アッパーマウント交換

運転席側のアッパーマウントに亀裂を発見したため交換しました。

フロントの足回りは、初めてのDIYでしたが、皆様の記事に助けられました。
ありがとうございます。
特にクラシログさんのアッパーマウント交換のweb記事と紹介されているyoutubeか役立ちました。

なお、この車はノックスドールが施行されています。全部真っ黒で見ずらくてすみません。

※締め付けトルクは、整備手帳ではなくネットを参考にしたものです。

ジャッキアップ前にショックのセンターのボルトを緩めておきます。

アッパーマウントのセンターのキャップを外すと21mmのナットが見えます。

ジャッキアップし、タイヤを外します。
右側は、レベライザーがありますので、まずは、レベライザーのボルトを外しておきます。
怠ると壊れる可能性が大です。

ロアアームにジャッキをかけて持ち上げます。

スタビリンクのネジが真っ直ぐになるまでジャッキアップします。

スタビリンクはMEYLE製に交換済みのためナットは15mmです。
純正は確か16mm。

今回は、インパクトを使いましたが、インパクトを使わない場合は供回りするので、ウラを確か17mmのスパナで抑えます。

ショック下部のボルトを外します。
81Nmなので、なかなかの硬さです。

アッパーマウントのナットを外します。
ジャッキを下げます。

ショックの下部は刺さっているだけですが、軽く固着しているのでラスペネを使いました。

この後ジャッキを下げて、ショックを揺すって抜き上げます。

尚、ショックを下げるとブレーキが倒れて来るので注意です。

念の為、紐で吊っておきました。
上はタワーバーに引っ掛けてます。

これは注意をすれば、やらなくても大丈夫かも。

ショックが外れたら、スプリングコンプレッサーでバネを縮めます。
かなり縮めないと安全に外せません。
※この使い方を理解するのが一番苦労しました。

バネを縮めたら、トップの18mmナットを外します。
ここもインパクトを使いましたが、インパクトがない場合は、供回りするので工具に工夫が必要です。※後ほど紹介

ナットを外したら、ワッシャー二個を忘れずに移植して、新しいアッパーマウントを付けます。

ここからは逆手順です。

※自分用メモ
ショックを車体に戻す時は、先に上のボルトを止めて、下のロアアームをジャッキで上げながらショックの下部を差し込むとやりやすかった。


今回は、アッパーマウントのみでしたが、ショックとバンプラバーはまだまだ元気そうで安心しました。
スタビリンクもまだまだ大丈夫そうです。

前のオーナーさんが譲渡前にショックを交換したといってましたが、アッパーマウントは交換していなかったのかも知れません。

交換済みのアッパーマウントは、これ以上潰れないというくらいペッタンコでした。

亀裂は上部のみで思ったよりも浸透してませんでした。

後は、逆の手順で取り付けます。

初めは不慣れなせいか2時間半位かかってしまいましたが、もう片方は1時間位でできるようになりました。
これは良い経験をしました。

交換後は思った以上に乗り心地とハンドリングが改善しました。
今までそんなに不満もなかったのですがだけに驚きです。

■使用した道具
⚫トルクレンチ
この他デジタルのも使用
⚫ラチェット
この他電動インパクト使用
⚫スプリングコンプレッサー
⚫ソケット
21mm ショックのセンター
19mm ホイール
18mm ショック下部
15mm マイレ製スタビリンク
13mm アッパーマウント

■おまけ 青で囲んだ分
今回用意したが、インパクトを使用したため使いませんでした。
⚫六角6mm 供締め用
⚫メガネレンチ 21mm
写真を撮り忘れましたが21mmのアルミホイールソケット。
※ソケットの中が貫通していて、上部が六角のソケット。