インマニ外します!1 ヒーターコア洗浄
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スイフトZD11Sです。
水回りリフレッシュのためウオーターポンプとサーモスタットを交換しヒーターコア洗浄もしたいと思います。
しかしサーモスタット交換はインマニ取り外しが必須です。
どうせインマネを外すならとインマニ外し必須の他の事もすることに。
少し音のしているオルタネーターとPCVバルブのホースも交換します。
初めての作業がてんこ盛りですが日程3日間を確保し頑張って整備開始です!
編集の都合上時系列が前後しますのでご了承ください。
あ、忘れないうちに最初にバッテリーのマイナスを外しておきます。
最初にヒーターコア清掃です。
まずは水抜きですが水抜きのコックは空冷ファンの下にあり後ろ向きについています。
蝶ネジは上から手を伸ばせば回しやすかったです。
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水はフロントの広範囲に渡って落ちてくるのでバケツを並べて受けました。
コックを捻った後はラジエターキャップを外せば一気に水が出てきますが、勢いよく水が落ちても対処できないのでキャップを付けたままゆっくり出るのを待ちます。
止まってからキャップを外せば残りが出てきます。
全部出たらコックを閉めてラジエター給水口とリザーバータンクに水を入れてエンジンをかけ、温まってラジエターファンが動いたら少ししてからエンジンを切った後、再度水を抜きます。
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インマニの後ろにヒーターコアに繋がるホースがありますが、エアクリボックスとインマネが邪魔で作業はかなり難しそうです。
ホースバンドを外すのも大変そうです。
しかし今回はインマニを外すので楽に作業できます♪
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ヒーターコアに繋がるホースが固着していたので挟むタイプのホースプライヤーを急遽自転車でアストロに行き買ってきました。
プライヤーでつまんでぐりぐり捩じると、どうやっても抜けなかったのが嘘のように簡単に抜けました。
専用工具の力はすごいなあ。
このプライヤーは他のホースを外すときも大活躍してくれました!
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今回はインマニを外してからホースを抜いているのでとても作業が楽です。
インマニを外した後にエンジン内に水やゴミが入らないようサランラップとチラシで養生しました。
ホームセンターで内径15mmの一番安いふにゃふにゃのホースを買ってきて繋げました。
かなりキツイですがちょっとだけ切り込みを入れてねじ込みました。
クランプなしでも全く水漏れしませんでした。
この状態で片方を水道の蛇口に、片方をバケツに受けて水を流します。
どちらから入れても問題ないので、出入口を変えて両方から水を流します。
ちなみにクーラントを水に流すことは法律で禁じられています。
今回の作業で出た冷却水は紙の猫砂14Lに吸収させて燃やすごみとして廃棄しました。(廃棄方法は自治体によって異なります)
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更に徹底的に洗浄します。
クエン酸を少し溶かした水をバケツに入れ、バスポンプを使って循環させます。
これを両方向で各30分行いました。
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バケツの中はホースを繋いだバスポンプとそのまま入れたホースが入っています。
これで水を循環させる訳です。
写真は30分経過時の状態ですがあまり汚れていません。
想像していたより内部の状態がいいようです。
クエン酸は酸性につき錆の原因になりかねないので、クエン酸洗浄の後はよくよく水で洗い流します。
蛇口の水を流し込んだ後、更に真水で30分循環させました。
冬になってみないと効果のほどは良くわかりませんが、ずっとやりたかったヒーターコア洗浄ができて良かったです。
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最後にエア抜きをします。
ネットではよくこの型はエアが抜けないという書き込みを見ます。
私も最初ラジエターキャップのとこで抜く普通のやり方をしましたが確かに今一つ抜けないようでした。
整備マニュアルにエア抜きの方法が記載されていました。
これはかなり大事な部分だと思うので画像で上げます。
この方法だときっちりエアが抜けるようです。
念のためもう一度手順4からしてみましたがきちんと抜けているようでした。
手順もとても簡単で手間がかかりません。
翌朝、減っているクーラントを補充して終了です。
念のためエア抜きプラグとガスケットを交換しました。
エア抜きプラグ 17586-50F00
ガスケット 09168-06026
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