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aki@rsのブログ一覧

2017年10月26日 イイね!

浜松市にてアルバイト募集


https://ameblo.jp/ueshimainntyou/entry-12320527220.html


うえしまさんがたいそう困ってらっしゃるようです。
ただでさえ今はどこも人手不足なので、人材を確保しようと思うと大変ですね。



「バイト先がちょっとくらい遠くてもいいから足回りのセッティングに詳しくなりたい!」って方、ここを読んでおられましたら、如何でしょう。
セッティングの腕は僕が保証しますよ(←何を偉そうに。笑)



このブログにもいくらかの読者が、150人ほどはマイファン登録されている方もおられるようですが、
うーん……アルバイト出来る立場の方おられます?^^;
Posted at 2017/10/26 20:48:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2017年10月22日 イイね!

お絵かき

熱処理シリーズの登場人物を、イラストにしてみました(笑)

あほだ(笑)













お硬いセメンタイトのモデルは、高校時代の英語の先生です…。

確かこんな感じ。





教科書の角でヒトの頭どつくんですよ!

いてーの!

まぁ、授業中に後ろ向いておしゃべりしてる僕も悪いんですけど…(苦笑)






ただそれだけの、小ネタでした(笑)






















































Posted at 2017/10/22 21:28:19 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2017年10月20日 イイね!

熱処理シリーズ最終回 "本当の強さとは"

か弱い女の子だと思っていたフェライトとパーライトが、「焼入れ・焼戻し」によって強い女性に生まれ変わった…。

みかけの硬さだけが強さなのではない。
本当の強さとは何か?
女性が本来持つ心の強さ、粘り強さ、たくましさ、そんなことを感じながらakiさんは2人の成長にうんうんと目を潤ませるのでありました!
(討ち滅ぼされたんじゃなかったのか。笑)




wikipediaで「強度」という単語を調べてみると、たくさんの項目が出てきます。
降伏強さ、引張強さ、延性、靭性、曲げ強度、そして硬度。
ひとくちに強さと言っても、いろんな面があるわけですね!

焼入れというのは鋼を700~1000度くらいに熱してから水や油の中で急冷することでマルテンサイト組織を得ることをいうらしいのですが、そのままでは硬すぎて脆い、すぐに割れてしまうという弱点があります。
そこで200~400度くらいに再び熱してやる(焼き戻しする)ことで、不安定だったマルテンサイト組織が安定していき、割れにくくなる。
つまり焼入れと焼戻しはセットで行うことによって初めて大きな効果を発揮するわけですね。

ちなみに焼入れのときの温度の違いや、あるいは焼戻しの温度の違い、それから炭素含有量の違いであるとか、ニッケル、クロム、モリブデンなど混ぜ物の違いによって、鋼の性質は実にさまざまにコントロールされるそうです。
ばね素材なら、シリコンとか混ぜると良いそうですよ!
何がどう良いのかは分かりませんが(笑)





こないだ紹介したばねの論文には、次のように書かれている部分があります。

「C(炭素)は、従来鋼では0.6%程度添加されているが、靭性を低下させてしまうため、C量を必要な強度が得られる、なるべく低いレベルに設定することにより、高強度、高靭性を確保することを狙っている」
あ、脱字は補いました(笑)

炭素って鉄を硬くするからとても良いもののように感じられますが、あんまり多くてもダメなんですね。
相の分かれ目となる0.77%という数字がありましたけど、実際のばね鋼はそれよりずいぶん低い割合で使われるようです。
へぇ~そうなんだ!へぇ~、へぇ~!
基礎を学んでから実態を知るとますます面白いですよね♪

また、炭素以外の混ぜ物についても書かれています。

「Cr(クロム)は、焼入れ性を向上させ、脱炭を抑制するという、疲労強度上好ましい効果をもつ反面、SUP7の靭性を低下させる。また1%以上のCrの添加は、耐へたり性に悪影響を及ぼすことが確認されているため、1%未満のCr添加の影響を検討することにした。V(バナジウム)、Mo(モリブデン)は、結晶粒微細化と析出強化の両方の効果から靭性および耐へたり性の向上を狙った。Ni(ニッケル)添加は靭性向上を狙った。」

