タイロッドエンドブーツの交換に初挑戦

車検見積もりに出したところ、タイロッドエンドブーツが破れており、このままでは車検に通らない（ロアボールジョイントブーツも交換推奨）とのこと。

自分で交換できそうか調べたところ、難しい調整等もなく、基本的には外して付けるだけ。手持ちの工具＋αでなんとかなりそう。

ということで交換に初挑戦です！

まずはタイヤを外してタイロッドエンドにアクセス。

ブーツはひび割れ、反対側は完全にパックリいってました。

下側の割ピンを外して19mmのレンチでナットを外します。

Amazonで買ったタイロッドエンドプーラーをセット。そこそこ安くて評判の良いやつで、2200円ぐらいでした。
（一生のうち、数回使うだけだと思いますが、オートバックスに交換を頼んだ場合、工賃は片側4400円なのでまぁ買っても良いかなと。。。）

https://amzn.to/41ViMfM

外す際にネジ山を傷つける恐れがあるみたいなので、外したナットをかけて、プーラーの下爪はナットにかかるようにセットします。

プーラーのボルトを締め込んで行くと、突然凄い音と共に外れます！

（そもそもなんでプーラーがいるのか謎でしたが、外して納得。タイロッドエンドがテーパー上になってガッチリ嵌まり込んでいるので、少々叩いたぐらいでは外れません。ここはおとなしく工具を買って正解でした。）

ハメ合いが外れたら作業しやすいように180度回転。プラプラしてブーツを外すのに作業しにくいのでウマをセット。

ブーツは隙間にマイナス突っ込んでこじれば外れます。

外したブーツは完全にアウト。

古いグリスをウエスで拭き取って、万能グリス（リチウムグリス）を塗布。

https://amzn.to/3niX4Di

タイロッドエンドもガタなく問題なさそう。

取り付けるブーツはこれ。

部品番号: DC-1125

https://amzn.to/41V9z7f

新しいブーツを被せて、ブーツの外径（37から39mmぐらい）と同じ大きさの筒で押し込みます。

大きなソケットレンチなどでも可能なようですが、結果的には塩ビパイプが最適でした。

色々調べていると塩ビパイプの30サイズが外径38mm、それを接続するためのアダプタ（ジョイント）が必然的に内径38mmとなるので、何でも良いので30サイズのアダプタを購入。ホームセンターで100円ちょっとでした。

塩ビパイプを被せて上から軽く叩き込めば少しずつハマります。全周均等にハマって行くのを確認しながら叩き込み、底付きしたら完了。

ブーツ圧入完了。ここまで来たらあとは逆の順番で組み付けて行けばよいのですが、ここで寄り道。

車検見積もりで交換を推奨されたロアーボールジョイントのブーツはタイロッドエンドを外した状態の方が断然作業しやすそう！

事前予習の段階でロアーは作業スペースがないや、工具が入らないなど、色々難しそうな情報がありましたが、今なら作業可能と判断してこのままロアボールジョイントのブーツ交換に進みます。