
のっけから脱線しますが、
小生、正月明けから体調崩しブログも控えていたんですが(その割にコメントは連発(爆))、どうやら治療が長丁場になりそう。
そこで、腹を括りました。マイペースではありますが、ポチポチとブログ復活しようかな。不定期ですが、ヨロシクm(_ _)m
さて、本題へ
私の父はスバルを乗り継いできました。
スバル1000の後、1年程度しか生産されなかったff-1にも乗っていたことがあり、当時の取扱説明書が今も手元にあります。今日のブログはこのマニュアルについてです。
私が生まれたころ、父は既にスバル360から1000へと乗り換えていましたが、4ドアの後部座席から子供が飛び出しては危ないとの理由で、わざわざ2ドアのff-1に買い換えたそうです。
(子供をダシに、1000のマイチェン版が欲しかっただけかも?なぜなら、私、結構助手席に座っていた記憶があります(笑))
その現車に付いていた本物のマニュアルです。
どれほど希少かはよく分かりませんが、某オークションをざっと見る限り、同じマニュアルは見当たらず、スポーツセダン版と、英訳版がそれぞれ1点ずつあるだけでした。
昭和44年(1969年)3月1日発行の非売品で、発行は富士重工業株式会社。70ページ程の冊子ですが、「禁、複製、転載」と明記されています。
著作権法53条では、団体名義の著作権保護期間は公表後50年、また、期間の計算方法は同法57条により暦年主義となっていることから、本マニュアルの保護期間は2019年12月31日までとなります。
もし、
東京オリンピックの年まで、このブログが続いていたら、内容の一部を写真で紹介することといたしましょう!(※1 文末参照)
忘れていたらツッコミお願いいたします(笑)
内容は・・・
白黒印刷ではありますが、オーナードライバーが今よりも少なかった時代背景からか、豊富な写真と図解で丁寧に機能を説明しており、スバルの良心を感じます。
また、始動や暖気運転の方法が事細かく書いてあるなど、なかなか興味深いです。
中でも貴重かつ有用なのは配線図かと思われます。
さて、設計図面に著作物性が認められるかについては、判例上「創作的に表現されたもの」であるか否かが争点であり、誰が書いても同じようになる設計図(基板パターンを含まない単なる配線図)には著作物性がないという考え方もあるようです。
それはさておき、配線図について、まずは発行者である富士重工業株式会社(現 株式会社SUBARU)様の「禁転載」の意向を尊重し、誰でも閲覧出来るこの場への掲載は、2020年まで差し控えます。
(※1 文末参照)
ただし、
★スバル1000シリーズオーナー各位★
日本自動車技術史を語る上で欠かせないスバル1000、及びその継承であるff-1、1300Gの現車を維持、保存または再生する目的のために
配線図情報が必要な方は、メッセージ機能でご連絡ください。
情報提供致します(もちろん無料)
(※2文末参照)
なお、
1 対象者は、みんカラで、該当車種の愛車登録を現車の写真付きでされている方に限定させていただきます。
2 本マニュアルの譲渡は考えていません。
3 体調により、レスポンスにお時間を頂くことがあります。
以上3点、ご了承くださいませ。
m(_ _)m
まあ、スバル1000シリーズを持っておられる方は、配線図や整備書を既に備えておられるような気もしますので、あまり意味のない取り組みかもしれません。
詳細な仕様やメンテナンススケジュールなども載っております。興味のあるオーナーさんは、お気軽にご連絡ください。
★その他スバリスト・旧車ファン各位★
今回惜しくも対象とならない全国数十万?のスバリストの皆様、オリンピックイヤー2020年をお楽しみに〜〜\(^-^)/
ーーーーーー本文終わり
株式会社SUBARU 御中
※1
法人名義の著作権保護期間が公表後50年経過で消滅する事及び、著作権よりも保護期間が短い他の知的財産権(特許権、実用新案権、意匠権)は既に消滅している事により、当該マニュアルをパブリックドメイン(公有)とみなし、2020年にその一部を転載する予定としています。
ただし、転載にあたっては、御社の著作者人格権(氏名表示権、同一性保持権)及び商標権を侵害する事の無いよう、配慮致します。
なお、インターネット上に転載するにあたり、みんカラ利用規約第21条第1項により、準拠法は日本国法であることを申し添えます。
※2
配線図については、マニュアル本来の趣旨である製品性能の維持、事故防止等の目的の範囲内で、内容を当然に熟知すべき現車ユーザー間に限定し情報の共有、交換を行うものであります。有償・無償を問わず一般に向けて複写や頒布を行なうものではありません。
また、御社が配線図についての著作権支分権(複写権、頒布権、口述権等)を2019年末まで留保されることに異議を申し立てません。なお、製品ユーザーに正確な情報が伝達されるよう、支分権を行使されますことを希望します。
※3
上記※1※2の取扱について疑義がある場合は、発行者であります株式会社SUBARU様から、ご担当の所属、お名前、ご連絡先を明記の上、メッセージ機能でご連絡ください。真摯に対応させて頂きます。
Posted at 2018/01/24 10:16:06 | |
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