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aki@rsのブログ一覧

2017年12月03日 イイね!

コーケンのレンチ

すこし前の話になりますが、取引先の部品商さんが開催する工具フェアに行ってきました。

10社くらいのメーカさんがブースを出してるのですが、僕のお目当てはコーケンさんです。
以前「1/2を使いたいがソケットがデカくて入らない」というケースに遭遇したことがあったので、この機会にZ-EALの1/2ソケットを備えておくことにしました。
備えよ!常に!ご安全に!(笑)

で、ソケットを注文してホクホクしていたら、何やらコーケンさんの新製品が出ているようです?
ナットグリップソケットの根元に六角が切ってあるもののようです。
メインの使途が分かりませんがギアレンチ用ってトコでしょうかね~、ラチェットに接続するより低くなるということで、やはり狭いところで使う様子が想像されます。

六角の二面幅は17mmに統一されているそうです。
「試してください」ってことで17mmのスパナが置いてありました。
そのスパナを見てみると、あれ!











これもコーケンじゃん!

この世界では有名な話なのですがコーケンさんは昔、イタリアのベータ社のレンチをOEMで販売していました。
今はもう契約が切れていて取り扱っていません。
話を聞いてみると、希少サイズであれば時々イベントなどで売りに出されることもあるそうです。
でもこの14-17に関しては社内品?
思わず「写真撮っていいですか」と聞いてしまいました。
本当はよだれ流しながら舐めるように撮りたかったんですけどさすがに周りの目があったのでササっと撮って済ませました。

いや、べつに、これ欲しいならベータ買えばいいんですよ普通に。
さらさらとした梨地が見る者をうっとりさせるベータのレンチ、その美しさはスタビレやファコムに勝るとも劣りません。
でもね、違うんですよやっぱりコーケンの文字が入ってないとコーケンぐへへへコーケン。
すいません変態なんです……そりゃあもう無拡散せん断型変態です!(謎)

コーケンのスパナレンチ、実物を初めて見たのでテンション上がった一日でした。
Posted at 2017/12/03 21:00:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | 工具 | 日記
2017年11月30日 イイね!

SS10

探しものを探す旅から帰ってきました。

結果から言うと、無事に入手することが出来ました。
ぎゃあぎゃあと騒ぎ立てて申し訳ありません。

改めてご紹介します。
ロブテックス社の旧型コンビネーションレンチ、正式には「ロブスター片目片口スパナSS10」です。
2016年の2月に廃盤となったようです。











































ツテを辿って部品屋さんにいろいろと探してもらったのですが、すでにメーカー在庫もないようで、廃盤の製品を新たに入手するのは難しいと。
仕方なく金物屋さんを回っていたところ、とあるねじ屋さんにて処分品として箱の中にたくさん入れられた工具の中に、ぽつりと1本だけ佇んでいました。

































表面がずいぶん腐食しています。
あまり条件の良くない環境で長期保管されていたようです。
可哀想に200円で投げ売りされていました。

浸透潤滑剤を吹きかけて頑張って磨いたら、わりとキレイになってくれました。


































































頑固なサビは残りましたが、まぁ良しとしましょう。





















































なんというか、なんでしょうね。
めっきが特別きれいなわけでもないし、オープンエンド側もボックス側も、単体として見れば他にいくらでもある。

でも、これが好きなんです。
すらりとした美しさが感じられます。










































本家スタビレの14番にはない不思議な魅力がありますね。

あれはあれで良いんですが。


















この子はこの子で、とてもよいです。
Posted at 2017/11/30 20:42:00 | コメント(1) | トラックバック(0) | 工具 | 日記
2017年10月03日 イイね!

