アーシング(追加作業あり)
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
オーディオ製品に頼らない音質向上を狙って、効果があるといわれるアーシングを試してみたいと思っていました。
ある日、ネットでアーシングケーブルが1本単位で安く売られていることに気が付いたので、すぐに入手して自分で作業しました。
これが標準のアース線。黒い貧弱なケーブルがお分かりただけるだろうか?
オルタネーターの奥にある、エンジンブロックに接する金属の塊からフェンダー奥のフレームにつながっています。
2
今回使ったアーシングケーブル3本です。
全て清和工業のアーシングケーブルでヤフーなどで購入しました。
①15sq×30cm:写真1枚目の標準ケーブルと交換しました。
②15sq×100cm:エンジンヘッドから、①と同じくフレームのアースポイントに配線しました。
③20sq×30cm:標準ケーブルと左右反対側のフレームからバッテリーのマイナス端子に配線しました。
3
ケーブル①と②を配線したところです。
②をエンジンヘッドに固定する際には、6mm×15mmのフランジ付きボルトが必要になります。
ケーブルが暴れないように配線バンドで固定しています。
4
ケーブル③を配線したところです。
ボディからバッテリーのマイナスにつながる標準アース線は恐らくエアクリーナーを分解しないと出てこないと思います。
分解は面倒なので、簡単にアクセスできるフレームからマイナスに戻しました。
ボディを通った電気の最後の通り道なのでここだけ太くしました。
5
アーシング後のエンジンルーム全景です。
念のためコルゲートチューブを被せたので見た目が地味ですな。
本当はテスターを使って適切なアースポイントを探りながら配線するようですが、今はそこまでの元気がありません。
そして結果ですが、テキトーに配線したにも関わらず、オーディオ的にはノイズ感が減って音の質が向上したように思います。
オーディオとは別に、明らかにエンジンの吹き上がりがスムーズになり、トルク感も向上しました。加えて、排気音も静かになりました。
アイドリングストップも問題なく作動しています。
ケーブル自体は全部で2,500円程度なので、恐ろしくコストパフォーマンスが高いと思います。
と、ここで終わりだったのですが、コメントをいただき、ケーブル③の取り付けを見直すことになりました。
6
ジュークを含む日産車のバッテリーのマイナス端子の手前には電流センサーが付いています。
私のジュークではバッテリーマイナス端子の奥の黒い部品がそれにあたります。
電流センサーの構造を調べたのですが、センサーの開口部に電気を通過させる必要があるようです。
つまり、バッテリーに向かって奥から手前に、電流センサーの開口部をとおしてバッテリーに電気を戻す必要があります。
とりあえずの対策として、ホームセンターでステンレス製のL型汎用ステーを調達してきました。
7
ステーをセンサーの開口部の奥から差し込んで固定して、ケーブル③をボルトで止めました。
8
角度を変えて撮りました。
コメントをいただいてから色々調べましたが、ステンレスは電気を通し難い物質いなので、アーシングの部材としては向かないらしい...。なので、いずれ対応したいと思っています。
とはいうものの、マイナスに直接戻す場合とオーディオの音に変化がありました。音がクリアになって上下にレンジが広がったような気がします。これはステンレスの音が乗っている可能性もあります。
バッ直の場合はもっと落ち着きがありました。でも、これはこれで悪くないですね。
なお、クルマのフィーリングに顕著な変化はないように思います。
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