クルマの運転でステアリングの切り過ぎ、回し過ぎだと思いました。
フロントタイヤはクルマが旋回する時にステアリングを切る(回す)のですが、
直進しているタイヤがステアリングを切り、最大の旋回を始めるタイヤの角度を知っていますか?
その角度は、7度から8度なんです!
前に進む力と横に踏ん張る力の中間で、タイヤが横方向に踏ん張りながら前に進む事が出来る角度は、意外と少ないのです。
ストリート使用のスカイラインで、ステアリングの角度で言うと、約180度です。
右に回して、約180度 半分です。
左に回して、約180度 半分です。
意外とすべての道路を走る事が出来ると思います。
交差点を左右に曲がる場合でも、この範囲を越える事は無いと思います。
交差点で転回する場合や駐車場で切り返して駐車する場合は、その限りでは無くステアリングの許す限りの旋回をしますが、その場合は走行速度は極めて低速で低いです。
ドライ路面では誤魔化しも効きますが、
ウエット路面やスノー路面
の低ミュー路面では、タイヤの動きは顕著に現れます。
クルマを降りてタイヤの向きを確認すると判ると思いますが、約7度や8度は少ないですよ!(笑)
写真は、直進時です。
写真は、旋回時です。
サーキットを走っていた頃はクルマにもよりますが、ステアリングの定位置の握りから
こぶし1個分、右に1つ、左に1つ
こぶし2個分で、すべてが終わります。
ですのでサーキットにおいては、ステアリングを回す事はありませんので、丸いステアリングは必要ないのです。
低ミュー路面のラリー競技を走る時には、走行速度が早いので余りステアリングを回す事は無いと思いますが、ダートトライアルやジムカーナの場合は、スライド量を調整する為に必要により逆方向にステアリングを一瞬切る事になります。
ドリフトは、自然にオーバーステアでクルマが内側に入り込む為にフロントタイヤの進行方向を外側に逃がすもので、リヤータイヤを決して外へ逃がす為のものではありません。
逆ハンは、極端な話でクルマを運転した事が無い人でも行う事は出来ますが(人間の本能です)、逆にステアリングを切った後で戻すタイミングは経験を積まなければ行けませんね。
ステアリングは意外と回さなくても、クルマには乗れますよ!
私、個人の意見です。(笑)
それでは、また。
Posted at 2019/12/21 13:33:43 | |
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