苗も暑さに慣れてきたのか、丸なす豊作の予感…(笑)
人間様はいつまでたっても暑さに慣れず夏バテ気味です…(汗)
ひと通り作業も終わった!と思って試乗に出ると早速…ハンドルが危ない!?
製品番号が新しい物はホンダ車特有の危ないステアリング対策がされているとのネット情報を鵜呑みにして、中古品を交換したパワーステアリングギヤBOX。
いやいや、交換前より危ないですぞ??
1箇所で固定される症状は無いけれど、ガクガク&ブルブルハンドル+段差で強制的にハンドルが取られたり…ハンドル復元力はもちろんありません。
ハンドル回して手を放しても戻って来ないので手で迎えにいきます。
ダメだこりゃ。
ホビオさんに付いているパワステは電動式。
停車時は軽い快適なハンドルですが、走り始めると変な動きを始めます。
調べてみると、車速に応じてモーターの負荷を制御しているそうです。
ということは??
単純に、車速信号を切ってしまえば停車時と同じ制御??
で、パワステコンピューターに入力される車速信号の配線をカットしてみた。
走ってみると…予想的中!変な動きは無くなり乗り易くなりました。
だがしかし…しばらく走っていると、ガクン!と急に超重いハンドルともれなく『EPS』というパワステ警告灯のおまけが点きました。
まぁ、良く出来ていること…(笑)
車速がゼロになるように抵抗噛ませれば化かせるかな?と思いましたが、
修理が長引いている間に予算が貯まったので、素直にリビルト品を注文。
以前に交換した際は、要領が掴めなかったので前回りをゴッソリ外しましたが、
ラジエターを針金などでぶら下げてやれば、このスペースで脱着できました。
結局、二度手間になってしまいました。
リビルト品交換完了。
ハンドルの位置が狂ってしまったので適当に調整してから試乗開始。
おおっ!復元力も戻って、普通のパワステ…(笑)
予算カツカツだったから仕方ないけど、奮発して交換しておけば良かった。
ぐるっと周って帰ってきたら、今度は後ろから『コンコン』叩く音がします??
バックして停める時に室内に響く音がします。
ショックかな?と外して元々付いていたショックと比べてみますが、特に変な所は見られません。上部取付けブッシュゴムの位置を確認して再度組付け。
また走って帰ってくると今度は『コン、ココン』と音がします…はて??
走りながらアレコレ様子を探ってみると、クラッチを切ったまま惰性で走っているとタイヤの回転と同期して『カラカラ』音が出ました。
バックして停める時には、相変わらず『コン、ココン』という音がします。
音質がちょっと違うけれど聞き覚えのある『カラカラ』音。
シティでドライブシャフトのブーツが切れて、曲がった時に発生した音は
『ガラガラ』音、惰性で曲がった時は『カラカラ』音。
ドライブシャフトが怪しそうなので、もう一度外してみることに。
組間違えとかあるかもしれないので観察しながら勉強、勉強。
う~ん、よく解らんけどジョイント部分からの音なのかな??
前にシティで使ったことのあるドライブシャフトの異音解消グリス?
ワコーズで検索してみたけれど、もう廃番なのですね。
某オクに出品されていたのでポチっとして、ジョイント部に詰め直し。
何事も無く走ってくれればと思うけれど、そうは容易くいかないものですね。
今思えば、色々な箇所がギリギリな均衡を保ってくれていた感じ。
帰宅途中で故障しなかっただけでも運が良かったと思うことにしよう。
結局、異音解消グリスでも音は消えずリビルト品に交換しました…(笑)
二度ならぬ三度手間…その甲斐あって異音は治まりました。
停車時の『コン、ココン』という音も消えました。
そして、また異音が発生?というより前から発生していたという方が正直。
エンジン掛けると、『シャー~』というか『シャラシャラ~』という音。
クラッチペダルを踏むと消えるので、クラッチレリーズかと思いましたが、
交換してからも鳴るので、ミッションのベアリングとかになるのかな??
その証拠にドライブシャフトを外す時、ミッションオイルも垂れてくるので
作業毎に入替えしていたのだけれど、毎回オイルが汚れてしまいます。
部品屋さんで、リビルト品を見積もってもらうと8万円ちょっと…(汗)
後々は考えないとダメかもですなぁ…。
ホビオさんのミッションオイルは、エンジンオイル並みに粘度がサラサラ。
ベアリング保護を兼ねて、気休めにモリブデン添加剤も混ぜてみた。
『音を静かにする』と期待したけれど、気休めにもならんかった…残念賞。
そうそう、あと後ろの車軸受け?のベアリングも交換。
後々やると、またシャフトも外してと二度手間になるのでついでに交換。
今回だけ使えれば良いので、工具は中古の安物をポチっと。
ベアリングが悪くなるとゴーゴーと異音がします。
前側は、交換してあるような形跡が見られました…たぶん。
ライトの光軸とホイールアライメントは、車検場近くのテストセンターで調整してもらい、ようやく公道復帰できそうです。
と、まぁ想定より時間も費用も掛かってしまったホビオさん。
昨年の11月から今年の8月まで、根気よく頑張れたものだと自画自賛。
気になる箇所もありますが、とりあえずは乗れるようになりました。
消えゆく諭吉、消えゆく釣行遠征費、消えゆくヘソクリ。
作業代と達成感はプライスレス!!
中古車は、きちんと下見をして買いましょう。
おしまい。