2017年11月12日
バッテリーメンテナンス(補充電)について考察してみた。
最初に、長文の割に内容は薄いです…ご了承ください(^^;)
もうすぐ丸2年経過する我が家のパサヴァリとTT、先日、テスターでバッテリー性能確認すると、両車とも要充電と出ました。
たしかに、最近アイドリングストップが作動しないことが多かったり、ストップしてもすぐにエンジンがかかるようになりました・・・街乗りが多く、いわゆるシビアコンディションなので仕方ないでしょうが。
頻回のアイドリングストップはバッテリーによくはないので、基本的には機能をOFFにし、長い信号待ちなどの際にのみアイドリングストップさせるようにしてますが、テスターでの結果の通り、バッテリーの充電量は少ないようで、走行中に十分充電できてないようです。

特にTTは、ドラレコを常時電源に接続して、駐車中も作動させてますので、尚更、電力消費が大きいのだと思います。

ディーラーで相談すると、おそらく、バッテリーの寿命ということで早めの交換をすすめてくると思います…お店の儲けにもつながりますしね(^^;)
またVWやアウディではトラブルを避けるため、初回車検の時に交換をすすめてくるらしいです…これが高額な車検費用の一つの要因になっているようです。
確かにバッテリーの劣化は突然死につながりますので、事前に新しいバッテリーに交換をすることが最も確実な対策でしょうが、輸入車のバッテリーは(私にとっては)なかなか高額ですし、まだ使えるものを捨てるというのはとてももったいなく感じます。
前置きが長くなりましたが、バッテリー性能がまだある状態のうちから、メンテナンス(補充電)を定期的に行えば、バッテリーの寿命を延ばすことが可能ということで、定期的に充電を行うこととしました。
ただ、輸入車に使用されているバッテリーは、そこらのホームセンターで売っている充電器では対応していないので、それ用の対応充電器が必要です。
今回用意した充電器がAD-0002になります。
AGMバッテリーを含め、最近の輸入車に使用されている密閉型バッテリーに適合しております。
さらに、パルス充電を行うことでサルフェーションを除去し、性能を回復してくれるそうです・・・どれくらいの効果があるかはわかりませんが・・・。
レビュー上、たくさんの方が使用されており、品質、性能も問題なさそうです。

しかし1点心配事が…いろいろ調べていると、以下のような文言をちらほら見かけます。
「AGMバッテリーに14.5~14.8V以上の電圧をかけると破損(破裂)したり、性能が急速に劣化する」
実例を挙げているわけではありませんし、詳細な理由は書かれていませんが、やはり気にはなります。
AD-0002の説明をみると、充電中に15~17Vくらいに電圧が上昇するphaseがあります(下図のステージ3です)。

一応この点と正しい補充電の方法に関して、輸入元の会社に問い合わせてみました。
以下、回答内容です(誤字や表現がおかしい箇所がありますが、そのまま載せてます)
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以下 ご質問に お答えいたします。
1. 本製品はAGMバッテリーに適合します。
AGMバッテリーを14.5V以上の電圧で充電すると爆発する危険がある:これ本当ですか?最新のバッテリー例えばアイドリングストップのバッテりーは、最終的に16V以上の電圧が掛けられない充電器は、アイドリングストップ用バッテリーを、満充電にできません。常時14,5V以上で充電する訳ではありません。15-17Vと、この電圧を超えておりますが、問題なく通常充電可能です。
2. 「バッテリーは、少しでも長持ちさせるには、常に満充電状態を保持する事が肝要です。使ったら、即満充電にする事です。」
通常充電(バッテリーの容量(アンペア アワー:Ah)を調べ、その10分の1の値の充電電流選択をして)をして「FUL」を出すことが大切です。
使わなくとも、1か月に1回は充電して「FUL」を出す事。そして、新品バッテリーでは必要ありませんが、それなりに使い込んだバッテリーの時は、「FUL」を出した後、時間のある時に「メンテナンスモード」をやってあげて下さい。
「メンテナンスモード」は、ディスプレイ部に「一二三」の「一」「二」「三」がリズミカルに表示されます。
終了は「一二三」全点燈で終了です。
24時間から48時間かかることがあります。48時間以上続くようなら、再度 普通充電で「FUL」を出してから「メンテナンス」をやってあげて下さい。
この普通充電で「FUL」を出し、「メンテナンス」で「一二三」を出す事の繰り返しが、サルフェーションを、少しずつ削ぎ落していきます。過充電には なりません。
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メーカー側の結論は「AD-0002でAGMバッテリーを充電しても何ら問題ない」ということです。
また他のサイトで下記のような説明もありました。
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AGMバッテリが充電電圧を14.8Vに制限しているのはもろん知ってますが、それは電圧を制限しているのではなく、『高電圧によって流れる電流による過充電』を制限しているのです。AGMバッテリは過充電に弱い為、絶対に過充電にならないように充電時の電圧を制限しています。「過充電」を防ぐのが目的です。
つまり、電圧そのものは実は大した問題ではありません。電流を制御して過充電を防ぐデルコ充電器はAGMバッテリの充電に完全対応しています。16Vを超えていても電流制限している為過充電にはならないのです。
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この説明によりますと、バッテリーが破損する原因は過充電であり、電圧ではないらしいです。AD-0002には過充電防止機能が備わっていますし、メーカー推奨通りの適切な電流値(バッテリー容量の1/10)で時間をかけて充電すれば、AGMバッテリーでも何ら問題なく使用できるらしいです。
「AGMバッテリーに14.5V以上の電圧をかけると破損したり、性能が急速に劣化する」
…という意見は、30~50A程度の大電流で充電、いわゆる急速充電した場合、AGMのような密閉型バッテリーでは多量のガスが急速に発生し、高圧となり、結果としてバッテリーが破損する、劣化するということではないでしょうか…あくまで私の勝手な推論ですが。
ということで多少不安は残りますが、TTに付いていますAGMバッテリーも充電してみることとしました。もし充電が原因でバッテリーが破損するようなことがあっても、メーカーに確認済なので、文句を言えますしね(^^;)
充電結果は整備手帳にアップしておきます。
長文失礼しました。
ご意見、アドバイスありましたらよろしくお願いします!
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Posted at
2017/11/12 10:21:48
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