キーシェルの交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
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みん友の皆様いかがお過ごしでしょうか?
札幌は10月というのに未だ20度近い気温があったりと、紅葉ちょっと遅くない?って感じで違和感を感じています。
まあ、オープンを楽しめる時期が長くなるのは嬉しい事なんですが、、、、
さて、アリーを日々巡回されている諸兄方ならば最近よく見かけるであろう、VW用キーシェル、、、、今回購入して、シェル交換が完成しましたので、人柱も兼ねて報告します。
結論的には、リューター等の工具が無いとかなり厳しい戦いになると思います。
2
この通り、202ADと202以外はダメと書いてあります。うちのゴルフのキーの製品番号は202Sです。
ちなみにこのキーシェルは送料入れると930円でした。
この末尾の違いは調べてみたんですが良くわかりませんでした。(最終的にはわかった気がしますが、後でそれは書きますね。)
3
はい、並べるとこんなもんです。
作りは全然悪くないです。
ピアノブラックでいい感じです。側は若干大きいものの、厚みはやや薄い作りになっています。
キー部分が純正は縦ですがこのキーシェルは横向きとなっています。(その分だけ、ちょっと薄い)
私のキーはゴルフ購入時に付いてたキーで結構、年季が入っています。
今まではキーカバーを使っていましたが、今回はキーシェルごと変えてみたいと思います。
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純正キーの分解です。
キー下側のバッテリーカバーを外します。
赤点のところにピン2本があります。
まずこのピンを引き抜かなければなりません。
最悪、この状態でも無理やりこじって破壊すれば良いのでしょうが、中の基盤にはイモビライザーチップもあり、基盤が破壊されるとエンジンの始動ができなくなります。
ここは慎重にいきたいところです。
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ここでリューターを使ってピンの周囲のプラスチックを、ベンチやニッパーでピンを挟める程度の深さまで削ります。
私は薄刃のニッパーで引き抜きました。
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ピンが2本抜けると、ちょっと本体をこじるだけで、キーを分解する事ができます。
赤線の部分にある、黒い棒みたいなものがイモビライザーチップとなります。
壊さないように慎重に進めましょう。
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こちらが今回購入したキーシェルです。すでに基盤はこちらに載せてありますが、フィッティングは全く問題なしです。
写真では裏蓋に電池をはめ込んでいますが、この裏蓋は2分割になるので後から電池をはめた方が良いです。
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さて、もう1つの山です。
向かって左が純正キー、右が今回のキーシェルのブランクキー、厚みも形も全然ちががうので、どこかのお店でブランクキーを彫ってもらうか、キーそのものを入れ替えるか?です。
もちろん私はキー部分を入れ替えます。
赤点部分に、ピンが打ってあり、そのピンによりキー部分とキーの根本(ベース部分)が固定されている構造なので、上から、何か適当なもの(私はピンとほぼ同じ径のクギを使いました。)でピンを抜いて、根本のベースとキーを分離させます。。
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ピンを外す事で、キー部とベース部に分離する事ができました。
(キーには一応モザイク処理をしています。)
なんとキーのピンで止まっていた部分の形状が違います。
これが先に言っていた202ADと202Sの違いではないかと思います。
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もう後戻りできないので、グラインダーと鉄工ヤスリでベースにハマる部分のみをブランクキーと同じ形に加工します。
幅は大丈夫でしたが、厚みを0.5mm、高さを1mm程度削る必要がありました。あと、角部分もですね。
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同じ形に削れたら、新しいキーのベースに嵌め込んで、外したピンを再度打ち込んで、キーとベースをを固定します。
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ここまで、加工が済めば終わったも同然、あとはキーの飛び出し機能を戻すべく、裏蓋を半時計周りに1回転半回して表と裏を合体させて無事完成となります。
動作自体はキーの外観だけを変えただけなので、変わりはありません。
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あとは、ロック、アンロックが動作するか、エンジンは始動するかを確認して、動作確認も終了です。
結論的には、変えても良いでしょうが、作業的にはポン付けというかポン交換はできないので、それなりの工具が無いと危険を伴います。
ここまで加工が必要ならばキーカバーで十分かなぁと個人的は思います。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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