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Japthugのブログ一覧

2014年04月09日 イイね!

電動ファン化計画実行中その3

うーん、嫁が貰って来たインフルエンザにやられそうでヤバい私です・・・
一応薬を吸引したので大丈夫と信じたい所ですが--;


さて、第3部はさらにだれも興味のない配線です。
簡単ですと言いながら図にするとグッチャグチャでした・・・






ということでまずはメインファンの配線のみ説明します。




で話を簡単にするためにダイオードユニットは取ってしまいましょう。
(ダイオードユニットについては後述。あってもなくてもあまり変わりません)




まず通常時、水温が上がるまでは上図の通り、どこにも電流は流れません。
水温が85度になると、次の図のように4極リレーの方に電流が流れます。
すると、赤丸で示した部分の4極リレーの接点が繋がります。




すると、ファンのロー側配線に電流が流れ、ファンがロースピードでonになります。



水温が100度を超えると、5極リレーの方にも電流が流れます。
するとやはり5極リレーの方の接点も切り替わります。
(4極リレーの方にも継続して電流は流れているので、接点は繋がったままです。)




すると今までロー側に流れていた電流が切り替わった接点を通ってハイ側に流れ、ファンがハイスピードに切り替わります。




まあこんな感じで割と単純な話です。
リレーの方はアクセサリー電源から取っているので、キーオフでファンの電源も切れます。


しかし!
エンジンを切った後も、ある程度ファンが回ってくれていた方が熱がこもらず、エンジンルーム内のゴムや樹脂の保護に役立ちます。
かといって、ふと水温が上がった時、あるいはスイッチが壊れた時、キーオフなのに勝手にファンが回っても困ります。
それを解決してくれるのが、元々純正のサブファン制御用に付いていたファンランオン(fan run-on)ダイオードユニットです。



エンジンを切ってキーを抜くと、アクセサリ電源からの電流は当然カットされます。
しかし、85度の方のサーモスイッチが入っている状態だと、バッテリー電源からダイオードユニットを通って4極リレーに通電するので、キーオフ状態でも電気が流れ続け、サーモスイッチがオフになるまでファンがしばらく回るのです。
一度ファンが切れてしまえば、アクセサリ電源をオンにするまでファンが再び回ることはありません。
なお、エンジンシャットダウンのあとはロースピードでしか回らないようにしてあります。ハイだと電流食い過ぎてバッテリーが死亡する恐れがあるためです。まあそもそも100度まで行くときと言うのはよっぽど冷却系統に問題のあるときでしょうから、そこに至る前にエンジンを切らないといけないと思いますが--;


しかしこの仕組みを考えた人は偉いですねえ・・・
最初なんでこんなものが付いているのか全く分かりませんでしたが、リサーチの結果面白い役割を果たしていると分かり、使ってみることにした次第です。




サブファンは温度とACコンプレッサのど両方に連動してオン/オフするようにしています。




温度センサーで温度が一定以上上がった時、コントローラー内のスイッチが入ると、リレーに電流が流れます。



するとファンに電流が流れます。




コンプレッサがオンになると、コンプレッサ連動リレーの方に電流が流れます。



すると、これがサブファンのリレーに電流を流れさせ、ファンに電流が流れるようになります。






ファンの速度を可変にしない限りは、リレーでの制御のみになるので、リレーと言うものの原理さえ分かれば何とか組めるものです。
実際、80年代後半から90年代前半にかけての自動車の電動ファンの制御はこの程度のものです。
X300のツイン電動ファンは面白くて、2個のファンを、温度が低いときは直列つなぎ、温度が高くなると並列つなぎにしてスピードを調整していました(直列のときは電圧が2個のモーターで半々になるため、ファンスピードが半分になる)。

X308/X100も多分同じような制御で2スピードだと思いますが、これは単純なサーモスイッチとリレーでの制御ではなく、エアコンECUが温度とエアコンの使用状況に応じてもっと細やかに制御しているようです。


しかし早くウォーターポンプのボルトが来てくれないとクルマに乗れませんね・・・
その前に私の体調の方を悪化させないようにしないといけませんが--;
Posted at 2014/04/09 03:16:53 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日記
2014年04月07日 イイね!

