
足回りの総合的な硬さですが、ボディーの剛性とバランスを色々と考えると、今の設定でもフロントが硬いのかも?とか思い始めてまたまた調整してみることに。
今までは過去の経験からフロントが少し硬い方がノーズの入りが…とか色々思って試してきましたが、その縛りで色々な組み合わせを試してもなんかしっくりこなかったりぴょこぴょこしたりして…
結局勝手に作っていたオキテに全く反するセッティングを試してみました。
根拠が無くやった訳ではなく、
体感を正直に信じるなら、フロントが縮みきらずに跳ねる→そのままリアが拾って跳ねる→共振する感じで不快な乗り心地となっている気がしまして。
ただここでリアを柔らかくしすぎるとバネレートが低い為かお尻のフレが収まらずぴょこぴょこして以前に失敗しているので、リアは7段のまま、フロントを2段まで落とすとあら不思議。
ぴょこぴょこ感が激減しました。
もしかして0の方が良いのでは?と落としてみると0、7の方が普段乗りとか凹凸の多い路面では安定します。フロントのぴょこぴょこを抑えようとダンパーを硬くしたのは、逆にバネがしなやかに縮まず受け止めきれない衝撃をボディーに伝えていただけのようです。心配だった大きめの凹凸でもさほど気になる動きも出ません。
フルブレーキングでもピッチ量自体はバネの硬さ依存ですのでさして変化なし。
ちゃんと荷重をのせれば逆に舵も良く効いて懐が深くなったので良いのかなと。恐らくこれならサーキットで縁石に乗ったりしても大きく姿勢を乱さないで済むでしょう。リアが硬いので少し残るのですが、これが程よい具合でフロントの沈むスピードを食ってくれて、加えてリアのグリップがどれくらいあるのか分かりやすくなり、より好みな乗り味に。
考えてみたら、全然曲がらないとか思っていた車が、今までと同じセッティングで良くなるはずはないですね。
全ての車がに当てはまるテンプレなんてないんだな…なんて改めて思いました。
セッティングは本当に好みの世界ですので、あまり固定観念に縛られず、感じた事に従って進めるのが正解と思った一日でした。
仕事帰りに寄り道しすぎて嫁にこっぴどく叱られたのはナイショ。
Posted at 2018/09/13 23:54:10 | |
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