スピンナハンドル

最近、スピンナハンドル熱が再燃してきました(笑)










日本ではスピンナハンドルと呼ばれることの多いこの工具。
普通のメガネレンチやラチェットレンチでは緩められないような硬く締まったボルトを緩めるときに使われることが多く、"工具界の王様"スナップオン社では「ブレーカーバー」と呼んでいます。

一発目の緩めだけのパワープレイに使うのであれば、スピンナハンドルという呼び方はあまり適切でないのでは?
そういう意味ではやはりブレーカーバーと呼ぶのが正しいでしょう。
工具に詳しい人も実はブレーカーバーと呼ぶ人が多いんです。
まったく、どこでどうなって間違った呼び名が広まったのかは分かりませんが、間違った呼び方はいけませんね間違った呼び方は!(怒)

ところでこの工具の世界での呼び名を、それぞれ本国のカタログから拾ってみましょう。






 マックツールズ hinged handle(英:ヒンジ式のハンドル)

 スタビレおよびハゼット Gelenkgriff(独:手首)
   またはflexible handle(英:角度を自由に変えられるハンドル)

 ベータ snodato con impugnatura cromato (伊:クロムの連結式工具グリップ付き)
   またはswivel handle(英:スイベル式のハンドル)

 ファコム Barre articulée(仏:連結式の棒)
   またはhinged bar(英:ヒンジ式の棒)






あれぇ…。

えーと…。

こうしてみると「ぶっ壊し棒」だなんて物騒な呼び方してるのスナップオンだけなんですけど…(笑)



いや冗談です(笑)、工具に対する考え方によって呼び方も微妙に違うというのが伺えますね。
「ヒンジ」とか「スイベル」とか工具の構造に着目した呼び方もあれば、「フレキシブル」というように使い方というかユーザ目線での呼び方もあるようです。

この手の工具は多くの場合、その全長の長さに最大の関心が寄せられるわけですが、中にはこれの短いやつっていうのもあります。
使うのは……パキっと緩めて→立てて早回し、というのを何度か繰り返すようなシチュエーションとかですかね?
くるくるくるくる。意外と便利ですよ♪

ソケットレンチ専門メーカであるコーケンには、全長が175mmの短いスピンナハンドルやドライバーハンドル、あるいはスピンタイプハンドルなど、この手の工具が豊富にラインナップされています。
ラチェットもいいけど、くるくるしたほうが早いときもあるので、そういうときには手に取りたい。
いやぁやっぱりコーケンは素敵ですね!僕らの味方コーケン!(笑)














ってことで先日買ってしまいました、コーケンの1/4スピンナハンドル♪
最近は何となく1/4に手が伸びる機会が増えてきたので、バリエーションを増やしてみようと思って^^
あー!そこっ!誰ですか「ただのコレクションだろ」って言ったの!
半分は当たってるから許す!(許すんかい。笑)

10mmディープソケットとの組み合わせで、最近は常に胸ポケットに忍ばせています。
仕事柄、ちょっとしたときに便利なんですよね♪

というわけで文字通りのスピンナハンドルでした。
長いやつはパワープレイに向いていますし、短いやつなら早回しで使いたい。
同じ工具でもいろんな顔があるので、工具は奥が深いですね^^
Posted at 2017/10/03 20:58:46 | コメント(2) | トラックバック(0) | 工具 | 日記
2017年06月15日 イイね!

コンパクトな工具いくつか

久しぶりに工具の話題です!

いまを遡ること4年前、ギアレスラチェットで有名なNKCという工具メーカーさんが、多くの方々に惜しまれつつ廃業されました。
倒産ではなく廃業だそうです。詳しくは分かりません。

ギアレスラチェットというのはラチェット機構にギアを使わずローラベアリングを使っているためそのように呼ばれます。
最近は90歯や100歯、あるいは144歯などといったように歯数の多いギアを使ったラチェットが出てきていますが、理論的にはギアレスの無段階送りに敵うものはありません。
ただし構造上のガタがあるので、わずかな送り角は必要だそうです。

NKCの廃業後まもなく、各社から同じ機構を使ったラチェットが次々に発売されました。
ちょっとズルい気もしますが工具業界も競争が激しいので仕方ありません。
で、まぁ僕には必要はないんですが今回ちょっとした付き合いで買うことになったので(笑)、ここでお披露目です。






















