それは、土曜日の夕方のことでした。
みんカラでまたガソリンの値段が上がるという投稿が目につき、少々面倒だと思いながらも重い腰を上げていつものシェル石油に繰り出しました。
「まだV-Power残ってますね〜」
というような雑談をいつもの店員さんとし、満タンにし終わったらもうどこにも行く用事がなく、大人しく自宅への帰り道に進みました。
60km/h出せる比較的新しいその道路は、普段は80kmくらいでバンバン飛ばしている車がいて、私も信号待ちの先頭からのダッシュ遊びをしてしまいます。
最近は154psしかない318iセダンも、エンジンフィールが極めて気持ちが良く、シフトSモードで遊んでいると燃費はあっさり7km/L台の記録を叩き出してしまっていて、これで6気筒になったらどうなるのかと思いやられています。
しかし土曜日で道がそこそこ混んでいて、車の速度はそこまで速くはありませんでした。
何かやけに日差しがまぶしく、しかし風は気持ちがいいので窓だけは開けていました。
いい天気だなと思いながら、いつもの帰り道の幹線道路を緩く流していきます。
本当に今月来るのかどうか未だに信じられないクーペの話を思い出すと、もうこの318iセダンを動かす回数も残り少ないなとか思いながら、コンフォートモードで優雅に走ります。
そして、やっぱりまぶしいなと思いながら前を見ると、
シルバーかグレーか分からない巨体の車が右から急接近して来ていました。
ハイエースのようなワゴン系の車です。
完全に車線をはみ出してこちらのレーンに入ってきています。
ウィンカーも出ていません。
これが噂の幅寄せかと思ってクラクションを鳴らそうと思っていたら、318iセダンは幅寄せしてくるワゴンを華麗にかわし、猛スピードで進んでいくワゴンを見送ったら何事もなかったかのように元のレーンに戻っていました。
どうやら私はいつのまにかダブルレーンチェンジの奥義を体得しているようです。
YouTubeで清水和夫氏のDSTを他人が呆れ返るほど見まくっていたのが効いたのかもしれません(笑)
どの対決でもBMWはダブルレーンチェンジでミズスマシになるんですよね。
しかし手に汗はにじみました。
もうそろそろ新しい車に交代というタイミングで、またフェンダーを擦られたらたまりません。
給油になんか行かなければよかったという話にもなってしまいそうです。
幅寄せしてきたワゴンは、幅寄せするつもりはなかったんでしょう。
ただの車線変更のつもりなのだと思いますが、車線変更するのなら隣の車の前ではなく後ろに入ってもらいたいものです。
トイレの我慢が限界だと、それどころではないのはよーーく分かります(笑)
そしてこちらも、トイレの限界が近い人たちの動きには警戒しておく必要があります。
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BMW 318iセダン(G20) | クルマ
Posted at
2022/06/06 01:08:10