ブレーキレバーの定期グリスアップ
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
ブレーキレバーの定期清掃です。
結構距離走ってますが、このレバー付近の清掃とキャリパー全体清掃は、今まで細目にやってきました。
3,000~5,000㎞毎ぐらいです。
おかげでノントラブルで現在に至ります。
2
まずは、レバーのピボットボルトとナットを外します。
この部分は、純正部品そのままで利用しており、新車時から利用して現在に至りますが摩耗も最小限度に抑えて、まだまだ利用できてます。
3
外したピボットボルトには、毎回うっすら作動傷がつくのですが、300番くらいのペーパーできれいに全体を磨き上げ、ツルツルにして再利用です。
ネジ山も問題ありません。
4
マスターシリンダーボディ全体も古いグリスや汚れが付着していますので、きれいに清掃し、こんな感じに。
5
ブレーキライトスイッチも現在まで故障なく利用できてます。
ブレーキレバーとの接触作動点には、うすくシリコングリスを毎回塗ってます。(写真中央の白い点)
スイッチコネクターも錆びないように定期的に接点復活剤を入れてます。
6
マスターシリンダーは一度OHし、新品に交換してますから調子はGOOD。
ピストンシリンダー表面(レバーがあたるところ)は、グリス切れると傷が入りどんどん深くなります。
細目にグリスアップしてても、写真中央の丸いシリンダー表面にうっすら縦傷が発生してますね。
これ以上深くならないようグリス入れ替えします。
7
ピストンシリンダーをカバーしているダストブーツも定期的に外して清掃します。
ブーツの中は、変色気味のシリコングリスが見えますね。
8
古いグリスを拭き取り、新しいシリコングリスを裏側全体に塗りこんでおきました。
ダストブーツには、走行埃が入り込むので結構汚れています。
9
ブレーキレバーも各可動部分、接触部分にグリスを塗りました。
グリスは、AZの極圧リチウムグリスを利用してます。
10
ついでにピストンシリンダーを指でグッと押すと赤矢印部分が、押されて下がります。
その箇所にメタルラバーを毎回吹いて、潤滑するようにしてます。
今まで不具合なく、非常にスムーズにピストンは作動してます。
11
ダストブーツをしっかりはめ込みます。
そして、ブレーキレバーの接触面にグリスをしっかり塗り広げて、スムーズな稼働にできるようにしました。
個人的には、ピストン表面にはやや多めに塗りこむようにしています。
12
ボルトを6Nで固定すると、余分なグリスがブリブリ出てきます。
不要な箇所をきれいに面棒で拭き取ったら完成です。
ブレーキレバーの動きがスムーズだと、安心して乗れますね。
13
ついでに、新しいキャリパーを購入しました。
台湾のANCHORです。赤のレッドアルマイトが気に入り購入しちゃいました。
もうすぐインドネシアからディスクローター300㎜が到着するので、あわせて交換取付し、フロントブレーキ全体をカスタムしてみようと思います。
ホースもこの機会に交換します。
こちらは次回詳細掲載してみます。
14
ブレンボの4POTも良いですが、こいつもなかなか質感よく、非常にしっかりとした作りです。
赤の発色が素晴らしいです。
15
現在総走行距離 96,205kmまできました。
10月には目標だった10万キロを越えそうです。
1台のバイクでこの距離は、未知との遭遇なんですが、この距離走ってても、いまだ高速で110㎞/hの巡行が可能です。エンジンも絶好調!
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