ドックボーンマウントの取付け(ボツネタ)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
札幌も今年は例年にない雪解けの早さと、気温の高さにより、この時期特有の砂ホコリは依然多いままですが、4月に入ったばかりにも関わらず、すでに10回ほど、オープン走行ができています。
いやー凄いですね♪
こんな事は今までありませんでした。
それくらい、今年は暖かい日が多いという事ですね。
さて、先日スタッドレスから夏タイヤに交換した際、下回りを色々確認していると3つある内の1つのエンジンマウントに、経年劣化による亀裂が入っている事を確認しました。
2
近くで見るとこの様になっています。
最近、エンジン始動時に振動がハンドルに伝わる感覚が大きくなっている様な気がしていました。
なるほど、これが原因だったか!とアリーエクスプレスでドックボーンマウントインサートを購入しました。
この部分のブッシュだけ交換しようと思いましたが、ブッシュを入れるプレスも持っていないですし、打ち込みによる交換も難しい様です。
交換については、サブフレームごと交換するのが簡単そうです。価格も15,000円程度なのでまだリーズナブルな価格設定ですね。
3
ここは、サブフレームの交換ではなく、以前からちょっと気になっていたドックボーンマウントでブッシュの延命を図ります。
このドックボーンマウントインサートはゴムブッシュの隙間に硬質ゴムのコレを差し込んで、全体を強化するものの様です。
要は強化ブッシュになるという事でしょうか。
送料が1,000円程度で、トータル2,300円程度の価格となっています。
4
これをゴムブッシュの隙間に押し込む形になります。
赤部分は硬質ゴムの様な素材でできています。
5
車体をジャッキアップします。
ここで1点注意喚起です。
先日もタイヤ交換で、地面と車体に挟まれて、亡くなった方がいました。非常に痛ましい事故です。
タイヤしか触らないならは百歩譲ってジャッキ挟んだままの作業でも良いのかもしれませんが、車体下に入る場合は絶対絶対、ジャッキスタンド(馬)で車を支えましょう!
こう言った事を面倒がると死に直結しますので、、、、
私も何度か地面と車体に挟まって亡くなった方を見ていますが、全てのケースが馬なしで車体下に入り、下敷きになるという事故でした。理由としては、、、、
1 車載ジャッキを使っていたため、力をかけた途端に倒れた。
2 ジャッキに問題は無かったが、アスファルトが車の重さでえぐれて倒れた。
3 フロアジャッキを使っていたが、ゆっくり油圧が抜け、気づいたら、体が抜けなくなっていた。
等々です。
もし、二重の安全対策を選択するならば、馬の後方にでもタイヤ等を入れておけば完璧ですね。
もう1度言わせて頂きます。
車体下に入る際は絶対にジャッキスタンドを使いましょう。
6
ゴルフのフロントアンダーパネルはアルミなので車下に入ってパネルを外します。
7
フロントのアンダーパネルを外すと、ドックボーンマウント一式が見えました。
8
エンジンとサブフレームを繋いでいる、マウントですが、こちらのブッシュは亀裂などありませんでした。
9
既存のボルトを外してグリースをたっぷりつけたインサートを押し込むのですが、非常にタイトなのでプラスチックハンマーか木槌で叩きこまないと最後まで入りません。
ここは気合いで叩き込みます。
無事にインサートがブッシュに入りこんだら付属のボルトを締めれば完成です。
取付け自体は、さほど難しくはありません。
で、取付け後に試乗してみましたが、エンジン始動時及び発進時の1000rmp付近で車体の振動が強く出てしまいました。
走り出せば全く問題無いのですが、クリープから、アクセルを踏み込んで発進する、ほんの数秒、ブルブル振動がかなり大きく、非常に不快な振動でした。
結局30分ほど周囲を走ってみたものの状況は改善せず、せっかく取付けましたが、もう一度バラして取り外しました。
色々調べると、かなり個体差と感覚の問題がある様です。
私の車体には合わなかったという事で諦めます。
現在よりも振動が強くなる様でしたら、今度はサブフレームごと交換します。
最後までお読み頂きありがとうございました。
10
ちなみにサブフレームごと交換する場合のパーツはこれですね。
以外と安いですよね。
[PR]Yahoo!ショッピング
タグ
関連整備ピックアップ
関連リンク