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Rawgan67のブログ一覧

2018年05月17日 イイね!

Wikipediaよりわかりやすい初代ジュリア講座3

昨日の投稿では、投稿当初、間違った記載もあり、お友達から指摘を受けて訂正させていただきました。
実は20時から入力していた投稿が手違いで投稿直前の23時に消えてしまい、そこからはちょっとやっつけ仕事だったかもしれません(謝)
それと、ここでは外見上の見分け方を中心に紹介していますので、プロペラシャフトの径の変更、ブレーキキャリパーの変更等のの事例については割愛させて頂いておりますのでよろしくお願いします。

では、今日は博物館レベルのZAGATOモデルから!

ZAGATOモデル




ジュリアTZ
ジュリエッタベースのSZからの後継車種として、ザガートとの共同制作としてのレーシングスポーツカー、TZが1963年発表されます。
フレームは鋼管スペースフレームを使った為、TZの「T」はTubolare(鋼管)から取ったものとされてます。
GTAと同じツインプラグエンジンを積みアルミボディを纏ったその車重はたった650kg!最高速度は216km /hとされました。
生産台数は僅か112台。
ほとんどが手作りという生産体制の為、1台、1台仕様が違っていて、画像のようにエアインテークがあるものややないもの、エアインテークの形状が違うものなどがあり、興味深い1台であります。
私も昔、サーキットのクラシックイベントで見たぐらいで、決してOFF会レベルで見れる車ではありません。




ジュリアTZ2
1965年にはさらにワイド&ローなFRPボディが与えられます。
ドライサンプ化やステアリングシャフトの変更などによって車高は僅か1020mm!
こリアがバッサリ切られたかのようなコーダトロンカデザインのローボディと170馬力のチューンドエンジンで最高時速は245km /hとなりました。
ワークスのレーシングカーとしてのみ生産され生産台数は僅か12台!
日本にも1台存在していて四国自動車博物館でお目にかかることができます。
やhり1台1台手作りな為、画像の他にもフェラーリ250GTOと見間違えるようなエアインテークを施した個体もネット上では見ることが出来ます。

ここで、当時のアルファロメオのテストコースBaloccoでGTA1300JuniorとTZ2がテスト走行する動画がありますので、時間があればご覧になって下さい。

縁石の代わりにタイヤが埋め込まれているコースや、GTA1300Juniorに使われていたヘレボーレのウッドステリング(現状価格40万円くらい?)、TZ2がスピンアウトする様など好き者が見れば興奮間違いなしの動画です。




GT1300Junior Z 、GT1600Junior Z
アルファロメオとザガートが生み出したTZ以来の車はコンペティションなものではなく、ロードユーズ仕様のスポーティクーペでした。
プレくしグラスで覆われた独特な顔つき、説明するまでもなく忘れられない顔であることは間違いないです。
中身はGT1300Juniorなはずなんですが、乗った方の感想だと、やはりエンジンもグランドツアラー的な味付けになっているらしいです。
72年から1.6リッター化されています。

新型ジュリアでもザガートデザインのモデルを見て見たいものです。

アルファロメオ・スパイダー
そもそもスパイダーにはジュリアの名前が付きませんが、同年代に作られた車、同じ105系ということでご紹介させていただきます。
ジュリエッタスパイダーから引き続きデザインはピニンファリーナ、シリーズを通じて特徴的なのはホイールハウスからホイールハウスまで長く走るスクープカット。
スパイダーはシリーズを纏めるにあたっては、ブログを見ていただいている方から多くのアドバイス、指摘を受け、修正させていただきました。
この場を借りて御礼申し上げます。

シリーズ1



1600デュエット(シリーズ1)
1966年発表!特徴的なのはやはりこのテールデザイン。
船の船尾に似ていることからボードテイルと呼ばれます。
今でも、このボードテイルの方が好まれることが多いようです。


67には1750スパイダー・ヴェローチェと改称され、68年にはスパイダー1300ジュニアが発表。1300はライトのアクリルガラスとホイールキャップが無い(シリーズ1ではあったとのご指摘を頂きました)廉価版の仕様であったようです。




ご指摘を頂いて画像を変更しました。これがROSSO1970さんが元乗られていた個体かもしれません(笑)
良く1600デュエットと間違われますが、映画「卒業」でダスティ・ホフマンが乗ったことで、北米でも有名な車となりました。



