今回は、韓国製の【ハンコック】と【クムホ】のタイヤ
ハンコック製 VENTUS V12 evo
クムホ製 ECSTa PS71
クムホ製 ECSTa HS51
を装着して思った事を話してみたいと思います。
韓国製のタイヤを3~4年くらい使用していますが、もともと私の思考回路の中には韓国製のタイヤを履く予定はありませんでした。(笑)
国産タイヤと韓国タイヤとでは、先入観で国産メーカーの方が品質が良いと思っていました。
韓国製のタイヤを使用した1番の原因は、
【 購入値段が安い事 】
でしたね。
韓国製のタイヤは、国産タイヤの大体4分の1の以下の価格で購入出来ますので、試しに使ってみる事にしました。
国産タイヤと同じ値段だったら、先ず購入する事は無かったでしょうね?
更に、値段が安い事だけを考えたら、
【台湾製】
【中国製】
【シンガポール製】
等があり、ましてインターネットで購入すると更に値段だけは安い製品を購入する事が可能だと思います。
元来私は、タイヤは【ナマモノ】と考えていましたので、タイヤの製造日は国産タイヤと比べても輸送の関係から船便の関係で、多くの場合は日数が掛かってしまいます。
国産品のタイヤでも、より良いものは工場から直接送ってもらうのが1番良いと考えています。
勿論、国産タイヤでも巷の量販店の店舗の軒先で
【雨】【風】【直射日光】
のサラシモノにされていたタイヤは、
例え無料?
であっても要りませんね。
今まで、私が歴代のクルマで使用して来たタイヤは、
【ダンロップ製】
【ミシュラン製】
【ピレリー製】
【ヨコハマ製】
【ブリヂストン製】
を履いていましたが、正規購入の場合は金額も高くて、普段履きのスニーカー的な安いタイヤを探している時に韓国製のタイヤを見付けたのです。
購入価格は、タイヤ4本を購入してもタイヤ1本分以下の値段ですね。
( 安いですよ!本当に安い!)(笑)
私にとってタイヤは、
第1に、【コンパウンド】
第2に、【内部構造】
第3に、【トレッドパタン】
と考えていましたので、現物のタイヤを見ずに購入する事は有り得ません。
今回、韓国製のタイヤで
【ハンコック】から【クムホ】
にタイヤを代えた訳ですが、理由としては、
タイヤショップが安価なタイヤのメーカーを変更した為
で、購入金額は若干ですが少し高くなってしまいました。(笑)
好んで【クムホ】を選択した訳ではありません。
【ハンコック】でも【クムホ】でも、エコタイヤの部類には興味がありませんので、限られた銘柄グレードでの話になってしまいます。
【ハンコック】製のタイヤでは
VENTUS V12 evo
(スカイラインとアクセラで使用)
【クムホ】製のタイヤでは
ECSTa PS71
(スカイラインで使用)
ECSTa HS51
(アクセラで使用)
についての話です。
直線道路では、どちらのタイヤでも
走行音(ノイズ)は静かな部類に入る
と思います。
一部の国産タイヤよりも韓国製のタイヤの方が良い場合もありました。
タイヤノイズは、タイヤの外側第1ブロックのパタンで判断する事が出来ますが、トレッドパタンの縦溝と横溝が多くあるタイヤ
例えば不整地用タイヤやスタッドレスタイヤの様なキャラメルパタン
で判断していますが、ノイズの発生源はタイヤブロックと地面の接地面が接触した時の連続した衝撃音だと思います。
衝撃音を各ブロックが溝を通して、前後左右に拡散しますので、
キャラメルパタンのタイヤでは拡散が多く、
縦溝のタイヤでは横方向の拡散が少ない為に、静かな印象を受けると思います。
タイヤのサイドモールの固さは、クルマの乗り心地に関連してきます。
乗り心地を重視したサイドモールの軟らかなタイヤでは、
旋回時にタイヤのエッジが【 腰砕け 】を起こして旋回性能は悪化してしまいます。
乗り心地をタイヤだけで考えでみると、
空気圧を低くする
とクルマの乗り心地は柔らかくなりますが、旋回時のタイヤのショルダー部への変形負担をかける事になります。
逆に空気圧を高めに設定すると
タイヤの変形を抑止出来ます
が、トレッドの偏摩耗を招きます。
タイヤのトレッドが、100%接地していないのですから、折角太めのタイヤを履いても、実質はオートバイのタイヤで走っている様なものです。
まして、スプリングで必要以上に足を硬めてしまうと
安定したコーナーリングは出来ない
と思っています。
まぁ~、クルマを構うのは個人の勝手なので良いですが、巷のクルマを端から見ているとクルマが可哀想な時もありますね?
ちなみに、これはアクセラに使用していたハンコック製の
VENTUS V12 evo
の接地面ですが、綺麗に接地しています。
トレッドの接地面は100%接地してしており、タイヤのサイドモールの歪みはありませんでした。
サイドモールの接地面を見ても歪みはありませんでした。
このタイヤでは、サーキット走行をしていませんので、高速道路や一般道路での走行で志賀高原等の山岳道路も走行して来ました。
今回のクムホ製のタイヤは
スカイラインに装着した
【 ECSTa PS71 】
には、アクセラのタイヤサイズがありませんでしたので、別銘柄の
【 ECSTa HS51 】
を購入しました。
どちらのタイヤも縦溝がメインで、横溝は少ないので、
直線道路での走行ノイズはハッキリと少ない
と思いますが、旋回時の初期の切り始めは
ワンテンポの遅れ
があり、ステアリングに伝わる感触は
切り始めに少し甘さを感じます
まぁ~街中の一般道路を走る分には問題は無いと思いますので、妻には
「走行音のノイズが静かになった!」
とだけ伝えましたが、その後に妻が自分で運転してみた結果は
「ハンドルを切った瞬間がクルマが外回りする様な感覚がある」
と、
「言ってなかった事を言い当てました」
ので、一瞬恐ろしい事を言って来ました。
まさに、その通りの挙動ですね?
クルマには、それほど詳しく無い人間が、違いが解る事は素晴らしいことです。(笑)
また近々、クルマのタイヤの取り付けを私がやり直す予定ですので、その後はどう変化するか楽しみですね!
現時点では、直線道路を走行するタイヤノイズは、
間違い無く減少しています
ので、旋回開始時のハンドルの違和感を何処まで直せるかが課題でしょうね。
現時点では判っている事は、
クムホは、高速道路 向き?
ハンコックは、山岳道路 向き?
という感じですね。
雨天時の走行感覚と調整後のステアリング反応は、後日報告しようと思います。
それでは、また!
Posted at 2018/06/11 16:07:02 | |
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