電動ファン化計画実行中その2

配線、ファンの設置ともに大体終わりました!
が。
ウォーターポンプを留めるボルトが適切なサイズのものを入手出来ていないので、エンジン回すと水がだだ漏れになりまだ何もチェック出来ていません・・・^^;
このボルトがまた今度はUNC(インチ並目)なんですよ。UNFだろうがUNCだろうが日本ではほんっっとに売ってないですね。困ったものです。


さて、V12のウォーターポンプ、前から写真を撮るにはボンネット取らないといけないので、写真借りてきました。



これの赤い四角で囲んだ所がウォーターポンプです。
なんと、ポンプの上から機械式ファンのドライブユニット(ファンキャリア、要はファンの根元)が共締めされているんですね。






ファンドライブは当然電動ファンになれば不要なので外しますが、外すとこうなります。
(下の写真は私の車両でのアップ。汚い・・・)


ひとつ上の写真の赤丸部分のボルトは、元々ファンドライブユニットまで留めるために長いボルトになっていますから、そのままは使えません。
青矢印の部分は両切りねじのスタッドボルトになっているので、これも入れ替えないと使えません。
このスタッドを抜くのに神経使うんですよ・・・ダブルナットかけて回すんですが、何せ固いわ狭いわで大変です。変な力をかけて折らないようにしないといけないので・・・


というわけで、これらのボルトが入って来るまでしばし休憩。
ついでにウォーターポンプまで交換しようと思っていましたが、さすがに1週間もダラダラやってると一寸元気がないので、今回はボルトちょちょいと閉めて終わるつもりです。


制御はまずファンスイッチをメインファン用に交換


2極のサーモスイッチ(92度オン87度オフ)を・・・




X300の3極サーモスイッチ(ロー85度オン、ハイ100度オン)に交換
これでメインファンの2スピードの切り替えが出来ます



サブファンがスイッチと干渉するのでシュラウド削ります。
(オリジナルのシュラウドにもスリット入ってます)



サブファンは中華製コントローラーで制御。ブラケットはアルミ板で制作しました。
これがすっげぇ安いくせに優れもので、液晶での温度表示に加え、オンになる温度と、その後スイッチが切れる温度を独立して設定出来るんです。
ただのサーモプローブで制御する安物ファンだと、ダイヤル回してもそれが何度なんだか分かんない、というただのつまみを回して、エンジンの様子を見ながら調整するしかありませんし、ちょっとでも温度が変わるとすぐオンオフを繰り返して鬱陶しいんですね。
これはそんなスイッチよりも安いくせに0.1度刻みで温度表示出来るし、実際の温度と温度計にズレがあれば修正出来るし、一度オンになったら最低何分かはスイッチが切れない、と言うようなタイマーまで設定出来るし、何ともはや高性能。中国恐るべしです。
残念すぎるのは説明書が絶望的に分からないことです・・・カナダの四駆専門サイトで商品紹介がありやり方が分かりました。それがなければ買ってもどうにもならんです--;
ま、そこが中国らしいですね^^;


今回は92度オンの86度オフに設定してみましたがまだ作動に関しては実験できてません・・・
設置はグローブボックスの中。配線は勿論エンジンルームから室内に引き込みました。




メインファンは2mm厚のアルミ板でブラケット作ってシュラウドに取り付け、隙間を黒いスポンジで塞ぎました。






どうでしょう、元からこの仕様だったようなこの自然なフィット感(自己満)

サブファンは右下がセンサーと、左上がアッパーホースとそれぞれ干渉するので、シュラウドを削っています。
メインファンは青い部分の高さを一寸削った方が本当は良さそうです。
クランクプーリーとの隙間が1cmくらいしかありません・・・かなりギリギリです;;
これは走らせて干渉しないかチェックが必要です。


次回は配線のお話など。
(誰も興味ないですよね、でも書きますw)
Posted at 2014/04/07 03:04:53 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日記
2014年04月03日 イイね!