シリーズ2


スパイダー2000ヴェローチェ
実は70年に1750ヴェローチェのマイナーチェンジからボードテイルデザインが廃され、直線的なカムテイルとなりました。
71年にスパイダー2000ヴェローチェとなるのです。
72年にはスパイダー1600ジュニアが発表されます。


74年からは北米仕様として、樹脂製の衝撃吸収バンパーが装備されるようになりました。
北米の排ガス規制に対応する為、性能も大幅に低下してしまいました。

シリーズ3


アルファロメオ・スパイダー/b>
1983年、樹脂製大型グリルと一体となったフロントバンパー、樹脂製大型スポイラーと一体化したリアバンパー、テールランプも大型化されるマイナーチェンジが行われました。

クワドリフォリオ・ヴェルデ

1987年にはエアロパーツが装備されたクワドリフォリオ・ヴェルデも追加されました。
名前は簡略化されアルファ・スパイダーに。
シリーズ3からは、革シート、エアコンも装備されるようになりました。

シリーズ4



アルファスパイダーヴェローチェ
前後バンパーが同色化され、またカムテイル方式が戻ってきた最終モデル(シリーズ4)。
パワーステアリングも運転席エアバッグも装備され、3速ATも選べるようになりました。
1993年を持って生産終了・・・。

ということで、3日続いた初代ジュリア講座もおしまいです。
お付き合いありがとうございました。


Posted at 2018/05/17 23:53:12 | コメント(6) | トラックバック(0) | アルファロメオジュリア | クルマ
2018年05月16日 イイね!

Wikipediaよりわかりやすい初代ジュリア講座2

という事で、今季はジュリア・クーペ編なのですが、昨日の投稿も少し手直ししましたので、余裕のある方はご覧になってください。

で、ジュリア・クーペのは車種が多岐にわたる為、段付きモデルとフラットノーズモデルとに分けようと思ったのですが、ここでZAGATOモデルもあることに気が付きました。
とても就寝までの時間には投稿できそうもないので、ZAGATOモデルとスパイダーを明日に回したいと思います。
ジュリア・クーペは登場時、当時でも最高水準の技術が盛り込まれていました。
「かわいそうなジュリア」でも触れましたが、
・DOHCオールアルミブロックエンジン
・5速マニュアルミッション
・4輪ディスクブレーキ
・ウェットライナー
・中空バルブ(スカイラインで中空バルブが採用されたのはR32GT-Rが初!)
などが採用されており、当時のライバル車を寄せ付けないような車だったということに触れておきます。

段付きモデル

そもそも段付きとは何なのか?
ジュリア・クーペのデザインはベルトーネのチーフデザイナーに就任したばかりのジ若きジョルジエット・ジウジアーロだったのですが、纏まりを見せながらも遊び心的アイデアが埋め込まれていました。

ボンネットとフロントノーズとの間に開いた隙間!
「今も昔もチリがあってないじゃんか?」などど言わないでください。
この「段差」こそが「段付き」と呼ばれる所以です。
では、段付きモデルを紹介していきます。



ジュリア・スプリントGT
1963年に発売された最初のジュリア・クーペ。
エンジンは1600CC、40DCOEウェーバーキャブを2基装備し、106馬力を発生。最高速度180km /hを誇った。
特徴は金属の格子状のグリル。何というか、言い方は悪いんですけど側溝のグレーチング蓋みたいな・・・。



ジュリア・スプリントGT・ベローチェ
以下GTVとします。
さらに高性能と高級感を求めてエンジンはそのままに109馬力までアップされたGTVが発売されます。
やはりフロントグリルに目を向けると3本のメッキラインが入っていることが目印なのですが、GTVに関してはもう1箇所あります。

Cピラー下端に配するクワドリフォリオ(アルファロメオの伝説的な幸運の四つ葉マーク)のエンブレムがあることです。
ジュリア・スーパーにビッショーネ(大蛇)のエンブレムを配したモデルはありますが、ジュリア・クーペではこのモデルだけなのです。