メーカー(?)はワールドオートツールさんというそうです。
ごめんなさい名前を聞いたことはありませんでした(汗)
製造元は分かりませんが、このラチェットに関しては自社生産ではないような気がするので、国内あるいは台湾のメーカーさんだと思われます。
造りは良さそうです。

差込角部分を押し込むと、差込角が反対側に飛び出します。
これ切り替えレバーがないので正逆の切り替えが出来ず、こういう仕組みになっているそうです。
普段使いにはちょっと面倒かな?
まぁメインラチェットではないので気にしないことにしましょう。























ちなみにこちらは本家NKCのものです。
製品としての正式名称をリベラルラチェットハンドルといいます。
廃業に至るまでの間に何度かモデルチェンジを受けていますがこちらは初期のもの。











比較してみましょう。
全長が少し違います。











厚みもかなり違うようですね。
切り替え機構を廃したこともまぁ納得できる程度の恩恵はあるようです。

ギアレスラチェットは、今ではそうでもありませんが当時はヘッド部分のコンパクトさが売りのひとつだったようです。
現在は1/4sqでかなり強度のあるものがたくさん出ていますので、狭いところはそちらが第一選択になるでしょう。

というか今の時代、ラチェットハンドルそのものを使わずに済みますからね…。

















既に紹介したことがあるかもしれません。
ストレート社の超ショートソケットです。
ソケットの裏に6角形状の差込角がついているという形なので、









12mmのギアレンチに装着して使います。
ギアレンチ単体では回せない場合に。

ちなみにどうしても3/8ラチェットハンドルを使いたい場合は、スナップオンやKTCネプロス、コーケンZ-EAL……を差し置いて(笑)、










3/8sqとしては世界最小となる、サンツールというメーカーの「ちび太」というショートソケットがあります。
といっても僕はこのソケットでないと回せないネジに当たったことはありません。











先ほどと似たような写真になりますが、10mmソケットの他銘との比較です。
左から、KTC21Cの3/8、ちび太、SK11の1/4になります。

これはこれで素晴らしいのですが、良い子のみなさんは1/4sqを有効に使いましょうね。
1/4スタンダードラチェットも十分にコンパクトなものが多いですし、最近は1/4差込角を使えるビットラチェットが各社から出ています。
スエカゲやバーコ扱いのあのユニットがSK11からも出ているのでホームセンターで買うことが出来ます。
便利な世の中になったものですね!

ホームセンターと言えばこちらも…。
















メーカーはアネックス、サイズは2番になります。
ずいぶん間に何かの車種で泣かされる機会があって、こないだホームセンターでこれ見かけたときに買いました。
買ってから一度もお世話になったことはありません。
でも本来はお世話にならないほうがいいのです!

そんなわけで最近の車の狭いエンジンルームにはたくさんの方々が悩まされていると思います。
それと同時に設計する方々も日々努力されているようで、「これは作業しやすい!ありがたいなぁ!」って場面に出会う機会もあります。
いずれにしても狭いもんはしょうがないので、便利な道具に助けてもらいながら頑張っていきましょうね。

ちょっと変わったコンパクト工具のご紹介でした。
Posted at 2017/06/15 21:41:58 | コメント(2) | トラックバック(0) | 工具 | 日記
2015年02月06日 イイね!

オープンエンドレンチ

まんが「頭文字D」において、FD3Sのタワーバーを外すために工具を準備するシーンがあります。
メイン・キャラクターの一人である啓介が真剣なまなざしでスパナを握りしめているのですが、よく考えると「お前そこでスパナはないだろスパナは」と思ってクスっと笑ってしまう名シーンです(笑)

でも機械整備に親しみのない多くの人にとって、工具=スパナなのは間違いありません。
スマホの設定画面などでもアイコンはスパナの絵が使われていることが多いですね。
いや、アジャスタブルレンチ(モンキ)が使われることもありますか?