電動ファン化計画実行中

ついに純正の電動ファン(サブのファンの方)がガラガラ言い始めたので、以前から温めていたメインファン電動化計画を実行することにしました。
未完成ではありますが、最近ブログも書いていないので、途中経過をネタとして報告します。


よく海外ではシュラウドから作った2ファンのシステムを入れている人が多いのですが


こんなやつ

めちゃくちゃ高いんですよね。
アメリカで売ってるのが大体$500くらいから。送料まで入れたらとんでもないことになります。
まあポン付で楽なのでしょうが、そんな余裕はないのと、それじゃ面白くないって言うんで、色々調べて既存のファンシュラウドを生かしてやってみようという事になりました。




取り外したファンシュラウド。
これをそのまま利用します。





海外から仕入れた12インチのファン。
このサイズで1750cfmの風量を誇るとのことですがホンマかいな?と一寸眉唾物です^^;
がしかし日本で手に入る汎用ファンの倍以上の風量に惹かれ購入。まあ値段もそれなりですが。
サブファンに使用予定、と思って買ったら、ファンのカバーのサイズはドンピシャだったのですがファンが入らない・・・仕方ないので羽根を削って調整しました。
それでもまだ安物ファンよりは風を送れるはず。




メインファンにはフォードの17インチファンを使用。
2スピードで、サーモスイッチを使って風量切り替えが出来ます。
ローで2500cfm、ハイに至っては3800cfmという脅威の風量で、業界最強クラスだそうです。
ちなみに流用されるファンで最強と言われているのはリンカーンMk-VIIIの18インチファン(=マックス4300cfm)ですが、電力を半端無く食うのとXJSのファンシュラウドには入らないのとで却下しました。





こいつのシュラウドを削ってXJSのシュラウドに入るよう加工します。




サブファンの方はシュラウドの反りを少し起こしてやるとすぽっとハマります。
理想を言えばファンのカバーが12インチで中身のファンブレードが11か10インチなら最高なんですがねえ。



という事で完成予想図はこんな感じです。
まだ固定までは出来てません。
配線は現在調整中です。


週末までには何とかまとまるでしょう。
引き続き進展があればアップします。
Posted at 2014/04/03 05:56:08 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2014年04月01日 イイね!

悪いことはこっそりやるから楽しいんじゃないの?

みんカラというのは自動車のSNSであるので、どうしても警察嫌いが多くなるのは理解出来るんですが・・・
自分が悪いのにブログで警察の悪口書いてみたり、堂々と違法改造してることを公に書いちゃったり、これってどうなんですかねえ・・・


はっきり言って、これってバカッターと完全に一緒のレベルですよね。
やっていいことと悪いことの区別が全然ついてないんですもん。
それで注意されたら逆切れってどういうことよと。


悪いことっていうのは誰しもやったことはあると思います。
叩いても埃のでない人なんてこの世には存在しないでしょう。
でもね、それって普通こそこそやるもんでしょう。
最近の中高生のくそガキは平気で制服のままタバコ吸ってたりしますが・・・--;
タバコも酒も大体みんな未成年で始めてるもんです(警察官ですらそうでしょう)が、それは大人の目を盗んでこそっとやるから良かったのであって、堂々と罪の意識もなく、悪びれもせずやるのでは、もはや人間社会に生きるものとしての最後の砦が崩れてしまっているような気がします。


まあ、私には関係ありませんがね・・・
お好きにどうぞと言う感じですか。


Posted at 2014/04/01 03:12:15 | コメント(7) | トラックバック(0) | 日記
2014年03月19日 イイね!

これ見たことあります?

Tale of a Twin Supercharged XJS V12

Bradley Smith's Supercharged XJS in Detail


ツインスーパーチャージャーを付けた無茶苦茶なXJSです。

エンジンはNASCARのレースをやっているチューナーでリビルドし、フルコンを組んで675から920馬力を発生したとのこと(選択するチャージャーのプーリー径=ブースト圧による)。
アイドリングはストック状態より静かなくらいで、どんなハイパフォーマンスカーよりもスムーズなエンジンに仕上がっていたらしいです。

オーナーが残念ながら亡くなったため、2007年の時点で売りに出されたみたいですが、一体今誰がこれを所有しているのだろうか気になりますね・・・
Posted at 2014/03/19 19:09:13 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日記

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