GT1300Junior
私が所有するGT1300Juniorです。
ここから正式にはジュリアの名がありません・・・。
エンジンは1300CC、89馬力、上記2台の廉価版として登場し、上記2台には手が届かなかったユーザーがこぞって購入し大ヒットとなりました。
ジュリア・クーペはメーカーが2名での乗車を推奨していた為、GT1300Juniorにはリアシートが付属されずオプションとされていました。ほとんどのオーナーがこのオプションを購入したらしいですが・・・。
フロントグリルの1本のメッキラインが目印となります。
また、前期型、後期型があり、前期型はダッシュボードが平面、後期型はメーター部が砲弾型の通称「おっぱいダッシュ」になり、また前期型のほんとの初期モデル以降、リアホイールアーチが高くなったので、GT1300Juniorの中でも、区別する部分であります。リアホイールアーチはその後、子jの形が1750、2000と同じ形で継承されています。



ジュリア・スプリントGTC
カロツェリア・トゥーリングがジュリア・スプリントGTを改造したオープンカーです。
ジュリア・スプリントGTと同じく格子状のグリルとなっています。



ジュリア・スプリントGTA
「A」とはAlleggerita(軽量化された)の意味で、ボディをのものをアルミ化すること、ほか、多数の軽量化により車重750kgを達成。
エンジンは1600CCエンジンの圧縮比を10:1(ノーマル9:1)に上げ、45DCOEツインキャブと1気筒あたり2個のプラグを要する事で、大幅にチューンアップされていました。
後のツインスパークの基礎となったエンジンですね。
画像はストラダーレモデルですが、レーシングモデルはバンパーレス、この姿に憧れて多くのジュリア・クーペがなんちゃってGTAの姿となっています。
フロントグリルはメッシュ化され、グリルの下には2つのエアインテークが配されています。
1966年から1969年まで4年間のヨーロッパ・ツーリングカー・チャンピオンシップのチャンピオンカーです。



GTA1300Junior

スプリントGTAの1300CC版では流のですが、スプリントGTAの1600のエンジンをショート・ストローク化して1300CCにしてあり、ダッシボード、シートが違う他はほとんど一緒でした。

スプリントGTAとの大きな違いはないのですが、リアトランク上のGTA1300Juniorのエンブレムならぬステッカーで見分けるしかありません。

これにて6種類に段付きモデルが終了です。

フラットノーズモデル
フラットノーズモデルは段付きが不評だった北米市場に合わせてフェイスリフトされたと言われています。
段付きが不評だった理由は、雨が入って錆びるから(笑)そうじゃなくても雨の日に乗れば錆びますけどね・・・



1750GTV
モアパワーの声に応えた形で登場した1750GTV、ライトは丸目4灯となります。盾の意匠が変更され、GTJと同じくメッキの1本ラインが目印となります。また、バンパーには後期型からオーバーライダーが付くようになっています。



2000GTV
最終モデルとなる2000GTVは115系に属します。
更に盾の衣装が変更され、今までにないフロントグリルとなり、やはりバンパーにはオーバーライダーが付いています。



GT1600Junior
北米市場の要求を地番受けたモデルと言えます。名前の通り、GT1300Juniorの後継者でありながら、左右両端のライト脇にあったウインカー灯火類はライトの下部分に移され、ライトはスペースが空いた分、よりサイドに移っています。
なお、GT1300Juniorも1970年にはフラットノーズ化されていました。

番外編 GTAm


レーシングモデルとしてアウトデルタが作成した車両で1750や2000でよく見かけます。
日本では通称「おたふく」と呼ばれることが多いです。


ふぅー、明日はZAGATOとスパイダー頑張ります。
Posted at 2018/05/17 00:23:55 | コメント(2) | トラックバック(0) | アルファロメオジュリア | クルマ
2018年05月15日 イイね!

Wikipediaよりわかりやすい初代ジュリア講座1

先日、Facebookのアルファロメオのグループで私のジュリアの画像の投稿をしたところ、「何という?車種ですか? 白くて国産っぽいw」と言うコメントが寄せられました。
なんと失礼なコメントと思いつつも本人には悪気がないことも考慮して、大人の対応をさせてコメントさせていただきましたが、調べると4Cのオーナーさんでありその失礼なコメント内容よりもアルファロメオ乗りでありながら初代ジュリアを知らないという世代ギャップにショックを受けたのでした・・・。

また、私は行きませんでしが、先週行われたALFAROMEO DAYの投稿を徘徊しながら読んでいるのですが、初代ジュリアシリーズの車種の画像が出てきた途端、車種名も書かれず「旧いアルファもいい味出してました〜」とか車種名が間違っている投稿も見受けられました。

確かに初代ジュリアシリーズは多岐に渡っており、わかりずらいと思います。
なので、どれだけ見ていいただけるかわかりませんが、初代ジュリアシリーズについて紹介して行きたいと思います。
多分忘れてしまうでしょうから製造年などは割愛して、車種名と拾い物の画像と見分け方などについて書きたいと思います。
タイトル通りWikipediaよりわかりやすいと思いますが、Wikipediaより正確ではありません(笑)
が、OFF会等で仲間が車種を答えられずにいるところを、スマホでググらずに言い当てられたら尊敬の眼差し間違いなしです!