いずれもオープンエンドレンチの類ですが、実際の作業現場では、その高い認知度とは裏腹に登場の機会は意外と多くありませんね。
ボルト・ナットを6点で捕えるめがねレンチやソケットレンチに対して、オープンエンドのレンチは(一部のモデルを除き)2点でしかボルトを捕えることが出来ず、ボルト・ナットをなめやすい。
本来の用途?である「早回し」に関しても今の時代はギアレンチや便利なソケットアクセサリがいっぱいありますから、それらと比べてしまうとあまり早回しには向かず、せめて配管系やダブルナットになっているところで使ってあげようと思っても、より確実な整備を思うとどうしてもフレアナットレンチ系の工具が第一選択になり、なんだかスパナやモンキの出番はなかなか回って来ませんね。

それでも、ないと困ります。
何がってこともないのですが、時々使います。
やっぱり必要だよオープンエンドレンチ!

というわけで燃え上がる情熱を抑えきれなくなったので今日も工具のご紹介です。
あれっ!工具に興味ないヒト多いですか??
でも僕は興味あるので、ここは僕のブログなので、僕の書きたいことを書きます(笑)















マックツールズのナックルセイバー、10mmと12mmです。
「工具は国産」とか何とか偉そうなこと言っといて、しっかり持ってますアメリカン!
本当は19mmくらいまで欲しかったのですが値段が高い、高い、バカ高い、情熱が燃え上がる前に家計が燃え上がってしまうのできっぱり諦めました(涙)

さてこの工具の最大の特徴は名前がかっこいいところで、「ナックルセイバー」とかって何かの必殺技みたい……ってそんなことはどうでもいいの!(汗)
直訳すると「拳を守るもの」といったところですか?
つまりボルト・ナットにがっちり食いつくので、不意にすっぽ抜けて拳を打ち付けることがありません、という意味ですがこんなの絶対に整備する人しかわかんねーだろ!ばか!
いいんです既に整備する人しか読んでないので(おいおい。笑)

というかそもそも僕はオープンエンドレンチがすっぽ抜けて拳を痛めるという経験をしたことがありません。
基本的にコンビネーションレンチはボックス側しか使わないのでオープンエンド側はお飾りです。
使わない工具を何故買うのか…それは神様だけが知ってるので考えないことにしましょう(汗)
だってマックのレンチってかっこいいんだもん。














こちらは国産TONE(トーンじゃないよトネだよ)のクイックラチェットめがねレンチ17mmです。
初めて知ったとき「おおー!」とか思って、発売した瞬間に思わず買ってしまいました。
ロードスターのフロント側ロアアームのフロント側取り付けボルトナットのナットを緩めるとき、ラックブーツに工具を接触させたくない気持ちになったら、時々これ使ったりします。
なんてニッチな使用箇所なんだ(汗)

これ便利なようで全然便利じゃなくて、空転トルクがすごく大きいので、ナットが硬い範囲じゃないと全然ラチェッティングしてくれません。
やっぱファコムの40R買えば良かったなーなんて思ってた矢先に40Rが廃盤になってしまい、くちばしの大きいヘンテコなやつにモデルチェンジしてしまいました。
思わずマックのバンセールスのお兄さんに八つ当たりしてしまったのはここだけの話にしておいてください。(ファコムも扱ってるの)

実際は普通のギアレンチ側ばっかり使ってる、という悲しいレンチです。
いや悲しくない!ぜんぜん悲しくなんかないぞ!(意地)





と、いうわけでお気に入り工具の紹介でした。
オープンエンドレンチは、その高い認知度とは裏腹にあまり出番が多くない工具の筆頭なのですが、それでもやっぱり、ないと困ります。
ほとんど使わないんだけど、でも、ないと困ります。
不思議な工具ですね。


























まーでも、やっぱり、

あんまり使いません(笑)
Posted at 2015/02/06 20:25:43 | コメント(4) | トラックバック(0) | 工具 | 日記

プロフィール

「@Garage K 個人的には、「グリップする」=「より大きなグリップ力(コーナリングフォースまたは加減速力)を出せる」という意味かなと思って読んでましたが^^;
この件面白いんで記事にしますね!」
何シテル?   12/13 20:54
福井のロードスター乗りです。 ロードスターは現在休眠中。 タカスサーキットをホームコースとしてサーキットアタックしていました。 GPSロガーの結果を元...
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