エンジンスターター取付け事前準備
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
物事は何でも「段取り八分」が大切、札幌は季節外れのプラス気温が数日続く予定なので、エンジンスターターのパーツが揃う間に、面倒くさい箇所の作業を天気のいい内に終わらせてやろうと作業開始です。
まず初めに、フードピンの取付け作業です。
これはボンネットが開いているときにエンジンスターターの機能が停止するよう動作するものですが、要はただのスイッチです。
エンジンルーム内(赤〇)に取り付け、車内へは、ドアロックサイレンの配線チューブに通して引き込んでいます。
車内引き込みのグロメットは矢印の場所で一番簡単な場所ですね。
2
車内から見ると、フットレスト上部から配線が出てきます。
写真ではフットレストがずれていますが、すでに外した状態を撮影したものです。
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もう1つ、安全のため、キルスイッチ(バレットスイッチ)をフードピンと並行して取り付けます。
要は強制オフスイッチです。
整備で工場などに入庫する際、誤ってエンジンスタートしないよう、強制的にカットするスイッチですね。
ほとんど使うことがないと思うので、小物入れ内部に取り付けました。
4
さあ、一番面倒くさいAピラーを外してのアンテナ取り付けです。
まずは、Aピラーを外すためには、いろんなものを外さないといけません。
問答無用でオープンにします。(ほぼ、2ヶ月ぶりに屋根開けました。)
ルーフフレームアッパートリムを内張はがしで外します。
これは外さなくてもいいのですが、ルーフフレームロワートリムを外すにしても、オープンにしないと作業できないのと、オープンにしたのなら、外した方が後の作業がしやすいためです。
(この作業は大した手間ではありません。)
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次にルーフフレームロワートリムを外すのですが・・・・その前に。
1中央のルームライトユニットを外します。
2サンバイザーを左右外します(根元にネジ隠しの丸い蓋があるので、精密ドライバーでこじって外します)
3サンバイザーマウント左右を外します。(マウント表面が蓋になっているので根元に内張り外しを差し込んで、半ば強引に外します。)
4バニティライト左右を外す。(横にスライドさせて外す)
これだけ外してようやく、ルーフフレームロワートリムを外すことができます。
えらい大変です・・・・
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いろんな道具がないと傷だらけになるだろうサンバイザーマウントの構成図を載せておきます。
精密ドライバーだけでこじるとカバーが傷だらけ&縁がぼこぼこになると思います。
精密ドライバーでこじって、ちょっとでも隙間ができたら、マイナスドライバー等の幅のあるものに切り替えてゆっくりこじらないと、最悪カバーが割れちゃうと思います。
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外すとこうなるので、運転席から見えない位置にエンスタ用のアンテナを貼り付けました。
この位置なら車検にも問題ありませんね。
私自身、目に見える所に配線があるのが、とにかくイヤなので、配線は全て隠すか、見えないように処理しています。
ゴルフの場合、ロワートリム前方に隙間があるので、ここまでやらずとも配線を押し込むこともできますが、Aピラー横(ガラス側)に隙間がほとんどないため、配線を押し込むことができず、結局Aピラーを外さずして配線は通せないと思います。
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あわせて、Aピラーの耳?矢印部分がロワートリムの下になっているので、結局はAピラーを外すには、ロワートリムを外さないといけないということですね。
あー面倒くさい。
あまりに面倒だったので、Aピラーの写真を撮り忘れましたわ!
Aピラーの外し方は上部から外しますが、上の矢印部分に2個クリップがあるので真下に引いてクリップ2個をはずして、次は横に引っ張ってクリップ3個が外れたら、斜め上に引っ張って外します。
取り付ける際はAピラー根元にある、かえしが邪魔して中々大変ですが、これでこの作業が5回目位となる私にとっては、意外とすっぽりハマりました。
結局、サンバイザーマウントのカバー外しが一番大変でした。
アンテナケーブルの引き回しも終わって、全ての事前準備は終わりました。
次回は取り付け編ができればいいなと思います。
お読みいただき、ありがとうございました。
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