Giuliettaシリーズ
そもそも初代ジュリアシリーズは50年代のアルファロメオの中核を担った初代ジュリエッタシリーズの後継機種です。
ジュリアとは「ロミオとジュリエット」のジュリエッタのお姉さんと言うことでジュリアシリーズになったと言われています。
フレームやエンジン、足回りはジュリアなのにボディだけはジュリエッタと言う車種が3車種ほどあります。
つまり、ボディは159なのに、中身は新型ジュリアでFRみたいな事です。
ですからこの3車種については、遠目で見ただけは判断できず、サイドエンブレムやエンジンを見てでないとジュリアかジュリエッタか判断できない車種です。


ジュリア・スプリントスペチアーレ
ベルトーネのフランコ・スカリオーネのデザインとなる流麗なデザインの車です。
ALFAROMEO DAYでも黄色い個体が特別展示車両として出ていたようですね。


ジュリア・スプリント
こちらもフランコ・スカリオーネの作品。
スペチアーレと比べると車長も短くスポーツカーらしさは希薄な感じがします。
こちらはSportivaさんんで現在販売中の個体です。


ジュリア・スパイダー
こちらは映画「ジャッカルの日」に出てくる事で有名なモデルです。
観られたことがない方は是非観てくださいね。

こちらはピニンファリーナデザイン!

ジュリア・スーパーシリーズ
遂にジュリアにジュリアとしての新しいボディが奢られます。それはクーペではなく、ベルリーナ(セダン)からでした。この販売手法は現在の新型ジュリアと同じですね。
ジュリア・スーパーに関しては様々なモデルがある為、代表的なところだけを書いて行きます。

ジュリア・スーパー
基本的に1600CCエンジンとしながら、廉価版の1300CCエンジンのラインアップも追加され、ほぼこの2種類のエンジンでシリーズが構成されています。
四角く、スポーツ性とはかけ離れたデザインのように思えますが、風洞実験をしてデザインされており、当時としては最先端の技術がつぎ込まれていました。
先週の「愛車遍歴」で矢作くんのジュリア・スーパーが紹介されていましたが、ブレーキが効かないのを「こんなもの」としていましたが、ショップの受け売りだとしたら問題だなと思って観ていました。
中身は変わらないまま、Cピラーに奢られたエンブレムなどで車種名の違いはありますが、その辺は割愛させていただきます。


ジュリア・TIスーパー
ホモロゲーションと取るために造られたレーシングモデル。
ヘッドランプ4灯の内2灯をダミーにしてエアインテークとしており、ボンネットのノーズ左にGIULIA TI SUPERのエンブレムが入りますが、ボンネットが交換されている場合などはなくなっている可能性もあります。


ジュリア・ヌォーヴァ・スーパー
フロントグリルが樹脂化され、ボンネットもフラットになりました。
ちょっと個性が薄くなり残念がるファンも多かったと聞きます。


ジュリア・スーパー・ジャルディネッタ
ALFAROMEO DAYの会場にあったその個体の画像です。
実は正確にはジャルディネッタはアルファロメオで作られた車ではありません。
スーパーは警察車両などにも使用されていましたが、その改造をするカロッツェリアにてワゴンに改造された車です。
実際に後部座席に乗りましたが、荷室を広げるために後部座席は縮められており、後部座席はかなり苦痛を伴う乗り心地でした(笑)
が、この形状にしたことによってスポーツ性能が犠牲になった感はありませんでした。
とにもかくにも希少な車であることは間違いないです。

書いているうちにこんな時間になってしまいました。
クーペ編はまた明日!
Posted at 2018/05/16 00:24:27 | コメント(3) | トラックバック(0) | アルファロメオジュリア | 日記
2018年05月10日 イイね!

