センターパネル類制作
1
長年放置していたセンターパネル類が、やっと完成したので纏めます。
構想自体はおよそ3年前。
Androidオーディオを純正EMVの位置に無理やり押し込んだものの、タッチパネルを操作する際に、地味に運転席から遠く感じました。
あと数センチ近ければ身を乗り出さずにタッチできそう…
そこで、ダッシュのチリギリギリまでオーディオを引き出したのが全ての過ちの始まり(笑)
2
まず、オーディオの位置に合わせると、
あらゆるものが寸足らずになりまして、
足りない部分を紙粘土で作って、
離型剤を塗ってからFRPを貼っていきます。
内装ですから、さほど強度はいりません。
色々試行錯誤しつつ進めてましたが、
ガラスマットを積層すると結構ガタガタになってしまうので、
ガラスクロスを2プライくらい貼った方がパテ盛りが楽でした。
後は納得いくまでファイバーパテを盛ってから削ります。
パテはお気に入りの、
イサム ラクーダファイバーパテ
を使ってます。
ポリパテに近い盛りやすさですが、
厚付けも出来て、手研ぎでもよく研げます。
半乾きになると引っ張るのはやはりファイバーパテですが、
色々使ってコレが1番いいので、お客さんにもオススメしています。
3
早速ドツボにハマってるのですが、
紙粘土でカタを作った上にFRPを貼ると、
一回り大きなパネルが出来ます。
ホントはこれを雌型にして内側にFRPを貼るのが正しくて賢いやり方ですが、
作者はチンパンジー程度の知能しかないので
一回り大きなパネルの隙間を無理やり埋めております(笑)
案外天才チンパンジーなのか、
それなりに埋まったので、
残った隙間はエプトシーラーを貼って誤魔化しました。
4
今回は塗装したのはオーディオ回りのパネルのみで、
他はアルカンターラっぽい何かを貼りました。
多少凸凹していても布を貼れば誤魔化せてしまうので、
内装の場合は布張りも検討してみても良いかもしれません。
エアコンスイッチ周りのパネルですが、FRPだと綺麗にハマるものが作れず、
天才チンパンジーが悩みに悩んだ末に思いついたのが、
ABS樹脂(お安めのプランターをカットしてバラバラにして、
熱でくっ付けてでっかい板にしたもの)をベースにするというもの。
これならヒートガンで炙って無理やり曲げて仕舞えば形の調整ができます。
想像力が足りんので、現物合わせができる方が上手くいきました(笑)
ハヤクニンゲンニナリタイー
しかしやはりチンパンジー。
ここで問題が起きまして、ここまで作ったのに隙間に52φのメーター が入らないのでは疑惑が…
5
定規を突き合わせ、
数日悩んでDINゲージなら何とか入りそうな事に気づき、仮合せ。
ブースト計と3連メーターでメーカーが変わるという不祥事が発生するも、
チンパンジーなのでメーカーとかよくわかんないです(笑)
結局必要な配線は同じですし。
良さげなのでL型アングルをカット、
穴あけしてDINゲージのステーを作成。
水温だけ先に配線をしたのですが、
油温を取り出そうとしてたキノクニのブロックは、
センサーアダプターがないと1/8ptのセンサーが刺さらない事が判明し、
再び部品待ちに。
6
DINゲージを配線して、DINゲージ用のパネルを作成。
こちらはベースをプラ板で作り、
曲面を出すのに紙粘土をモリモリ。
全てのパネル作りに、
トータルで紙粘土を5袋消費しました。
その上からFRPを貼ったのですが、チンパンジーなので離型剤を塗り忘れて惨劇が(笑)
パーツクリーナーをほぼ1本使って無理やりに剥がすハメに…
FRP貼りの前には離型剤をお忘れなく!
そしてパテ盛り。
FRPの反りが酷く、塗装の師の門を叩く。
何とかフラットにして頂きました。
圧倒的感謝。
最終布貼りして、
固定はナッターでナットリベットを打ち込んで、
PCケース用のM3ネジで固定。
M3との記載だったのに、
どうやってもナットと合わずネジ山を全て切り直すハメに…
Amazonの安物には良くある事ですね。
7
イルミは大体を赤で揃えました。
ブースト計はスピードメーターやタコと同じ方が良いかな?
と白にしたものの、
赤の方が良かったか?
悩みはつきません。
結論として、
チンパンジーはやってはいけません(笑)
何度途中で投げ出そうと思った事か…
ゴリゴリに内装やってる方ホントに凄いです。
私はもう2度とやりたくありません(笑)
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