10数年前に池の釣り堀を始めて間もなく、高価な竿ほど魚が沢山釣れると
勘違いしていた頃に奮発したシマノ製のトラウトロッド。
すっかり池の釣り堀熱も冷めて、しばらくお蔵入りしていたのだけれども、
メバル釣りに出かけた際に、根掛かりでポキっと折ってしまいました…(汗)
折れた先っぽが行方不明のまま使わなくなって早数年…
先日、釣り具の整理をしていたらひょんなとこから出てきました!
これは、きっと直して使いなさいというお告げなのでしょうか?
どうやって直したら良いものかと考えながら例の如くトイレに籠っていると…
閃きが降りてきました!(笑)
そうだ!何か芯になりそうなものを入れて繋いでしまえば?
仕事帰りに釣り具屋さんで物色していると…ヘラブナ竿の補修用品を発見。
竿の穂先部分が使えそう。カーボンとグラスファイバーと2種類ありました。
カーボンだとポキっといってしまう気がしたので、柔軟性の高いグラスを選択。
穂先をちょん切って、砥石の上でスリスリしながらペーパーで成形。
折れた部分をヤスリで整え…
竿の中にグラスの穂先を通してみて…あともう少しかな?
惜しい!また外してスリスリ成形…。
クイック5という接着剤でも良かったのですが、耐水性・耐久性に優れるという
文言と釣り具の写真に惹かれてこちらをチョイス。
2液を混ぜて接着。
折れた箇所からして、あまり意味のない気がするけれど糸を巻いて補強。
1日乾かしてから、穂先を曲げてみると…良い感じに仕上がりました。
直した竿を振ってみると、以前よりしなりが良くなり扱い易くなったような…。
そういえば、渓流竿の穂先を折ってしまった時も、グラスファイバーの穂先を
代用したら、しなり具合が向上して引き抜き易くなったっけな…。
これが怪我の功名ってやつですかな…(笑)
無事に修理できたトラウトロッド。
でも、高価な竿は折ってしまった時の心のダメージが結構でかい。
これからは大事に扱わないとですな。
ここの所、休日は修理してばかりだな…。
おしまい。
Posted at 2020/02/18 15:11:41 | |
日常。 | 日記