かわいそうなジュリア

私がリサーチしている限り、アルファロメオGT1300Junior(前期)の市場価格はこの1年で50万円値上がりした。
いや、私が購入を決意した5年前から約50万円ぐらいずつ値上がりしていると言っていい。
その時が約250〜350万円ぐらい・・・。
でも、私が105系ジュリアを意識した約25年前、雑誌の広告ページで見るジュリアの価格は200〜250万円ぐらいだった。
つまり、ジュリアは20年で最大でも100面円程度の値上がりしかしてこなかった。
ジュリアは「名車」とされながらこの20年間は「中古車」としての扱いしか受けてこなかったのだ。
50年前に 
・DOHCオールアルミブロック
・4輪ディスクブレーキ
・ウェットライナー
・中空バルブ
を採用していたのだから名車である事に揺るぎはない。

でも、その間確かにブームはあった。
テレビCMに使われた時だ。
代表的なのはコレだったと思う。

何とも凄いCMだ!
錆びる事で既に有名だった段付きを洗車機で洗車しようという主旨のCMだw
いないとは思うが、コレでジュリアを購入して洗車機に掛けたオーナーがいるのなら田中麗奈、いや出光の功罪は大きい。
この時、タマ不足でジュリアの価格が一時的に高騰したという話は聞いている。
余談ではあるが、出光に対して日石(現エネオス)はこうだった。


また。余談がが長くなって本来の趣旨がズレてしまったし、コレから欲しいと思っている方には怒られるかもしれないが、私はこの価格高騰を喜んでいる。
理由はついにジュリアが「中古車」から「文化財」としての扱いを受けられるようになって来たと感じているからだ。

20年間で最大100万円の価格差、コレが何を意味しているかというと、この間流通したジュリアは殆ど何の手も入れてもらえず流通していたということになるのではないか?
ではこの最大100万円という差は多分、機関系に使われたお金だと思う。
もし、ボディレストアをしていたら当時のお金でも100万円では収まらない・・・。

製造年から約50年も経過していれば、ぶつけたりぶつけられたりもあるし、何よりサビに弱い車なのだ。
私がジュリアの市場価格を250万円と認識していた頃、ある芸能人がジュリアに乗ってテレビに登場した。
アルファロメオ好きで有名な極楽とんぼの加藤浩次で「めちゃイケ」で彼のジュリアは400万円と紹介された。
当時、ボディレストアまですればコレが最低金額だっただろう。
このジュリアは「めちゃイケ」番組内で武田真治にボンネットに乗られてしまうのだが・・・。

老舗と言われるショップでも板金部門を持つショップは少なく下請けに回すしかなくボディレストアは後回しにされた。
なぜか?
ボディレストアをした車両は当然市場価格より高くなってしまう為売れなかったし、ユーザーがそれを望まなかった。

ぶつけられた箇所には乱暴にパテが盛られ、バランスを取る為に反対にも同様なパテが盛られ、見る人が見ればわかる「ジュリアのような車」が作られていった。

コレが今回書きたかった「かわいそうなジュリア」の正体である。

このところの価格高騰によって老舗ショップでも少しずつレストアとまでは行かなくても、価格に相応しいリペアが行われるようになってきているようである。
幸いにも「名車」たるが故にボディパネルもリビルトされている。
多くのジュリアがリセットされて、文化財としての価値を残せればいいなと思う。

Posted at 2018/05/10 21:28:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | アルファロメオジュリア | クルマ
2018年04月22日 イイね!

Sportiva 2018蕎麦ツーリング

今日は、お世話になっているショップのツーリングでした。
ちなみにツーリングの企画は、ルート選定、そして動画作成までが私のお仕事・・・。
朝5時から、今現在までの動画編集に至るまで頑張りました。

という事で、全ては動画をご覧ください。
ちなみに使用した曲の著作権問題でYouTubeに消されてしまう可能性があるので、試聴できなくなっら、この投稿は削除させていただきます・・・。
悪しからず。
Posted at 2018/04/23 00:04:41 | コメント(2) | トラックバック(0) | アルファロメオジュリア | 日記

プロフィール

「謎?
フォローしているわけではないのに、何故かSUPER GT LEXUS TEAM keeper TOMSのドライバー、ニック・キャシディが私のインスタをフォローしてくれた件w
フォローバックしないけどねwww
ニック、猫好きなんかな?w」
何シテル?   12/22 23:30
Rawgan67です。ジュリア(GT1300Junior)との暮らしを中心にアルファロメオライフについて綴って行けたらいいなと思っています。よろしくお願いします...
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