クーラントとサーモスタットの交換に挑戦
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
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ホンダの超ロングライフクーラント、新車から11年または20万キロは交換不要とのことですが、本当にそんなに持つか不安で、、、と思っているうちに11年経ちました汗
というわけでそろそろ交換します。
クーラントの交換に合わせてラジエターキャップとサーモスタットも交換です。
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今回の作業箇所はこんな感じ
青丸がラジエターキャップ
赤丸がサーモスタット
緑矢印の箇所にドレンバルブ
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まずはクーラントの排出
(エンジンが冷えてる状態で作業しましょう!エンジン運転後だと高温のクーラントで火傷します)
ラジエターの下部にドレンプラグ(緑丸部分)があるのでこれを緩めます。手で緩むので、取り外さない程度に緩めればクーラントが排出されます。
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まずはチョロチョロ排出。バケツで受けて問題なさそうならラジエターキャップを外します、すると勢いよく排出されます。
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クーラントを抜きつつ、サーモスタット(サーモバルブ)の交換です。
赤丸のボルト(ソケット10mm)2本を外せばカバーが外れサーモスタットが出てきます。
外す際にクーラントが出てきますが全て受けるのは不可能かと思いますので、そのまま下へ垂れ流しです。(バケツで可能な限り受けました)
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外したサーモスタットの比較です。
新品に付属していたパッキンをつける際は取り外した古い物を参考に位置を合わせました。ただの円周上の物ではなく、突起付きの変わったパッキンでした。
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新品のサーモスタットの取り付けです。パッキンに凸部が2箇所あるのできちんと収まる位置を探します。
その後カバーを付け、ボルト2本を締めたら終わり。
サーモスタットの交換作業時間は10分ぐらいでしょうか。
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写真を撮り忘れましたが、リザーバー内のクーラントも排出です。
リザーバーはキャップを外し、リザーバー本体(タンク)を上方へ持ち上げればそのまま外れます。丸ごと外して内部のクーラントを排出です。
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クーラントの排出が終わったらドレンプラグを締めます。
(エンジン内部やヒータコア内のクーラントを排出するのはもう一手間かかるので、自分はドレンプラグとサーモスタット部からのみの排出でしたが、5L近く抜けました)
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最後はエンジンをかけてエア抜き作業。
まずはラジエターキャップ部からクーラントを補充します。
この状態(キャップを外したまま)でエンジンをかけ、しばらく暖気。ぽこぽこ気泡が出て液面が下がっていくので少しずつ補充します。
次にメーター部で青く光る水温マークが消灯したタイミングで今度はヒーターの設定温度を最大、送風も最大にします。
このまま電動ファンが回り始めるまでエンジンを回し続け液面が下がれば補充していきます。
ある程度エンジンを回していれば大きな気泡がなくなり液面が安定してくるので終了です。
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ちなみに、ネットで見たペットボトルを切って、突っ込む方法ですが、口のサイズを色々調整しましたが、どうしても隙間が出来きクーラントが漏れるため、思ったように液面調整出来ずでした。
少し面倒ですが、上の写真の方法(液面が下がれば補充する)で十分かと思います。
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最後にラジエターキャップを交換し、リザーバーをMAXまで満たしたら終了です。
作業後はリザーバーの液面も少しずつ減る可能性があるので、エンジンが冷えた状態でレベルをまめに確認して調整しましょう。
エア抜き作業が面倒ですが、手順さえ理解すれば簡単かと思います。
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