2016年07月21日
ブレーキングポイントの判断
僕は残念なことに才能がないので、ブレーキングポイントの判断を「いつでもどこでも正確に」というのが出来ません。
最近の若い子は街中の練習でそういう判断が出来るようになるそうです。
ちなみにキャプテンは自称「昔の人間」とのことで、目印を決めてブレーキ踏むそうです。
僕はそのどちらも出来ません(涙)
前者はセンスがないので出来ないし、後者は能力が…。
後者について少し言うと、タカスで目印を決めてブレーキ踏むのは影山コーナだけです。
あとのコーナでそれと同じことをやろうとすると「間に合わない」んですね。
目印を決めてブレーキを踏む場合、目印をチラ見してからコーナに視線を移すかたちになりますよね。
でもこれだと僕、間に合わないんですよ…。
視覚情報が脳に入ってから、それを認識するまでのタイムラグというか無効時間というか、それがたぶん人より長いんじゃないかなって思うんですけど(涙)
ともかく、視線を移すとなかなかすぐ認識出来ないんで、コーナの操作が間に合わないんです。悲しい。
ていうか致命的やんけ!
わりと泣けますよ、肺に小さい穴ありますって宣告されたときと同じくらい(笑)
ても影山コーナなら間に合います、影山コーナだけは僕の味方(笑)
影山コーナは、タカスサーキットにおいて、フルブレーキングがハンドル操作より先に来る唯一のコーナです。(僕の場合)
1コーナ、2コーナ、ゲッチャン、(S字はブレーキ踏まないんで省略)、グリップエンド、最終コーナ、すべてブレーキ踏むより前にハンドル操作を求められます。
そういうコーナだと、うまく出来ないんです。
というわけなので目印は決めずに、「景色の感じ」でブレーキングポイントを決めます。
なんて曖昧な、と思われるかもしれませんが僕が出来る唯一の方法です。
でもこれだと感覚に頼るところが大きいもんで、少しずつ少しずつ微調整しながら精度を上げていくしかありません。
そんなわけでその日の3周目できっちりベストタイムを出すとかは僕には出来ないんですね。
数日でブレーキングポイント忘れちゃうんだもん。
ところで、これって初心者の方だと事情が変わってきますね。
毎回同じところでブレーキ踏んでも、止まれる距離が違うからです。
つまり同じ地点における速度が毎回違う。
つまり前のコーナを上手く走れたかどうかが毎回違う。
これも僕が走り始めた頃、わりと悩みました。
同じポイントでブレーキングしてるはずなのに突っ込みすぎたりそうでなかったりするのは何故なんだ???と。
都合の悪いことにコーナリングが上手いか下手かでも感じ方が変わってきてしまうんで、まだ下手なうちは「どの要素がどうだったから上手く曲がれなかったのか」というのが分からない。
分からないから上達しない。
最低速度が低すぎる?反対に高すぎる?
ブレーキが早すぎた?遅すぎた?
タイミングだけは合ってたけど踏み始めてからの踏力コントロールが失敗だったってこと?
全部出来てたけどコーナの処理がまずかったんかなぁ?
それとも全部だめだった?
どの部分がどれくらいだめで、どの操作をどっち方向に変更するのが正しいのか?
基準が分からないから改善のしようがない。
さらにまずいことに、僕、練習の途中でサスペンションのセッティングを変えまくってるんですよ。
まぁ当時は何もしなかったらスピンマシーンのままだったんでそれもまずいんですけど、ともかく、足回りの如何でも挙動が変わってきてしまう。
運転側とクルマ側の全部の変更点を頭に入れながら、どの要素とどの要素がどういうふうになったからどういう挙動に繋がったのか、というのを走行中に理解しながらじゃないと先に進まない。
運転しやすいクルマがはじめから用意されてて、完全な運転を出来る人の手解きを受けるなら、僕みたいに無駄に時間を費やすこともないのかなって思います。
タカスサーキットにはキャプテンが直々に行う各種レッスンプログラムがあるんで環境に恵まれてるサーキットだと思いますが、僕は自分で少しずつでも理解しながら進めたかったので、そんなこと言っときながら一切受けてませんが(笑)
ともかくブレーキングポイントの良し悪しはコーナの処理まで含めての結果に表れてくるので、踏み始めがまずかったのか、離し始めがまずかったのか、コーナの処理がまずかったのか、なるだけ切り分ける必要があります。
ときどき「全ての起点はブレーキだから練習するならブレーキングから」って聞くことがありますが、考え方はさまざまあっていいと思いますが、僕はそれだと都合が悪いように感じたのでコーナリングの精度を上げるところから始めました。
ブレーキングを練習しても、合ってんだか合ってないんだか分かんないんだもん。
でも結局ブレーキングが甘いとコーナリングで姿勢変化が足りない方向になるんで、それは折り込み済みとして練習していくことになるんですけど。
コーナリングがある程度慣れてきたら、ちょっとブレーキングを詰める。
ブレーキ詰めるとまたコーナリングがシビアになるから、コーナリングを練習。
また少しブレーキ詰める。
いくとこまでいっちゃうと、詰めすぎも良くない(笑)
足回りの容量が少ない場合も、詰めすぎが良くない(笑)
ブレーキを踏み始めるポイントと離し始めるポイントが正しかったかどうかの判断は、その繰返しの中で少しずつ関係性を実感していくことになるというか、まぁ僕の場合はそうでしたよってだけですけど。
結局でも才能が…って思いますね、努力も足りてないというか走行数が少ないせいもありますけど、いくらやってもうまく出来ないことというのが、走っていくうちにひとつ見つかり、ふたつ見つかり。
なるだけ代替案を考えてやりくりしないと、すぐ頭打ちになります。
問題を見つけては、ブレイクスルー。
壁に突き当たっては、ブレイクスルー。
なんの苦労もなく頂点まで行ける人はいないと思うんで難しくて当たり前なんですけど、身体が反応してくれる人というか、才能ある人見るとちょっち羨ましいです。
いや!あきさんの努力が足らんのじゃ努力が(笑)
このクソボケカス!(笑)
出来ないことがあるなら、出来るようになればいいんですよ。うん。
普通にやって出来ないなら、出来るようになる方法を考えればいいんですよ。うん。
口で言うのはなんて簡単なんだろう(笑)
で、簡単なんだから、やれっつーんだよあきさんよ!(笑)
まじヘタクソてめぇ一回死んで生き返ってからまた死ねよクズ野郎が!
とか、走行中にめっちゃ言われてる(笑)
口が悪いんですよねーあの人…(だから何の茶番だ。笑)
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2016/07/21 21:22:18
今、あなたにおすすめ