いやぁ奥が深くて楽しいですね!^^
焼入れ性とか脱炭とか、新しい用語が出てきますが、そのあたりも楽しいのでまだ読んでない方はぜひwikipedia「焼入れ」の項をじっくり読んでみることをおすすめします♪





そんなわけで熱処理シリーズは終わりです。
最初「さらっと書く」って言ってたけどストーリーのほうに凝っちゃって結局くどい文章になってしまいました、許してね(笑)

ちなみにフェライトさんとパーライトさんのその後ですが、オーステナイト→マルテンサイト変態した後のデトックスによって強靭な肉体を手に入れたあと、さらにソルバイトやベイナイト、あるいはトルースナイトという形態へと変身していくそうです。
なんていうか超サイヤ人3とか超サイヤ人4とか、どんどん強さのインフレが激しくなっていくようなもんかな(笑)
ただまぁ、もともとは鉄と炭素なので、本当に詳しく分析していくとそれらも細かなフェライトやパーライト、セメンタイトから構成されるようです。
要は粒子の大きさや配列が変わるってことですね。

僕らのフェライトやパーライトは、どんな熱処理をしても、どんな姿になっても、やっぱりフェライトやパーライトなんです!
良かったー。ほっとしました。
だって筋肉むきむきなんて嫌だもん、やっぱりぷにぷに柔肌プリンちゃんがいい(笑)
えっ、長々やってきて結局そこで終わるのかよ!(笑)

心が強ければいいんです!(なんのこっちゃ。笑)
Posted at 2017/10/20 22:09:59 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2017年10月18日 イイね!

熱処理シリーズその4 "デトックスしよう"

熱した鋼を一気に冷却することで焼入れ(マルテンサイト変態)に成功したものの、ちょっと叩いたら割れちゃった…という話でした。
でもこれは仕方ないんです、焼入れっていうのはそういうもんなんです^^;
硬いうえに強靭な組織を得ようと思うと、ここからさらに「焼戻し」という作業を行う必要があります!





バラバラになった肉体が元通りになったフェライトさんとパーライトさん。
ついさっきまで受けていた酷い仕打ちのことなどすっかり忘れて、テラスで紅茶を飲みながらガールズトークに華を咲かせているようです。
その様子を見ながらakiさんは考えていました。
一体どうしたらこの子達を、硬さと強靭さを兼ね備えた究極戦士にすることが出来るのか…。

そんなとき、フェライトさんが紅茶をおかわりしようとしてポットに手を伸ばした拍子に、机の上に置いてあった女性誌を床に落としてしまいました。
パラパラとページがめくれて、そこには「サウナに行ってデトックスしよう!」との記事が。
akiさんはそれを見て、ハッと閃きました。

「これだ!」

いいアイディアが浮かんだakiさんは、すぐさま2人を炉の中に突き落としました。
炉の中で熱せられたフェライトとパーライトは、度重なる仕打ちにブチ切れてオーステナイト化しました。
優しいakiさんはそこに救いの手を差し伸べたかと思うと、そのままプールの中にぶん投げました。
オーステナイト化した2人は水の中で急冷されることで、マルテンサイト変態しました。
おおお、今回は展開が早いな!(笑)

そしてパッキパキの硬さとなった2人にこう言いました。
「酷いことしてごめんよ。お詫びと言っちゃあ何だけど、今日はサウナに連れてってあげる。いいデトックスになるよ」






デトックスとは、デトキシフィケーションの略で、身体の中の毒素とか老廃物を排出することだそうです。
何故マルテンサイトにデトックスが必要なのかというと、急冷された鋼の組織はα鉄が大量の炭素を抱き込み、身体に悪いくらいの炭素を固溶してしまっているからです。
しかもただでさえ急に冷やされて筋肉が収縮していますから、あちこち残留応力で軋んでいるような状態なわけですね。

