さて本日もあきさんの走行結果にダメ出ししてみましょう!
楽しい楽しいダメ出しタイムです♪
ちなみに僕は他人からダメ出しされるのはあまり得意なほうではありません!
あきさんの心はひよこより弱いので「しゅんっ…」ってなっちゃうからです!(笑)
そんなこんなで張り切っていってみよー!
とは言え全部見てるとキリがないので、いくつかに的を絞って見ていきます!
まずは1コーナから!
先日「へんてこなブレーキの踏み方してる…」と書きましたが、ぼーっと眺めていたら、減速Gが減っているタイミングのことが少し気になりました。
あれっ?もしかしてこのタイミング…というか、この地点って…。
ここで区切りの線を入れてみましょう~。
ブレーキを踏み始めてから①までの区間は、順調に減速Gが立ち上がっています。
ところが①から②までの間、減速Gが減ってしまっていますね。
そして②から③の間は再び減速Gが増えています。
この現象の意味するところは!
そう!
シフトダウンです!!!
…ていうか、そもそも今に始まったことじゃなく、昔のデータ見ても似たようなグラフになってたわ(笑)
あー、そっかー!と思った僕は、いそいそとインターネットのブラウザを立ち上げます!
さっそく「あるブログ」を検索してみたら、ちゃんとこの件に関する解答が出てきました!
さすがグーグル先生と言いたいところですが正確には「さすがタツゥ先生!」なのであります!(笑)
「
データロガー減速しながら旋回編」
よいこの皆さんは正座して熟読すること!!!(笑)
そんなわけで僕のブレーキングは間違っていなかったんです!
さすがおれ!完璧なブレーキング!
あきさんのやることに間違いなんてあるはずがないじゃないかアハハハー♪
…などと思うのはまだ早いぞ軟弱クソ野郎!!!(汗)
もう一度よく見てみましょう。
下のグラフ(縦Gのグラフ)をじっくり見てみると、緑のグラフと青のグラフに違いが見られます。
緑のほうは減速Gの「減り幅」が小さいけど、青のほうは減速Gの減り幅が大きいですね。
うーん、いったい何故こんな違いが起きるんでしょう???
その答えは!そう!
カンタンに言えば!
ヒール&トゥがヘタクソだってことさ!!! by高橋涼介
これたぶん緑のほうは僕ブチ切れててABS全開のブレーキングしてますね。
まぁ!なんてはしたない!
あきさんブチ切れモードのときは旋回速度以外の感覚を頭の中から排除してしまうので、減速時のブレーキ踏力の調整なんて細かいことはやりません(笑)
しかし世の中、細かいことが大事なのです!
ハっと冷静になった僕は「だめだめ、ブレーキの調節もちゃんとやんなきゃ!もう大人なんだから!」と思い直してABSが効かないギリギリを目指してブレーキングするわけです。
それが青色のグラフの走行!
でも下手なのでヒール&トゥのときにちょっと踏力が抜けちゃってるわけですね(笑)
これはいけません!
要改善です(笑)
さてさてお次はグリップエンドコーナを見てみましょう!
タカスをアタックされる方の多くが攻略に頭を悩ませる難解コーナです!(笑)
ここはどんな感じで走ってるかな~???
ご覧のとおりイン→アウト→イン→アウトを通るせせこましい複合コーナなのですが、区間タイムを見ると、緑のグラフの走行のほうがコンマ数秒ほど速い!
それに対し、青のグラフはコンマ数秒のロスを抱えているようです。
では緑と青で具体的に何がそれだけの差になったのか?
右上の縦Gのグラフを見てみると、青のグラフは減速Gが比較的緩やかに減っていっているのに対して、緑のグラフは0.1~0.2Gくらいのところで一旦留まっているのが分かります。
距離にして30mくらいかな?
この操作は何を意味するのか???
そう!
典型的な「ブレーキを残す」というやつですね!
そっかーやっぱりブレーキは残したほうが速いのかアハハー♪
…などと思うのはまだ早いんだってば!おれよ!(滝汗)
今度は右上が速度グラフ、右下が旋回半径のグラフです。
見てのとおり緑のほうは旋回半径の変化が少なく、ほぼ一定に近い状態が50m近くにわたって続いています(青のほうは明らかな失敗ですね)。
旋回半径が一定であるということは、一定の速度で曲がることが出来るということです。
つまり減速する必要なんてないんです。
でも緑のグラフはブレーキを踏み続けてずーっと減速しています。
アホとしか思えません!(笑)
ちなみにこのコーナはセオリー通りにアプローチすると恐ろしくスピンしやすいです。
リヤタイヤの負担を少しでも減らしたいのでエンジンブレーキは使わず、コーナリング途中でクラッチを切って曲がっています。
そこまでしてるのに、わざわざブレーキを残して(=弱く踏み続けて)ず~っとダラダラ減速し続ける意味がまったく分かりません。
しかも減速しなくていいということは、ブレーキペダルから足を離せばそのぶんグリップが余るということです。
グリップが余るならもっと高い速度でこのコーナを曲がれる。
ということは「減速ブレーキを踏み始める地点」をもっと遅くしても、じゅうぶん間に合うということ。
したがってこの走行では無駄に早いタイミングでブレーキを踏み始めてしまっていることになる。
つまりこのグラフに関して、緑の走行が正しくて青の走行が間違っている、というのではなく、「緑も青もどっちも間違ってる」が正解!(笑)
もう少し詰めしろがありそうです!
ちなみにこのコーナはあとタイヤ1本分でも外に出ちゃうとエスケープゾーンの砂利を大量に撒き散らすことになるので、よいこの皆さんはなるだけ余裕を持って走ってね!(笑)
さてさて、締めくくりは文字通り最終コーナです!
これはもう完全にアホとしか思えません!
減速Gが緩やかに減っていて、走行ライン的にコーナのイン側が十分余ってるにも関わらず、そこからハンドルを切り足そうとしない愚かさと言ったら!(笑)
まぁいつものことなんですが!(笑)
横Gのグラフを見ると、ちょうど1G付近を境にして頭打ちになっていますね。
まぁでもこれに関しては、僕だって一応脳みそはついてるんで、自分で分かってるんです。
でも感覚的にまるで行けそうな気がしないの。
で、構わず「いったれ!」って思って、行ってやったら、
こんなことにー!(涙)
わかる?アタック直前のラインから記録されてしまってるのでちょっと見にくいけど、コースアウトしてしまっています。
まじでヤバいでしょ、これで無傷だったなんで信じられない(笑)
ともかく足回りのセッティングもウデのうちなんで、素直に反省しておととい出直してきます(笑)
以上、あきさんの下手くそ加減を全世界にアピールする日記でした!
あぁっ!心が!心が痛い!(>Д<) ←じゃやるなよ(笑)