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aki@rsのブログ一覧

2017年11月30日 イイね!

SS10

探しものを探す旅から帰ってきました。

結果から言うと、無事に入手することが出来ました。
ぎゃあぎゃあと騒ぎ立てて申し訳ありません。

改めてご紹介します。
ロブテックス社の旧型コンビネーションレンチ、正式には「ロブスター片目片口スパナSS10」です。
2016年の2月に廃盤となったようです。











































ツテを辿って部品屋さんにいろいろと探してもらったのですが、すでにメーカー在庫もないようで、廃盤の製品を新たに入手するのは難しいと。
仕方なく金物屋さんを回っていたところ、とあるねじ屋さんにて処分品として箱の中にたくさん入れられた工具の中に、ぽつりと1本だけ佇んでいました。

































表面がずいぶん腐食しています。
あまり条件の良くない環境で長期保管されていたようです。
可哀想に200円で投げ売りされていました。

浸透潤滑剤を吹きかけて頑張って磨いたら、わりとキレイになってくれました。


































































頑固なサビは残りましたが、まぁ良しとしましょう。





















































なんというか、なんでしょうね。
めっきが特別きれいなわけでもないし、オープンエンド側もボックス側も、単体として見れば他にいくらでもある。

でも、これが好きなんです。
すらりとした美しさが感じられます。










































本家スタビレの14番にはない不思議な魅力がありますね。

あれはあれで良いんですが。


















この子はこの子で、とてもよいです。
Posted at 2017/11/30 20:42:00 | コメント(1) | トラックバック(0) | 工具 | 日記
2017年11月16日 イイね!

今年いちばんショックな出来事

いや、あの、最近、ロブテックスのコンビネーションレンチを1本なくしちゃったんですよ。
そのうち出て来るかなって思ったんですけど、一向に出てくる気配がなくて。
僕もうホントにこれお気に入りで、いつも胸ポケットに入れてて、これがないと精神衛生上よくない…を通り越して情緒不安定になっちゃうので(汗)、部品屋さんに新しいの注文したんですね。

で、来たのがこちら。































































…モ、モ、モ、モ、


















モデルチェンジしとるーーーーーーーー(゜Д゜)!!!!!



























何これ一瞬KTCかトップかと思ってクレーム言いそうになっちゃじゃん全然オフセットついてないじゃんスタビレみたいなオフセットが使いやすくてお気に入りだったのに何これ全然違うじゃんオフセットしてないじゃんオープンエンド側の厚みだって増えてるしこんなのどこにでも売ってるじゃん何こんな野暮ったいデザインにしちゃってんの?女性の指のようなうっっとりするほど美しいシルエットはどこいったの?こんなの、こんなの、僕の愛したエビの片目片口スパナじゃないじゃーーーーんっ(涙)
うわああああああああああっ!(涙)












……すみません。

分かってます、誰も悪くないんです。

お気に入りをなくしてしまった僕が悪いんです。



































しばらく旅に出るので探さないでください…
Posted at 2017/11/16 20:26:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2017年11月10日 イイね!

オーバーホール







先日YZさんへ送ったMRRS-Motorsportがオーバーホールから返ってきました。












購入してから5年間にわたり使っていたのですが、その間の走行距離が2万kmに満たないので、5年も使ってるとは思えない程度の良さだと言ってもらえました。
当たり前なのですが、なんだか気持ち的に嬉しかったです(笑)
ただしピストンロッドはフロントが縦傷多数のため要交換、リヤのほうも次の5年また使えるか?というと厳しいようなので、念のため交換してもらいました。

オーバーホール前の使用感について、おおむね不満はなかったものの、タカスのS字コーナで反応遅れが起こることだけが少し気になっていました。
もう少し縮みを強くしたい旨を伝えると、「NB8としては既に十分強いと思います」との返事が…(涙)
ただし伸びと縮みが切り替わる点での設定を変えることでいくらか改善出来る、とアドバイスを頂いたので、無理に縮み側アップはせずそちらをお願いしました。
また反応遅れの原因はアッパーマウントブッシュ部分によるものが結構あるそうなので、フロントだけですがピロアッパー化することにしました。
S字でどんなふうに変わるか楽しみです。









ピロアッパー導入にあたってロッド上部のステム径をM10→M12に変更し、またスプリングシートの併用もおすすめされたので、それも付けてもらいました。
また最近はバンプラバを横から差し込んで使っているためバンプストッパは取り外してもらいました。
そんなこんなで当初の予定よりも大幅な変更となってしまい、ちょっと想定外でしたが、希望を満たすものが欲しいので良しとしましょう。

ちなみにTGダンパのオーバーホールに関する料金はこちらのページ(http://www.yzz.co.jp/notice_tg-oh.html)に一通り記載されています。
今回のオーバーホールに関して、実際に作業してもらった内容を金額付きでまとめておきますので、もし検討されている方がおられましたら何かの参考にしてください。




