
以前取り付けたブラインドスポットモニター、それなりに便利ではあるんですが信号待ちでウィンカーを出していると後続車が近づいて来た時にこちらは停車中でも警報音が鳴りまくります。ウザいっす。
なので停車中に警報音が鳴らないようにする為に、GPSを使用した車速スイッチを作成中です。
ナビ裏に車速信号が出ている車ならそれを利用した方が早いんですが、2008はCANBUSでやり取りしてるので、それの解析はちょっと面倒。。。
なので、いつものようにマイコン(Arduino)を使用して作ってます。
GW前から計画していたモノなんですが、色々と落とし穴が有ってなかなか厄介でした。
■やりたかったこと
GPS信号を1秒に10回や1秒に5回等、高レートで通信したいので、ArduinoからGPSモジュールの設定を変えるプログラムを書いてゴニョゴニョする
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うまく出来ずにハマる。
■原因
Arduino⇔GNSS(GPS)モジュールの通信はソフトウェアシリアルを使用した為、通信速度を上げるとデータの取りこぼしが発生し、エラーが起こる。
GPSを使用するにあたって、NMEAフォーマットから使用したいデータを抜き出すのが面倒だったのでライブラリー(TinyGPS++)を使用したけど、このライブラリーは1Hzしかダメっぽい。
■対策
あきらめて1Hzで運用。
■やりたかったこと
20文字×4行のLCDにスピード、使用GPS衛星数、GPS精度、加速度センサーの値、反応する閾値設定値などを表示させて、テスト運用したい。
↓
うまく出来ずにハマる。
■原因
LCDに表示する項目が多くなると、GPSの更新回数が激落ちになるっぽい。
LCDの表示をプログラムのループで毎回更新してるのも要因?
■対策
LCDを160文字×2行の物に変更。
LCDの表示項目を最低限に変更。
LCDの表示更新を「値が変わったら更新する」に変更。
■やりたかったこと
GPS信号が受けられない場所(トンネルとか)の場合に加速度センサーで車の振動などを感知し、停車中か走行中かを判定。
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うまく出来ずにハマる。
■原因(予測)
新東名高速道路等、道が綺麗だと振動が少ない&停車中もエンジンの振動があるので、走行中/停車中の判定はしにくい。
■対策(予測)
高速道路を走る時はアイドリングストップをONにして、停車中はエンジンOFFにする。(だけど夏場は気温が高すぎてアイドリングストップ出来ないんだよね。。。)
とりあえず、それなりには出来たんで、これから車両に取り付けてテストしてみます!
GPSとか加速度センサーを使うよりもドライブシャフトに汎用車速パルス発生器を付けた方が早くて確実だったかも。(やらないけど)
Posted at 2020/05/17 15:47:56 | |
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