NDロードスター vs カーボンシート その2 一人でもなんとか貼れる
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今回使用した道具たち。刷毛とボンドのシールプライマーは裏の剥がれ防止用に縁に一周塗るため。他のセットはAmazonで1000円のセットを使いました。普通にカーボンシートを広げるとシワがたくさん出ます。大きなシワやたわみは気にしなくていいのですが広げるプロセスで折れたり尖るように折れ曲がっちゃうとそこで線跡が残るので要注意です。黒っぽいからそこまで目立たないですが。
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貼るサイズが巨大なので位置合わせのため水張りをします。洗剤5%の水をたくさん吹いてから貼ると動かせるわけなんですが・・・あんまり吹きすぎるといくら押し出しても全然くっつかなくなるのでちょっと剥がしては拭き上げる羽目になりました。
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表のフィルムと裏の剥離紙を剥がしてとりあえず乗っけた状態。曲面が何重にも合わさってる一枚の鉄板にいかに追従したくないかがシワによって伝わってくる・・・。
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なんとか真ん中から温めて、引っ張って、スクレーパーで押し付けて気泡なんかを抜いて・・・を繰り返して数時間。一人作業というのと経験不足から半分ぐらい貼るのに3時間以上はかかったと思います。ゆっくり根気よく少しずつやるのがコツです。ドライヤーの熱も手が届くなら裏から突っ込んで温めるとシートとボンネットに挟まれて効率よく温まります。(ドライヤーにシートがくっついて・・うわっ!ってなること必死ですが)手がもう一本あればいいのですが、大判のバイナルシート貼るときは伸ばしたり引っ張ったり、温めたり、押さえたり、スクレーピングしたりと、二人のほうが絶対効率も上がるし楽ですね。 今回は一人でも作業することは可能を証明できたということで良しとしましょう(^_^;)
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一通り全面貼り終えた頃には5、6時間経ってたと思います。でも作業はここで終わりじゃありません。仕上げの処理があります。ボンネットの縁から5cm前後残して一周余分なシートをカットします。ボンネットのふちの部分に一周シールプライマーを刷毛で塗ります。最初はサラサラしてるのですが、溶剤が乾いてくるとベタベタ粘着質になります。ベタベタしてきたタイミングでカーボンシートを巻き込んで密着させます。コーナーや尖っている部分は適当に切込みを入れて貼り重ねます。切り込みはできるだけボンネットの端から数センチ残して切らないと引っ張ったときに裂けて表面まで台無しになるので要注意です。それとその3で話しますが浸水対策しないといけないので裏であっても5Dカーボンシートは防水処理が要ります。
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ボンネットのウェザーストリップ。素材はEPDMラバー。部品番号はパーツカタログによるとN243-56-770D。リベットつきセットでモノタロウ調べてはこの部品税別3020円するみたい。
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リベットは部番がJ001-56-741で一個あたり90円w ボンネット一枚に全部で14個必要なので税込み1360円!ww 潔く再利用することにしました。ちょっと曲がってても普通に仕事してくれます。
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完成!! え?違いがわからない? 5Dは元々艶が売りなので仕方ないですね。さり気ないカーボンボンネットということで・・・その3へ続きます。
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