V100 燃料計の故障(誤差発生) ②
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
<ヒューエルセンサーを外す>
①電源カプラーを外す。
②フューエルセンサーガイドを外す。(プライヤー)
プラスチック製で大きな六角ナットの形になってます。
③フューエルセンサーを外す。
爪で引っかかってるだけなので手で外せます。
外したら、ガソリンタンクはウエス等で塞いでおきます。
2
あれ!なんか予想したのとは違い、きれいです。錆々を予想していましたが、不動期間中はしっかりガソリンに漬けられて保管されていたようです。
若干センサーの接点の接触部分(ヒゲのような物)が弱い感じはしますが、他はきれいです。電気経路も問題ありません。
問題があるのは燃料計側の抵抗の方なのか?フューエルセンサーを見てうれしかった半面、ちょっとやばいな~と思いました。
3
せっかくなのでさらに分解しました。
<フューエルセンサーを清掃する>
①フロートを外す。(プライヤー)
本来、分解するパーツではないようで、直径5mm程度のワッシャで固定されていました。プライヤーで取りましたが何とか再利用出来そうです。
4
②センサーの清掃
ワイヤーブラシなどでこするような材質ではないので、樹脂ブラシで、それもやさしくこすりましたが、元々きれいなのでほとんど変化がないですね。
③センサー接点の折り曲げ
接点を少し折り曲げて、より強くセンサーの抵抗部分に当たるように変更しました。あまり強く曲げるとパーツ寿命が短くなりそうですが。
<フューエルセンサーを組み立てる>
①センサー本体とフロートをワッシャで再固定する。(プライヤー、ペンチ)
プライヤーとペンチをうまく使いながら、5mmのワッシャを締めこんでいきます。ワッシャが小さいので手では無理です。
②カプラーに接点復活剤を塗布する。
余計な電気抵抗はまずいので、念の為に塗布します。
以下、逆手順にてサイドロアカウルまで組み付けします。
フューエルセンサー自体に大きな不具合が発見出来なかったので、燃料計の方を見てみます。
5
<メーターカウルを外す>
外し方は「V100 フロント・ライト・メーターカウル取外し」を参照
ねじ三ケ所でメーターカウル側が外れますが、内装剥しを使った方がいいです。
<メーターを取り外す>
外し方は「V100 メーターカウル塗装」を参照
<メーターカバーを取り外す>
写真のように細いポッチなので、内装剥しでやさしく外します。
6
<燃料計に注油>
燃料計の軸に注油(ベルハンマー)しますが、油の飛び散りに注意です。
燃料計の針をF→E→Fと繰り返し動かして、油をならします。少し針を動かす時の抵抗が軽くなった気がします。
若干飛び散った油はパーツクリーナーを染み込ませた紙ウエスでふき取ります。
<燃料計の配線に接点復活剤を塗布>
燃料計に関連する配線ライン及びカプラーにパーツクリーナーで洗浄後、接点復活剤を塗布。
これで直ってればいいのですが、、、。今の知識ではこの作業が限界です。
直らなかった場合は、燃料計のパネルをばらして抵抗値を計るしかないですね。その時は電気系は苦手だけど、予習して再トライです。
以下、逆手順にてメーターカウルまで組み付けします。
7
写真はガス欠給油時距離。備忘録。
本来なら、満タンのガソリンを抜いて、少しずつガソリンを入れながらそれに合わせた燃料計の連動性を確認したいところですが、今回は面倒なので省略します。走行しながら慎重に燃料計の動きを確認予定です。
念の為、今後しばらくは燃料計を過信せず、走行距離優先で確認していきます。
8
<追記分>
60km走行時(推定2L消費)
まだFラインより上。タンク内の1/3は消費した事になりますが、これで直っていない事をほぼ確信。
178km走行時(推定6L消費)
燃料計は残1/3を指す。
ガソリン携行缶をメットインに忍ばせ、ぎりぎりまで粘ってみました。タンク内は目視で若干底にガソリンが残っている感じです。
走行に支障はありませんが、直したいです。リベンジします。
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