牽引フック製作記　～前編～

盆休みにコレを作りに行ってきました。
と言うより買ってきました。牽引フック
です。JAF競技規定対応品との事。まぁ
折角ですから実用的なヤツを、ね。

ワンオフのつもりだったのですが、合う
ロッドがある、という事でワンオフ中止
(笑)只、ご覧の様に長いです、純正と
比べると。

装着状態の比較です。明らかに長い(汗)
実は理由があります。ロッド締め込みは
17mmのスパナを使用する為、その掛け
代・回し代が必要との事。

これ故、純正並みに切り詰めると不都合
なんです。だからこの出具合を許容した
次第です。詰める場合はワンオフ扱いと
なり、1万円程追金が必要、って理由の
方がデカいかな(汗)

製品として用意されているフックの色は
赤と黄色。でもこちらの希望する色は
オレンジ。塗り替えはチョット…という
事で、自家塗装です。

どうせなら、とメガーヌ4RS純正色、
カラーコードEQC、そうオランジュ
トニックメタリックを特注色で。

タッチペンならネット販売でも見かけ
ますが、ここはスプレーに拘りました。
スプレー缶でこの色を調合可能なのは、
ホルツの新型MINI MIXというサービス
のみな様です(オレ調べ)。

只、上塗り下塗りの2本必要。お値段も
2本分(T_T)上塗りって、クリアにラメ
混ぜたヤツでしょ？程度に思ってたら、
しっかり色が付いてました。

メカメカしいビジュアルのとおり、簡単
にバラせます。が、イモねじ用に2mm、
両サイドのキャップボルト用に8mmの
六角が必要です。えぇ、勿論買い足し
ましたよ(汗)

バラす理由はご覧の通りで塗装準備の為
です。各部材を見ると…華奢じゃね？と
思えます…

今回の塗装ブースです。誰が何と言おう
と、塗装ブースですっ!!(^^;;;

上から吊すことでクルクル回せる様に
なってます。これがなかなか良さげと
自画自賛(笑)

でもまぁ、お気楽塗装です。先ずは脱脂
して、その後45度ずつ回しながら、

　・ミッチャクロン2回吹き
　・白サフ2回吹き
　・下塗り、上塗り各3回吹き
　・普通のクリアを3回吹き

としました。赤色の剥離はナシ！
白サフが効いているのか、下地隠蔽性は
良好でした。ミッチャクロンの上にサフ
吹きの是非、はありますが(汗)

いきなり塗装完了・装着の図。アップ？
見せられる訳ないじゃないですか!!(爆)
サフがダマになってるわ、何かゴミが
付いたのに除去せず強行してるわ…

おまけに早速アスファルトの上に落とし
て、元の赤色を突き破って地金が出る程
の傷つけるわで、もぅ(大泣)

色に関してですが、
http://jaf-sports.jp/assets/img/regulation/2020regulation_race.pdf

上記「JAF国内競技車両規則2020年」の
第1編　レース車両規定
部門Ⅰ：量産車両
　　　（公認車両および登録車両）
　第4章　公認車両および登録車両に
　　 　　関する安全規定
　 第8条　けん引用穴あきブラケット

内に"黄色、オレンジ色、あるいは赤色"
とあります。別に競技に出るわけじゃ
ないですが、しょーもない拘りです(^^;

アップ無しと言いつつ寄りの画。側光・
逆光って便利ですね(笑)

この出具合を許容できるかどうか。まぁ
普段から付けっぱなしにする訳じゃ無い
ので、いいのかな、と。

出具合よりも気になる事。やはりロッド
周りは塞いだ方が良い様な。別途純正
部品を手配して穴開けるか、何か別の物
で「穴あき蓋」を作るか、んー。

特注色を購入する際は、完成品受取時の
検品をしっかり行いましょう。今回の
場合、この様に噴射口？の付け忘れが
ありました。良かったです、店出た帰り
の信号待ちで気付いて。

後は…一般品と比べて量が少なめです。
感覚的に缶容量の3分の2程度かなぁ。
今回の場合でも、その少量の半分以上
(缶を振っての感覚)を使ってます。

まっ、何はともあれ念願だった可倒式の
牽引フック装着、良かった良かった…

とはなりません。購入時から「？」と
思っていた事があり、解決のためにやむ
を得ず、後編へ続きます。