2020年01月14日
燃費比較第二弾です(^^;)
今回は「A/Cを小まめに消すのと、つけっぱなしにするので、燃費に差がでるのか?」です。
一般的にエアコン(A/C)をONにするとコンプレッサーが作動し、理屈から言えば、エンジンに負荷がかかり、燃費は落ちると思われます。
一方、最近の車はAUTOに設定すると、常時A/C ONの状態となりますが、車がコンプレッサーの作動を自己調整することで、燃費への影響はほとんどないと言われています。
また、コンプレッサーを作動させていない時期が長期間になると循環するオイルが固着してしまい、故障の原因になるので、定期的にA/C ONにしないといけない、あるいは作動させっぱなしの方が故障の予防になり、かえっていいとも言われています。
したがって、最近の車はAUTOにしてA/C ONが推奨されているようです。
ということで、必要時のみA/C ONにした場合と、常時A/C ONにしたままの場合で、実燃費に差がでるのか長期検証してみました。
【対象】
我が家の車;
アウディTTS(2016年式)
VW パサートヴァリアント(2015年式)
【方法】
検証期間、各々の条件で約1年間としました。
使用環境は普段の通勤や買い物、子供の送り迎えなどで、検証期間内に大きな使用環境に変化はありません。したがって、ほぼ同じ条件とみなすことができると思います。
私の印象としては下記のような使用環境の割合です。
アウディTTS;街乗り:郊外:高速=4:3:3
パサートヴァリアント;街乗り:郊外:高速=7:1:2
①必要時のみA/C ON
実験期間;2018/1~2018/12
夏場の耐えられない暑さの時や雨天時窓が曇った時など、どうしてもエアコンの力が必要な時のみ作動させ、極力A/C OFFをこころがけました。
温度は22~24度に設定。
実際にA/C ON状態は全体の5~10%程度と推定します。
②常時A/C ON
実験期間;2019/1~2019/12
必要、不必要関係なくつけっぱなしの状態を維持。
温度は22~24度でAUTOに設定。
*ただし、エバポレーターの結露によるカビ発生の防止のため、エンジン停止数分前にA/C OFFにし、送風モードにしました。
実際にA/C ON状態は95%程度と推定します。
【結果】

走行距離はいずれも年間約1万キロでした。
アウディTTSはなんと、A/C ONの方がわずかですが燃費がよかった。
パサートヴァリアントはA/C ONの方が燃費が悪かった。
【考察】
🔶TTSはほぼ誤差の範囲で差はほとんどないと思います。少なくとも常時A/C ONにしても明らかに燃費が劣ることはないと判断します。
🔶パサートヴァリアントは使用環境が街乗りが多い(主に妻が使用)ので、燃費差が大きく表れた可能性あります。
ちなみにパサートヴァリアントの年間ガソリン代は(走行距離年間1万キロ、ハイオク160円/Lで計算)
①必要時のみA/C ONの場合;109439円/年
②常時A/C ONの場合;112947円/年
その差は3508円/年となります。
【結論】
街乗りが多いと燃費に差が若干出る可能性はあります。
この差額をどう判断するかは人それぞれと思いますが、個人的にはごくわずかですから、燃費を気にして、エアコンを使わないよりは、AUTOでつけっぱなし状態にしておく方がいいと考えます。
以上です(^^;)
Posted at 2020/01/18 18:15:13 | |
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2019年02月03日
私は昔からなんとなくENEOSが好きだったので、ずっとENEOSばかり利用してましたが、「直噴エンジンにはシェルVpowerが良い。」と何かで読んだことがあります…何が良いのかは忘れましたが(^^;)
ということで、数値的に簡単に比較できる燃費を比較してみることにしました。
車種;
①アウディTTS
②フォルクスワーゲンパサートヴァリアント
*どちらも直噴ターボエンジン
方法;
1年以上かけて、ENEOSと昭和シェルにて適当に振り分けて給油してみました。
「必ず交互に給油する。」など、細かくルールを決めると意識してバイアスがかかる可能性があるので、何もルールは決めずに適当に(何も考えずに)給油しました。
ただし違うメーカーの油種同士が極力混ざらないように、タンク残量ができるだけ少なくなってから給油するように心掛けました。
また、その時々の走行状況(街乗りが多かったり、高速道路走行が多かったり)や季節(気温)、エアコン使用状況でも燃費は大きく変わり、短期間のデータだと正確な評価はできないので、1年以上かけて、走行距離は約2万km(2台で約4万km)走行した長期間の記録を用いました。
みんカラの燃費記録にメーカーを明記して記録しておりましたので、それからデータ集計しました。

結果:

走行距離は多少の偏りはありますが、それぞれが、おおよそ1万kmになったのでよかったです(^^;)
アウディTTSでは0.36km/L、Vpowerの方が燃費が良かった。
パサートヴァリアントでは 0.98km/L、Vpowerの方が燃費が良かった。
*パサヴァリでは結構な差がありますが、一度遠出をした際にVpowerを給油していたので、それで差が大きくなった可能性あります。実際はもう少し差が小さいと考えますが、逆転することはないと思います。
結論:
両車とも上記のようにENEOSハイオクよりシェルVpowerの方が燃費が良いという結果になり、直噴エンジンにはVpowerが相性が良い可能性が示唆されます。
私としましては、今後Vpowerを優先的に入れようと思いました。
くだらない比較実験でした(^^;)
追記;あくまで私の所有車で個人的な使用環境での実験結果ですので、全ての場合この結果になるわけではありません。
Posted at 2019/02/03 17:42:07 | |
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2018年12月16日
最近、少し値下がりしましたが、まだまだ高いガソリン価格。うちの近く(高知市)のGSではセルフでハイオク165円/Lです(2018/12/16現在)。
まだまだ高い!
それがお隣の愛媛県東部ではなんとハイオク144円/L!!

その差20円以上です。
50L給油すると1000円以上支払額に差が出てきます。
しかもセルフではないし、窓ふきサービスもあるし、毎回粗品(トイレットペーパー)進呈もあります。
月に数回仕事で愛媛の方に行きますので、その時に必ず給油するようにしてます(^^;)
隣の県なのに、なぜこれほどの差があるのでしょうかね?
Posted at 2018/12/16 11:11:09 | |
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