今回は電子パーツのウンチクが含まれていますので、拒否反応がある方はスルーでm(_ _)m
さて、先日の「2次サクションバルブ固着」でエンジン警告灯が点灯したマイGRBですが、再度、洗礼を浴びました。。。。
_| ̄|○il||li ガックシ
「サクションバルブを分解清掃してもダメだったのかよ~?(・∀・)ニヤニヤ」
という声が聞こえてきそうですが、
残念ながら、今回は別の原因です
<( ̄^ ̄)>
またしても2つDTCコードを吐いたのですが、
DTC C0047: CAN通信系(OBD2ってことか?)
これと、画像を取り忘れましたが、
DTC C0071 舵角センサ電源異常
DTC C0071 舵角センサ出力オフセット過大
DTC C0071 舵角センサ出力変化量過大
DTC C0071 舵角センサ出力
が出現しました。
C0041の方は、フラッシュエディターで冬季用仕様である、純正エアクリBOXに合わせたECUデータを入れ替えた時に、ちょっとおかしな挙動があったので、一旦、バッテリーを遮断しリセット、純正ECUデータ(Normal)に上書きして、その直後、power writerデータに書き直す事で事無きを得ました(;^_^A多分)
問題は舵角センサーで、なぜ出現したのかが不明
さて、近年の車両には必ずと言っていいほどステアリングコラム内部に舵角センサーが入っていますが、この舵角センサーは、スバル名でVDC辺りに使われています(他社の場合、VSA、VSCなど)が、この舵角センサーが壊れるケースは結構稀です(多分、Auto-Mode DCCDでも使われているかも?)。
上画像はBP/BLレガシィですが、同世代はほぼ同じ部品
下画像は、実際の舵角センサー部品画像
舵角センサーのパーツ構成ですが、たいていは発光素子(赤外LED)と受光素子(フォトトランジスタ)を使用した、「フォトインタラプタ」という部品を使っています。
で、ロータリーエンコーダー(デジタル)の場合、ギヤなどの機械式部品以外は半導体製品なので、通常使用範疇から外れるような過大印可するなどしなければ、そうそう簡単に壊れることはない訳で・・・・(逆に、過大入力で一発で壊れる)
巷のウェブ上のウワサ?で、
舵角センサーは分解して洗浄すれば治るという事が出回っていますが、まあ、構造的に無理でしょうね
ギヤ部分(ディスクスリット)に何かゴミでも詰まっていた場合は話は別ですが。
構造がロータリーエンコーダーではなく、可変抵抗のカーボン基板を使ったアナログ機械式エンコーダーならば、分解清掃で治る可能性は大いにありますが。。。。今時アナログを使うメリットは。。。。。
長くなるので、一旦終わります。
次の予告は、同じステアリングコラム内部部品である、ステアリング・ロールコネクター(スパイラルコネクター)の話ですが、サーキットユーザー、ジムカーナユーザーは要注意部品です。
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2次エアサクションバルブ | 日記
Posted at
2018/10/01 15:43:27