エンジンマウントの交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
みん友の皆様、ご無沙汰しております。
いや〜それにしても暑い日々が続いていますね。
8月後半になっても、札幌とは思えない程の猛暑日が続いており、ホント参りました。
さて、今年の4月から勤務場所が変わり、往復70kmの道のりを通勤していますが、うちのゴルフも先日、ついに10万kmを突破しました。
ドックボーンマウントの記事でも書きましたが、アイドリング時の微振動がすでに出ており、恐らくエンジンマウントの影響なんだろうとアタリをつけて、ちょうど10万kmだし、思い切ってエンジンマウントを交換する事にしました。
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MEYLE製のエンジンマウントを探していたところ、丁度、運良くアップガレージでゴルフ6用のエンジンマウントを発見!
新品未使用で1個700円という激安価格で購入する事ができました。
この写真のマウントは助手席側です。
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このマウントが運転席側となります。
これも700円!
マウント2個で1,400円プラス送料で3,000円程で購入する事ができました。これはラッキーでした。
エンジンマウントは全部で3箇所あり、残る1個はドックボーンマウント部にあります。
こちらはサブフレームごとの交換をしようと思っているので、そっちはまた今度。
メインの大物2個を今回は、交換していきます。
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まずは助手席側から交換です。
こっちのマウントはバッテリー下にあるので、バッテリー一式とエアクリーナーボックス一式をごっそり取り外します。
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半丸で囲んだところがマウントです。マウント上部に配線が乗っかっていますが、上に引っ張ると、ケーブル束が外れて左右に逃がせるようになります。
ボディ側4本とエンジン側2本のボルトで止まっているだけですので,外してマウントを取り外します。
そうそう、エンジンを落とさない様に、下からジャッキでエンジンを支える事を忘れずに!
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左側が新品で、右側が古いマウントです。
そんなに大きな差がありそうに見えませんが、上部の隙間が新品よりも多くなっていますね。
それよりも何よりも、新品のマウントを手で動かそうとしても殆ど動かないのですが、古い方は手でグニャグニャに動かす事ができました。
上下動はまだ硬さは残るものの、左右(前後)はユルユルでした。
これなら微振動が出るのも当たり前ですね。
ここまでヘタっているとは驚きました。
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新品を取り付け終わった状況です。
位置関係をマーキングしてズレがない様に取り付けます。
やり方としてはエンジン側のボルト2本を仮止めして、エンジン下のジャッキのテンションを抜けば、手やバールでエンジンを動かす事ができる様になるので、ボディ側のネジが合う様微調整して、本締めすれば、位置合わせについては苦労しませんでした。
本来、このボルトは再使用不可ですが、自己責任で再使用しています。
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今度は運転席側のマウントを交換します。
ちょっと見づらいですが、ウォッシャー蓋の下にマウントがあるので、この付近のモノを外します。
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こんな感じで、外したモノはチャコールフィルターとクーラントタンク(ネジを外しただけ)、ターボチャージャに行くパイプ、ステー等です、これくらいでマウントを外す事ができます。
クーラントタンクの下にボディ側のボルトがありますが、横に逃がせるので、問題ありません。
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マウントを外したところです。
こっちのマウントはボディ側2本とエンジン側2本のボルトで固定されています。
こちらも注意点は助手席と同じで、エンジンが落ちない様に下からジャッキサポートは絶対、ボルトの再使用は不可です。
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左側が古いマウントで右側が新品です。
若干形が違いますね。対策品が出ている様ですから対策品かもしれません。
このマウントは劣化が酷く、助手席側よりもグニャグニャでエンジン側のマウント位置が上方から見て下がっている(隙間が大きい)のがわかると思います。
マウントを外す時に下からジャッキでサポートするのは、先にも書いた通りですが、交換の際、若干、エンジン側を高くして外しました。
新品組み付けの際、本来は位置がピッタリのはずが、エンジン側に1cm程の隙間ができていたので、本来の位置からエンジンが1cm程下がっていた事になります。
うーん、やっぱりエンジンマウントは10万km?いや、もう少し早めの交換でもいいかもしれませんね。
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見づらいですがマウントのゴム部分は亀裂が生じていました。反対側も同様です。
まあ、数100kgのエンジンをマスオさんポーズのまま、支え続けているんですから、ヘタって当たり前ですね。
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ちなみに、上からマウントを見ると左が古いモノ、右が新品で若干形が違います。
上でも書きましたが、ヘタりづらくなる様対策品があるとの事で、これがそうなのかは不明ですが、全く問題なく取り付けできました。
今回は、左右合わせて2時間程度の作業時間で、さほど、外す部品も多くなく、順調に作業できました。
交換後は当然と言ってよいのか,微振動は全く無くなり、非常に快適になりました。
このタイミングでドックボーンインサートも一緒にやれば良かったのかなとも思いました。
エンジンマウント、、、、地味なパーツですが、乗り味や振動に関する重要部品ですね。
最近は予防整備が多くなっていますが、これでまた数年は快適にドライブを楽しむ事が出来るでしょう。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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