これを熱すぎない適度な温度で温めてやることで、強張っていた身体がほぐれていくわけです!
そのうえ過剰な炭素も排出することができ、すっきり健康的な肉体へと変わっていくのです!
あぁ~癒される~♪





マルテンサイト変態していた2人の身体は、サウナでデトックスすることにより、硬くて脆い状態からどんどん強靭な肉体へと変貌を遂げていきます!
サウナ室の入口には「精神と時の部屋」とか意味の分からない名前が書いてあったけど気にしないことにしました!(笑)
ともかく、サウナの中は暑くて汗ダラダラだけど、燃えたぎる炉の中と比べればぜんぜん熱くない!
温度は大体200度~500度くらいだそうです。
このような「焼戻し」によって、さらに2段階、3段階と身体が進化していく2人!
サウナから出る頃には、お肌つやつや、張りのよい筋肉、溢れるパワーと強い精神力を持った究極の戦士に生まれ変わっていました!
そして2人は忘れられかけていたセメンタイトさんとも協力して、ついに宿敵のakiさんを討ち滅ぼすことに成功したのです!

えっ、いやいや、akiさん討ち滅ぼしちゃダメー!(笑)
ローマ帝国だって、敵はローマ帝国…いやあの、ちょっと待ってちょっと待って!
ごめん謝るから!酷いことしたの謝るから!
もう二度とドロップキックはしませ……ぎゃあああああー!(笑)

そんなわけでakiさんという老廃物をこの世から排除することが出来て、見事にデトックスすることが…ってうまくねぇよ!(笑)
誰だ今「ちゃんちゃん♪」とか言ったやつ!
このままじゃ終わらんからな!(笑)





次回はついに最終回!
かんたんにまとめます(笑)
Posted at 2017/10/18 23:33:44 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2017年10月15日 イイね!

熱処理シリーズその3 "マルテンサイト変態"

今を遡ること2000年以上前…。
ローマ帝国とへっぽこaki帝国がヨーロッパを二分していたときのお話…。

鋼を高温の炉の中で熱したにも関わらず、焼入れが出来なかったakiさん。
なぜだ!何がいけなかったというのだ!?
セメンタイトはそれなりに硬い組織ですが、フェライトとパーライトは柔らかいので、このままでは強くて硬い組織が得られません。
ローマ帝国の強力な軍隊に対抗するためには、我が軍も強くて硬い戦力を組織することが必要なのだ!

akiさんは悟りました。
いつまでも紅茶を飲みながらぺちゃくちゃとおしゃべりを続ける2人の柔らかい女子(※フェライトとパーライト)に焼きを入れるためには、もっと精神的に痛め付けてやらねばなりません。
徹底的に痛め付けて、性根を叩き直してくれるわッ!
ちなみにこのときの教育方針は、後に「スパルタ教育」と呼ばれ語り継がれることになるそうです(嘘です)






そんなわけでとりあえずフェライトとパーライトに後ろからドロップキック食らわして、燃えたぎる炉の中へと直行してもらいました。
あまりの熱さに身もだえる、フェライトとパーライト!
なんて可哀相!この鬼畜野郎!死んでしまえ!
2人のピュアな心の中に、再び怒りが込み上げてきました!

 クリリンのことかー!

そして再びオーステナイト化するフェライトとパーライト!
ぷにぷに柔肌プリンちゃんはどこへやら、バッキバキに膨れ上がった立派な筋肉で、まわりの観衆から「キレてるよー!」「ナイスバルク!」「デカい、デカいよー!」などと讃えられています!
意外とまんざらでもなさそうな顔してる女子達を、今度は強引に炉の中から引きずり出すakiさん!
そして頑張った2人に対し、頭を撫でながら優しい声をかけてあげる……

かと思いきや、今度はそのまま学校のプールに向かってぶん投げました!
宙を舞う2人の身体!
そして哀れにもプールの中へと落ちていきます!
ざっぱーーーーーーーんっ!

