘッドまで延長されたのはコストダウンとは言えず、明らかに商品性向上のためでしょう。
コンソールまわりでは他にも、本革張りのアシストグリップが助手席側に新規追加され、コンソールボディ後部の送風口には電動ファンも付けられたりと、インテリアを車格に合わせてアップグレードしたんですね。
自分はtype4からtype1に乗り換えて、ヒーターユニットが剥き出しなことに、後付けアフターパーツのコンソールボックスのようなすこしチープな印象を受けました。
また、73年型以降ではパネルを分割したりネジを外側からアクセスできる位置にしたりと、このあたりの整備性が大きく改善されました。
117初期は整備マニュアルも無かったので当時の整備工場でもきっと苦労したのでしょう。
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パーツリストイラストでヒーター辺りの構造のイメージができるでしょうか。
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