GIVI 3D603（のらなMOD）

3D603のマウント部分がZ125のタンクキャップ周辺に干渉するため、このままでは装着出来ません。思いついた方法は3つ。
1．タンクキャップ周辺を削る→部品代3000円以上
2．車体側アタッチメントを嵩上げする→タンクキャップが開かなくなる
3．3D603のマウントを削る→部品代2000円以下
ということで、加工が簡単＆失敗した時の損失が最も低い3番目を選択しました。干渉箇所を入念にチェックしましたが、なんとかなりそうです。


　　　

加工作業は分解しなくてもできますよ。
使用する工具はカッターナイフのみ。切るのではなく、刃を立てて削っていきます。切削性の良い樹脂だったので、刃物き馴染みがある方にとっては比較的簡単な作業といえるでしょう。

樹脂の肉厚残と車体との干渉を確認しつつ、1時間ほどで切削は完了しました。これ以上削ると穴が開きそうな切削量ですが、強度的な問題は無さそうです。この後に切削面を軽く研磨して、加工は完了です。

バッグに組み付けると、一応は完成です。しかし、グレーの車体に赤いレバーなの許せなくなってきました。

かなり昔に購入していた、樹脂染色塗料で黒染めに挑戦です。樹脂によっては色が入り難いのですが、とにかくやってみないと分からない系です。

染まりやすい樹脂なら3分でもOKですが、この樹脂は1時間以上かけても完全には染まりませんでした。塗料が痛んでいたかもしれませんが、とにかく中途半端なのは困るなぁ。

仕方がないので、染めQを使ってみました。今回はプライマー処理していないので、剥げてくる可能性も大ですけれども。ともかくしっかりと黒色にはなりました。

組み付けるとカッコ良いです、好みです。色が落ちてきたら補修していく方法で、一件落着にしておきましょう。