 フロントダンパO/H(仕様変更あり)…¥30,000
 ピストンロッド交換 …¥7,000
 アウタケース再メッキ …¥4,000

 リヤダンパO/H(仕様変更なし)…¥24,000
 ピストンロッド交換 …¥7,000
 アウタケース再メッキ …¥4,000

 計¥76,000

 (すべて税抜)
 (ピロアッパー化に伴う費用は省略)




新品を買おうと思うとダンパだけで10万円を越えてしまうので、仕様変更を含めても、それよりは安く収まりました。
O/Hだけで済ますなら¥48,000+税ですが、2年毎の定期的なO/Hを受けていない僕のようなズボラさんは、ロッド交換を前提に考えたほうがいいと思います。
アウタケースの再メッキはまぁお好みで…(笑)

そのうち時間みつけて交換しようと思います。
いつタカス行けるかな?




Posted at 2017/11/10 21:22:22 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2017年11月03日 イイね!

ばねの座巻きと「初期」の範囲









サスペンションのばねにはいろいろな種類がありますが、その中でもばね端部の形状を指してオープンエンド、クローズドエンドなどと呼ばれることがあります。
こういったばねの端部は座巻きとも呼ばれますが、意味としては「ばねのうち有効巻数に数えない部分」といったあたりになります。

言葉を変えると、「ばねとしては使わない部分」ということになるでしょうか。
有効巻数には含まれないわけですからね。
おまけおまけ(笑)

ところでオープンエンド形状のばねは、クローズドエンド形状のばねに比べて初期が柔らかいそうです。
おまけ部分のばね定数は、製品としてのばね定数よりも低いため、座巻き部分が線間密着するまでの間は本来よりも低いレートになるわけですね。
そのため、例えば「オープンエンドは乗り心地がいい」あるいは「初期のレートが出ないからステアの反応が鈍い」と言われることがあります。

乗り心地が良く感じたり、反応が鈍く感じたり、そういった印象を受けたのであれば、確かにそう感じたのかもしれません。
ただ、ここでひとつ注意するべきポイントがあります。

それは

ばね単体で話をするときの「初期」と、サスペンションのストロークとしての「初期」は、別の範囲を表している

ということです。

ばね単体で話をするときの「初期」とは、ばねに全く荷重が加わっていない状態からスタートして、そこから荷重が増えていく範囲のことを言います。
それに対してサスペンションのストロークは、1G、つまり車重がかかった状態が基本になりますから、そこから荷重変化し始めるところが「初期」ということになります。
















オープンエンド形状のばねの座巻きが線間密着する荷重の大きさが、例えば50kgfだったとすると、オープンエンドの特性として柔らかさを感じられる範囲は0~50kgfであるわけです。
ところが車両に取り付けられた状態のばねには車重がかかっていますから、僕のロードスターのリヤ側であれば、ばねには300kgfくらいの荷重がかかっているのが標準状態です。
走行するといろんな要因が入るので常にぴったり1Gかかっているわけではありませんが、0~50kgfよりはずいぶん大きいという意味で、大体そのくらいです。

そこからハンドルを切ればアウト側は350kgf、400kgfと増えていきますし、イン側は250kgf、200kgfと減っていきます。
ちょっとした段差を越えれば一気に500kgfくらいの荷重がかかります。
バウンドすれば荷重は300kgfくらいを境にして上回ったり下回ったりします。

このとき、ばねにかかる荷重が0~50kgf近くまで下がるということは、どういうことでしょうか?

ハイレートなばねで、落差の大きなマンホールを踏んだとき、その一輪は50kgfを下回るかもしれません。
サーキットスペックのFF車両でブレーキングしながらコーナに突っ込めば、リヤ内輪は50kgfを下回るかもしれません。
ジャンピングスポットでジャンプすれば、4輪とも0kgfになりますね。

このような場合に、ばねのオープンエンド部分がオープンします。
そこからの荷重が増えてオープンエンド部分がクローズするまでの瞬間において、感性の豊かな人であればオープンエンド形状のばねの特性が感じられると思います。

「思ったより特別なシチュエーションだけじゃねーか!」という方と「いやそういうシチュエーションって結構多いでしょ」という方がおられるかもしれません。
感じ方は人それぞれなので、皆さんにお任せします。

同じ「初期」という言葉でも、実際の範囲は違うというお話でした。
ばね単体での「初期」とサスペンションのストロークとしての「初期」、それぞれ具体的に何kgfくらいのときなのか?を考えてみると、理解の助けになるかもしれません。







あっ、ちなみにばね銘柄の違いはばね銘柄の違いなので、本文の内容から外れることにご留意ください(苦笑)
Posted at 2017/11/03 22:39:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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「@Garage K 個人的には、「グリップする」=「より大きなグリップ力(コーナリングフォースまたは加減速力)を出せる」という意味かなと思って読んでましたが^^;
この件面白いんで記事にしますね!」
何シテル?   12/13 20:54
福井のロードスター乗りです。 ロードスターは現在休眠中。 タカスサーキットをホームコースとしてサーキットアタックしていました。 GPSロガーの結果を元...
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