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ヒライ@MR-Sの愛車 [トヨタ 86]

パーツレビュー

2022年4月2日

YOKOHAMA ADVAN NEOVA AD09  

評価:
5
YOKOHAMA ADVAN NEOVA AD09
ヨコハマ製のハイグリップラジアルタイヤ『AD09』です。
スポーツ走行用に購入しました。

2013年/3月にデビューしたADVAN NEOVA AD08Rから9年が経ち、2022年/2月ようやく登場した後継モデルです。
セミスリックタイヤを除いたラジアルカテゴリーではヨコハマのフラグシップモデルだったAD08Rですが、現在はA052がフラグシップモデルとして存在しますので、AD09はストリートをより意識したハイグリップラジアルと言う立ち位置となります。

購入したサイズは225/45R17。
本当は235幅~245幅くらいが欲しかったのですが3月段階では20サイズしか存在していません。
年内には60サイズまで拡大する予定のようですが、早く使ってみたかったので購入!
早速スポーツ走行で試してきました。

まず前作であるAD08Rとの違いをざっくりまとめておきたいのですが、わかりやすい違いとしてアウト・イン指定のタイヤになったということがあげられます。
(前作は回転方向指定のタイヤ)
これによりアウトサイドを酷使するコーナーでの安定感が増しました!

またこの手のデザインはアウトサイドに比べてインサイドの溝を増やしやすく、工夫もしやすいのでロードノイズが控えめなものが多いです。
もちろんコンフォートタイヤのような静かさがあるわけではありませんが、ハイグリップタイヤのわりには控えめであり、このあたりも街乗りを意識していると思わせる部分ですね!

またAD08Rは新品時に7mmは溝高がありましたが、それが実測6.3mm(メーカー公称値6.5mm)ほどに減少。
(同ヨコハマのA052のように縦溝ごとに深さを変えているなどは無く、イン側アウト側共通の溝高です)
連続する縦溝は3本から2本に減少した分、一本あたりの幅が太くなっていますね。

ホイールに組み込んでいるときの手応えだけではあまりわかりませんでしたが、乗ってみると明らかに剛性が上がっていることがわかります。
ヨコハマ史上最大のケース剛性と唄われており、センター部分のベルトが1枚から2枚に変化、ケース全体を支えているカーカスも太さ本数共にアップしているそうです。
これは変化を感じれない人がいないレベルじゃないかと思います!

剛性が上がり、ランド比(トレッド面の溝以外が占める比率)も上昇しましたが、必ずしも重くなっているわけではありません。
(225/45R17の場合08Rに比べ一本400gほど増加していますが、軽くなっているサイズもけっこうあります)
近年のタイヤは軽くなっていることも多く、同ヨコハマのA052がサイズの割には軽いので、後発のAD09も軽いかもしれないと思いましたが、A052に比べると全体的に重たいタイヤです。
(A052がかるすぎるだけな気もしますが、このサイズの場合一本あたり1100gほどA052の方が軽いです)


スポーツ走行での感触で言うとドライグリップ、ウェットグリップ共に高いレベルを持っていて非常に印象が良かったです!
12DやA052や71RSには及ばないですが、旧AD08RやZⅢの旧コンパウンドよりは確実にグリップします!

とは言え最近のZⅢのコンパウンドはとても柔らかくなっているので、直接比較してみないことにはわかりません。
その分、耐久性はAD09の方が上なのではないかと言う印象です。
スポーツ走行後の減り方も綺麗ですし、他のハイグリップラジアルと比較しても極端な偏摩耗を起こしません。
硬めのコンパウンドだからかはわかりませんが、ハイグリップにしては珍しく限界時にはタイヤが鳴くことがありますね。

71RSや12Dのようにタイヤそのものに傾きを設けていないのでハンドリングはとても素直です!
直線時にネチャネチャなコンパウンドグリップを感じるブリヂストン系と言うよりはA052のようなハンドリングの方向性ですね。
剛性強化の影響もあって乗りやすいですし、摩耗も穏やかなわりにはグリップ力も高く、ウェットグリップも安定していました。
(とは言えウェットなどもA052や71RSには及ばないです)



総評!
比較対象はZⅢやR1R、旧AD08Rといったカテゴリーのタイヤであり、12Dやβシリーズ、A052と言ったハイパーラジアルと言われるカテゴリーとはグリップ力での比較はできない印象です!
その分不快な要素が少なく!石を拾ってジャリジャリうるさいと言ったこともありません。

剛性の出し方はまさに今どきのタイヤと言う感じで、偏摩耗もしにく、高い剛性を持ちつつも不思議と乗り心地は損ないません。
こればっかりは古い設計のタイヤでは難しい領域です!

コンパウンドに頼り切ったタイヤでは無い分、しっかりと体重を載せたときに素直な反応を見せてくれるタイヤです!
ハイグリップのわりには不快な要素が少なく!街乗りからたまのサーキットまで高いレベルでこなしてくれるタイヤかと思います!
最新設計って感じがしますね!
パターンデザインが独特なので好みだと言う方も多いと思います!

使用後半まで高いレベルをキープできるようでしたら別サイズでもリピートしてみたいと思います!
  • ショルダーはもちろん、縦溝周辺の減りも極端な偏摩耗をおこしません。

このレビューで紹介された商品

YOKOHAMA ADVAN NEOVA AD09

4.66

YOKOHAMA ADVAN NEOVA AD09

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