ぶくぶくぶく…。

ぷはっ。
今度は冷てぇぇぇぇぇぇぇぇ!
てめぇ何すんねーーーん!(汗)

それはあたかも熱い温泉から出てすぐに水風呂に入るようなもの、身体が慣れてないから余計に冷たく感じます!
鬼畜!まさに鬼畜!
女の子を炉の中にぶち込むっていうだけでも酷いのに!
もはや人間の所業とは思えない、一回死んで生き返ってからまた死んでしまえー!
クソボケー!

しかし、そのとき……!

オーステナイト化した肉体がプールの水で一気に冷却されたことで、2人の身体にはある変化が起こりました。
オーステナイト組織がもとの組織に戻る時間が足りないほど一気に冷やされたために、体内のα鉄が炭素を大量に強制固溶した、非常に硬い組織に生まれ変わったのです!
それは例えるなら「超サイヤ人を超えた超サイヤ人」とでも言うべきか!
とにかくすごいんです!すごい硬いんです!

この2段階目の変身のことを、金属用語では「マルテンサイト変態」と言います!
それは熱した金属を一気に冷却することで得られる組織なのです!





プールから上がってきた2人は、自分自身の肉体の変化に驚きました!
カッチカチです!
そりゃーもうカッチカチやぞ!
何ていうか身体が硬すぎて前屈とか1mmも出来ません!(笑)
硬い、硬い、硬すぎるよマルテンサイト!(笑)

いやあしかし、ようやく硬い姿になってくれて、akiさんほっとしました。
心を鬼にしてスパルタ教育を施した甲斐があったよ…。
これでやっとローマ帝国に勝てるぞ。
うんうん、よく頑張ったな、などと言って2人の背中をバシッと叩いてやったその瞬間、

パッキーーーーーーーーーーーン…………!

ガシャガシャ…

カラカラ…………カラン。




 割れたーーーーー!(゜Д゜)!!!




なんということでしょう!
マルテンサイトと化した2人の身体は、ガラスのようにバラバラになって割れてしまいました。
いくら何でも硬すぎたんです。
そりゃあそうでしょう、硬いということは、つまりそういうことです。
硬いかわりに脆い…。

どれほど強がってみせても、やっぱり2人は女の子だったんです。
お国のために無理してオーステナイト化して、そのうえマルテンサイトにまで変身して、つらいのを我慢して…。
でもでも本当はか弱い女の子なんです。
そんなに強くないんです。
心の中は脆いんです…。

そんなわけで焼入れは成功したものの、硬い代わりにひどく脆いという側面も合わせ持つ、両刃の剣ということが分かりました。
akiさんは深く後悔しながら、泣く泣く2人の遺体を拾い集めました。
こうなることが分かっていれば最初からこんなことしなかったのに…。
遺体を拾いながら、在りし日の2人の笑顔を思い出していると、ますますたくさんの涙が流れました。
うっうっうっ…。

そしてそのへんに落ちてた黄色い球を7つ集めて出てきた龍に「生き返らせてよ」って頼んだら、なんか普通に生き返りました。
おおおおお良かったー!(笑)






しかし、せっかく焼入れによって金属組織を硬くしても、すぐに割れてしまうのでは困ります。
もっと“強靭さ“がないと。
どうにかして、硬さと強靭さを両立できないだろうか…?

そして次回!
ついにすべてを兼ね備えた究極の戦士が誕生するのです!!!
Posted at 2017/10/15 22:48:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「@Garage K 個人的には、「グリップする」=「より大きなグリップ力(コーナリングフォースまたは加減速力)を出せる」という意味かなと思って読んでましたが^^;
この件面白いんで記事にしますね!」
何シテル?   12/13 20:54
福井のロードスター乗りです。 ロードスターは現在休眠中。 タカスサーキットをホームコースとしてサーキットアタックしていました。 GPSロガーの結果を元...
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