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一度バラして本溶接をしておきます


仮付けだったズーマースタンドに補強を入れてしっかりと固定しました


トナカイw
下地塗装を剥がします


錆が浮いてしまうので部分的に塗装を済ませます
もう黄色を塗るのが嫌なので、下まわりは黒にしておきます

リアホイールの加工に入ります


リアハブ一式が届いたので、ズーマーリアホイールが使えないか考えます


社外品のモンキー用10インチホイールを使ってしまえば手っ取り早いのですが、それだとズーマーフロントホイールとデザインが合いません

取り外したズーマーリアホイールはスクーター用なので、流用するにもシャフト形式がまるで違います

何とかできないもんか分解


モンキーハブが入るようにシャフト部分をくり抜きました


鉄板からリング2枚を切り出します


ハブに固定できるように加工して


ホイールに仮固定


もう一枚ではさんで、ボルト部分は強度を出すためにカラーを溶接しておきます


ホイールの振れを微調整しながら本溶接

リアホイールは完成


次は配線に入ります

フロアーシフトペダルを完成させます


リンクロッドを製作してペダルのアームに固定します
支点の長さを変えて軽く踏めるように、何通りか位置を試します


エンジン側も固定
ロッドのネジ調整とクラッチアームの差込角度で調整可能


フロアー樹脂に穴を開けてペダル支点を出してみましたが、ぜんぜん高さが足らない


4cmほど高さを足してみます


ペダルを前後に踏んでみて干渉しないように調整
これでフロアーシフト関連は一通り完成

次はスイングアームを仕上げます


モンキー・ゴリラ用のスイングアームが届きました
17インチホイール用のカブと比較するとものすごく短い
モンキー純正は8インチホイールなので、10インチのズーマーに合わせられるか心配になってきました


とりあえず取り付け、支点幅がカブよりだいぶ狭いので削って調整


ズーマーホイールを差し込んでみましたが、色々と問題発覚


まず、アーム長さが足らない
8インチと10インチでは半径だと25.4mmの差
それぐらい何とかなると安易に思っていましたが、ズーマーはタイヤが大きい事を失念していました
社外の5cmロングアームも売っていますが、買ったアームが無駄になってしまいます


もう一つは、カブスタンドでは太いタイヤが入らない
まぁ予想はしていました


ズーマースタンドをカブフレームに仮止め
後に補強と本溶接予定


無駄にしたくないので延長するしかありませんが、ハの字に広がったパイプを伸ばすと幅が変わってしまいます


平行部分がここしかありません
とりあえず切断


板厚があるため中央までしっかり溶け込ませるために、開先を入れて両面からつき合わせ溶接をします


同じ厚みの鉄板で6cm延長


さらに廃材で補強
センタースタンドにも干渉なし


スイングームが付いたのでサスペンションを固定するステーを溶接します


強度と動作を確認します
カブからお下がりのメチャ硬いサスペンション


ステーがねじれないように補強を入れることにしました
これでスイングアーム関連は一通り完成

次はキャブレターの取り付け位置を確認します


今回、手持ちの72ccカブカスタム用エンジンを使用したので、セルモーターが邪魔してキャブレターが後ろ向きに取り付けできません


いろいろ角度を試してみます
横向きは足元の邪魔になりそうなのと、樹脂を大きく切りこまなくてはなりません


正面が一番邪魔にならないみたい


樹脂を切り込んでみました
熱で溶けそうなのと放熱のために周りはネットにしたほうが良さそうです
取り付け方やキャブレターが変わるかもしれないので、ここは一応は完成とします


マフラーは手持ちのカブC70用の物で様子を見ます
ずいぶん長くて不恰好ですが、まずは始動してみてから短く切り詰める予定です

切り落としたカブフレームをマウントします


建築金物を使い、ズーマーエンジンハンガーに仮溶接します


後方は丸鋼を曲げてハンガーを作ります


ズーマーフレームにステーを溶接して後方ハンガーをボルト固定


カブフレームの不要な部分を切り落とします


一旦取り外して補強と本溶接


スタンドで自立させて強度を確かめます
あとはゴリラ用スイングアームを手配しておき、マウント関連は一応完成


シフト関連の加工に入ります

ステップとシフトべダルを本来のカブエンジン位置に取り付けるとバックステップになってしまいますので、ジョルカブ風のフロアーペダルにしてみます


ズーマーのメインフレームに補強を入れてフロアーペダルを固定したいのですが、ここの素材はダイキャストなので溶接も穴開けもできません
会議テーブル脚を叩き込んでみるとカッチリはまりました


こんな感じで取り付けたい
フロアーペダルからエンジンまではリンクロッドを製作してギアチェンジをします


カブエンジン用のスペアパーツが流用できそうです
クラッチロッドを切り詰めて溶接しました


エンジン側もクラッチアームを流用します


あとはフロアー樹脂に穴をあけてペダルを出します
厚みの干渉を調整するまで高さは仮止め
下に伸ばしたアームにリンクロッドを接続すればシフト関連は完成

ズーマーにカブエンジンを搭載するための加工をはじめます


パターン3のマウント方法が一番良さそうですが、ホイールベースを出来るだけ短くするように工夫します


強度に支障が無い程度に、干渉する部分を切り込んでいきます


少しでもエンジンを前に移動させます


フライホイールカバーが当たる部分も削る


エンジンマウントはカブフレームから切り出します


レーザー墨出しでエンジンを中央に配置


カブフレームを仮組みしてみます


前方マウントはズーマーのエンジンハンガーを利用します
切り出して補強したマウントフレームに溶接する予定です
後方は…　模索中


カブスイングアームを付けてみましたが、やはり長すぎます
モンキー用を入手したほうが良いでしょう
あとリアホイール・ハブ一式も

ズーマーにカブエンジンを搭載するための考察をしてみます
画像を加工してバランスを見ます


ズーマーベース画像


エンジン・マウント・スイングアーム切り出し用画像



「パターン1」
エンジンを理想的な位置に置き、カブのスイングアームを付けてみるとこのようになります


検証


フレームがせまくて理想位置までカブエンジンが入りません
少しマウントが高めになりますが、この位置で妥協してもキックアームに支障が出ます
アームの付け根を横に長く加工すればキックは可能かもしれません


「パターン2」
シリンダー・ヘッド部分を後ろから差し込んでみます
後ろに行く分、ホイールベースが長くなります


検証


キックもできるしオイル交換等のメンテにも問題はなさそうです


エンジンをマウントする高さも問題ありません


ズーマータンクをそのまま使える位置までエンジンを離すとさらにホイールベースが長くなる


「パターン3」
短いスイングアームのモンキー・ゴリラ用ならこんな感じ
それでもまだ長いなー