Wi-fi対応していない手持ちのデジカメを無線対応SDカードで対応させようと、いろいろ情報収集していたのですがeyefiとFlashAirと言う2種類がありそれぞれ長所と短所があるようで、果たしてどちらが良いのか自分で試して見るのが一番早道だと言うことで両方買ってみました。
と言っても常用してるカメラは2台あるので特にムダな買い物でもないわけですが。
とりあえず正式に対応しているCanonのX7にはeyefiカードを、ちょっと古いSONYのWX50にはFlashAirを装着することにしますが、その前にUSBカードリーダーでPCに接続して設定します。
ウチの環境は無線LANルーターにPCを有線接続してる状況なのでそれぞれのカードでちょっと複雑な事前設定があるのですが、特に難しいことはなくネットで公開されている設定方法の通りにやれば問題なく終了しました。
さて肝心の使い勝手ですが、やはりそれぞれの方式に優劣があって使い方にもよるのでしょうがどちらが良いと言うハッキリとした決定的な差は見出せませんでした。
CanonX7とeyefi(今回mobiPROですが)の組み合わせでは事前にインストールしたソフトにより保存先フォルダなどを決めることが出来るのでカメラの設定でEyefi通信する設定にしておけば写真を撮るたびにどんどんPCに転送されて行くので何も手間がかかりません。
SONY WX50とFlashAirの組み合わせでは通信する設定にしておいて写真を撮ってもそのままでは何も起こりません。(ウチの環境は無線LAN装備のPCではないので少し特殊ですが)ブラウザかPCにインストールしたソフト(フリーソフトでいろいろありますが今回はFlashGetと言うフリーソフトをインストールして見ました)で一括取り込みすると言う手順になります。その際に毎回取り込み先を指定してやらないとダメなので(ソフトの設定でどうにかなるのかもしれませんが)その点が面倒くさいです。
転送する速度は送る一枚のデータ量が2台のカメラで違うので一概には言えませんがFlashAirの方がサクサクした感じがします。
eyefiの方は保存先フォルダでJPEGファイルとRAWファイルを別々に保存出来る機能があるのは便利だと思いましたがデータ量が多くなるとそれだけ転送時間がかかるのは仕方がないのかも。
一応2台のカメラともWi-fi化出来たわけですが、みんカラ等に数枚から十数枚程度アップすると言う用途なら一々その都度USB接続で繋いでデータ転送する手間がなく両方とも実に便利なんですが、旅行などで大量に撮影して来たデータを一度にPCに転送すると言う使い方には向いていないと思います。その際はやはりUSB接続に頼ることになるでしょう。
使い方的にはまだ設定したばかりで見落としてる設定や間違った使い方をしてる可能性もあるので今後評価が変わることもあると思います。
この他にもeyefiには1年間無料の容量無制限クラウドがついていたりFlashAirにも今回紹介し切れないさまざまな機能があるようでまだまだほんの入り口の使い勝手の感想でしたが、世の中便利になったものだなあと言うのが正直なところです。
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EOS KissX7あれこれ | 日記
Posted at
2015/05/24 13:40:35