おはこんばんちは
ご苦労様です。自粛は解除もしくは解除間近とはいえ在宅勤務休業が続いています。
ポンコツキューブも、これを活用して点検整備し、ユーザー車検に挑戦しました。
今回再度認識したのは、いわゆる車検、正式には継続検査は、基本的には検査で、車検時に継続検査に適合しているかどうかを判定する検査であると、当たり前のことを再度理解しました。同時に、車検整備と称して、どれだけお金を取られているかを実感しました。もちろん車検は関係なく、整備が必要な部分は随時対応していることが前提の話で、整備は不要と言っているのではありません。(整備は必ずしも車検時に行う必要はないという意味です。)
4月の中場より、車の点検をぼちぼち実施しました。24か月点検項目に沿って確認していきました。点検はお店に頼むと一部の項目は測定値の入った結果をくれますが、測定値は法的には要求項目ではないようです。今回は可能な部分は自分で、それ以外はテスター屋さんでという作戦です。以下は自分でやった点検の一部です。液類の漏れや取付状態の確認が主な項目です。
油滲みの対策をしたCVTですが、現時点は滲みが止まっているようです。よかった。
自作エアコンフィルター。剛性がなく、下側に寄って役に立っていなかったので枠を適当な紙で追加しました。これでどうだ?
フロア下側。漏れや破損、固定状態は問題なさそうです。
前軸周り。油もれ、破損、ガタ等はなし。内側のドライブシャフトブーツの軸部端が若干グリースっぽい気がするので念のため洗浄拭取りを実施しました。
リヤブレーキ。ライニングの厚みは4㎜ほどで、問題なし。前輪パッドも6-7㎜残っていました。
キャニスタ。燃料タンクそばにありました。
エンジンルームも点検し、液もの(クーラント、ブレーキフルード、エンジンオイル)の漏れは無し、量もOK。ただし発見したのは....
吸気ダクト先端を固定するクリップの欠如です。いままで何十回と見てたのに初めて発見しました。ストレートでクリップを調達(5個で約300円)、固定しました。タイラップは仮の処置です。
若干細部形状が違うのものの、寸法のあうものを選択し、ばっちりです。
これ以外にタイヤの状態、車体の損傷、灯火ワイパー等の作動状態を確認しました。
後は車の内外を洗浄し、本番に備えました。
前回紹介したホルツのシートクリーナーです。
こうやって使うようです。
この泡を拭取ると.....
多少汚れがとれました....汚れてなかったのか、効果が少ないのか.....
同時期に、運輸局にいって検査ラインの見学をしました。ウェブサイトをみると、ユーザー車検の人には事前の見学がおすすめとあったので。検査ラインでは、何をするかは前方の掲示板にでるし、やること自体もそれほど難しくなさそうでしたが、初心者はあたふたすること必至の印象でした。見学はとても参考になりました。
さて、次のステップは、テスター屋さんでの確認です。
中部運輸局(名古屋市中川区)の近所には、3軒位のテスター屋さんがあるようです。いまはユーザー車検のお客も歓迎ということらしく、良い時代になりました。どこに行こうかと迷って、最初に電話した、中川カーテスター場さんは、丁寧に説明してくれたので、ここに行きました。https://www.facebook.com/nakagawa.cartester/
ユーザー車検で、フルメニューをお願いしました。まずはブレーキですが、前輪の左右バランスがいまいちということでゆっくり踏まないと通らないよと、何回も練習させてくれました。5-6回後にOKレベルとなり、この感覚を覚えておく必要があります。それから、ライトがロービームでは通らない(パターンが悪い)ので、ハイビームで通るように調整してくれました。メーターは、39㎞/hでパッシングしろとの御指導。サイドスリップは問題なし、その他灯火類もOKでした。テスター屋さんの見解は、この状態なら通るということで、一安心です。
その足で運輸局にいき、申請書等をもらって帰宅、Websiteの情報を参考に、書類を準備しました。
さて当日です。朝いちばんの時間(900-1015)を予約していたので、835分に到着、以下がタイムラインです。
835 運輸局到着、自賠責、重量税と検査費用の印紙を買って用紙に貼る、
845 窓口に到着、二人待ったのち受付。書類は問題なし。コロナの特例で、3月〜5月末までに車検の車は6月1日まで車検期限が伸びているため、次回の車検期限も6月1日にできますが、どうしますか?と言われて即決定。自賠責の期間の入っているので費用が掛かるわけでもなく、ラッキーです。まあ一週間ほどですが....
855 検査ラインに到着、自分は10番目。テスター屋のおじさんは、3番または4番がいいよ(サイドスリップがまっすぐ走れるので)と言っていましたが、この日は3,4番が開いていました。
925 順番が来ました。まずは車の車台番号や灯火の確認です。ユーザー車検初心者である旨を申告、検査員は、わかりました!と特に珍しい感じではなかったです。何も問題なく終了しました。
前に車二台待ったのち、検査ラインに侵入します。別の検査員の方がついてくれました。フットブレーキ駐車ブレーキの意味を説明してくれる親切振り。公務員は国民の公僕とはいえ、恐縮しました。以下項目別の結果です。
サイドスリップ 〇
フットブレーキ 〇 事前の練習の成果か、あっさりと合格。
駐車ブレーキ 〇
メーター 一回目はパッシングが短くやり直し。放送で言われて恥ずかしいやつ。二回目で〇
光軸 ロービーム× ハイビーム〇 テスター屋のおじさんのノウハウマンセー!
排気ガス 〇 この後検査票に結果印字
下回り 〇 検査票に結果を印字
これで検査は終わりです。総合ボックスに書類を持参し、新しい車検証とステッカーをもらって終了 955でした。
費用
検査登録料 1700円
重量税 24500円
自賠責 21550円
合計 47750円
テスター屋 2750円
全部で5万円程度と、お店に出す場合の半額以下となりました。
それ以外の費用は点検整備に掛かった部品、オイル等が約5000円でした。
点検記録簿に関しての言及はなし。車検証にも記録簿ありとしっかり記載されました。
総括として、勉強になるのと、自分の車に対する愛着が上がること、費用が抑えられる点が利点です。逆に、点検や整備に要する時間は今回の場合でも当日2時間、テスター屋1.5時間(含む移動時間)、整備点検に10時間以上と、結構な労力を取られるのも事実です。忙しい人には向いてません。そういう人はお金で解決したほうがよさそうです。
感想ですが、やってみると意外に簡単って多くの先輩たちと同じです。車に大きな問題がないときは新しい挑戦としてやってみるのもよろしいのではないでそうか?
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
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2020/05/23 22:29:56