ミッションオイル交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
ストリートメインでしたらそんなに神経質になる必要もないですが、走行会等で使った場合はエンジンオイル以上に過熱することがありますのでミッションオイルはこまめに交換しましょう。
また、新車の時には金属粉が沢山出ますからこちらもこまめに交換すると気持ちの良いシフトフィールになると思います。
交換に必要な道具です。
・21mmレンチ
緩める時にサブフレームメンバに手をぶつけて怪我する可能性がありますので
(私は経験有。爪が割れて流血惨事になりました(T T))
21mmのコマ+ラチェットorスピンナ+120mm程度(ずっこけてもサブメンバに当たらない位の長さのエクステンション)
のエクステンション
・オイルをゲージから入れるためのじょうご、延長ホース
有名なエーモンのジャバラ付きじょうごを私は使っています。
・ラダーレール、ウマ等、車の前から車体下部に潜り込めるようにするためのゲタ
・ウェス、廃油受け、パーツクリーナー等。
タービン周りにオイルが付くといつまでも臭いのでウェス、新聞紙などは沢山使って養生しましょう。
あったら便利(できれば使うことを推奨)なもの
・厚手の耐油ビニールorゴム手袋
2
ミッションオイルのドレンボルトはフロントサブメンバの後ろ側にあります。
このボルトを緩めます。
結構堅く締まってますのでサブメンバに手をぶつけないように注意!
(素手でぶつけると大けがしますよ!)
3
前から車体下部に潜るので、体が挟まれないように細心の注意を払ってください。
私は車庫のところの段差をうまく利用して空間を確保しています。
4
廃油受けを置いて、ミッションオイルを排出、受けます。
とにかくギヤオイル系は臭いし、冬場は堅いからこぼすと後掃除が大変なので注意しましょう。
エンジンオイル以上に冷えていると抜けにくいので走行してきた後にやけどに気をつけて抜くほうが良いです。
ですのでエンジンオイル交換時同様に、厚手の耐油ゴムorビニール手袋での作業をお勧めします。
ドレンには磁石がついています。
砂鉄、切り粉のような金属粉が着いていますからパーツクリーナー等で綺麗に拭き取りましょう。
5
堅いオイルなので、結構長くかかります。
お茶でも飲んでのんびり待ちましょう。
その間、エンジンルームにオイルを置いておくなりして暖めておくと柔らかくなり入れるのが楽です。
とにかくギヤオイルは冬場の冷えてる時は水飴並に堅くなりますから暖めることに気をつけましょう。
6
抜けたらドレンを締めます。
ガスケットは毎回交換が望ましいですが、
アルミ板のリングなので大きな傷や外す時に漏れがなければそのままで大丈夫でしょう。
オイルはタービン横のインタークーラー下にある
ミッションオイルのレベルゲージから入れます。
7
エーモンのじょうごはあつらえたようにこの穴にぴったりはまりますのでしっかりと差し込んでオイルを注入していきます。
あまり勢い良く入れると、ミッションケース内の空気が抜けずに逆流して吹き出しますので注意しましょう。
(特に1~1.5L位入れた時になりやすいみたいです)
大体3.2~3.5Lの間位が適量です。
エンジンオイルと違い、浸ってるだけなのでそんなに神経質にならなくても大丈夫ですが(^^;
8
3.2L位入れたらしばらく待って、ゲージを差し込んで量を確認しましょう。
足りなかった場合は少しずつ(0.05L位)足して様子をみましょう。
入れる時にはH~気持ち多めに入れるとその後走って落ち着いた時に大体L~Hの間になるようです。
ちなみにミッションオイルにはエンジンオイルと違い相性があります。
通常の用途(街乗り~ちょっと元気走り)
であれば純正オイルが一番です。
走行会用途、機械式デフを入れた場合は
熱ダレ対策等で別のオイルでもいいでしょう。
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