2017年07月02日
ヘルメット比較 アライ vs. ショウエイ
今日はヘルメットについて書いてみます。
ヘルメットを2つ保有するきっかけ
現車CBR650Fを購入した際、人気商品のショウエイGT-airを仙台のにりんかんで購入しました。
店員さんと一緒にサイズ合わせをしたので装着感は違和感なし。購入後走行してみると、装着感が軽い。シールドの風切り音が少ない。インナバイザーが便利。とすぐに良い点を実感できました。製品としての高級感もあり、グラフィックデザインも格好良くて満足しました。なるほど、売れるはずです。良い買い物をしました。2016年の11月の話です。
しかし.....2点ほど、GT-airで満足できない点がありました。
1つは、停車中、片手でシールドの開閉がしづらい点です。そのうちスムーズになるだろうと何度も開け閉めを繰り返しましたが、片手で容易に空くようにはなっていませんでした。安全のための仕様と分かってはいますが、やはり不便に感じます。

2点目は、万一の際の安全性です。インナーサンバイザーは便利ですが、その分額の部分の厚みが少なくなっています。頭部打撲時のダメージを減らすにはヘルメット内のスペースを安全性の部分に振り分ける方が安心につながるのではと思い始めてしまい、そこから抜けられなくなってしまいました。転倒時、額や、インナーバイザーの側をぶつけるとは限らないのに、不安に陥ると不思議なものです。
冬の間中悩みながら、結局もうひとつヘルメットを購入してしまいました。
比較的新しい製品のアライのアストラルXというヘルメットです。こちらはアマゾンで購入です。相場があるのか、値段が下がっていたのがきっかけになりました。
(余談ですが、安くない買い物だけに、家人にはしばらくとても報告できませんでした(>_<)。皆さんそういう経験ありませんか?)
買ってしまったものは仕方ありません!上手に使い分けるだけです。
ということで、気になる人も多いであろう、ツーリングヘルメットアライvs.ショウエイ比較です。
ヘルメット比較アライAstral X vs. ショウエイGT-air

1. 重量実測値
アライ アストラルX1600g、ショウエイGT-air1500g
(参考値10年前のアストロTrグラフィックモデルは1400g)

2. 装着感
特に差を感じない。どちらも快適。走行風を取り入れる工夫も同じくらい。
3. 走行時静粛性(バイクCBR650F, 社外ロングシールドつきでの印象)
下道では、GT-airが静かな印象。高速道路で100km/hとなるとどちらも同じ。
風切り音での比較であり、インカムや音楽鑑賞時での印象ではありません。
4. シールド
アストラルXのシールドはVas-Vロックという、以前のアライのモデルにはなかった勝手に開いてしまうのを防ぐ仕組みが加わっています。左手でロックを外しつつシールドを開けるという作業をしなくてはなりません。しかし慣れれば片手で開閉できるので、ここはアストラルXの勝ちとします。

5. サンバイザー
昔のヘルメットは、シールドごと交換したものですが、今は便利ですねえ。
インナーバイザーとアライ独自のプロシェードシステムの比較になります。
開閉機構は慣れればどちらも同じです。高速走行中は、走行風に逆らいながら開け閉めしなくてはならないのであまりしない方が良いかも。見た目はインナーバイザーの勝ちかな。ただし、手入れはプロシェードシステムの方が楽です。
6. デザイン
アライのマルッちいデザインと鋭角的なショウエイ。これは企業ポリシーそのものなので比較できず。ただし、購入したモデル同士のグラフィックデザインならショウエイの勝ち。せっかくのグラフィックデザインなのに、アストラルXはおとなしいです。高級感はどちらも高いです。良いもの持ってるぜって云う気にさせてもらえます。
7. 安心感
全くの個人的趣味になりますが、アストラルXの勝ち。
額の部分の緩衝材の厚みとスネルのマークが購入のきっかけだったし。
8. 総評
あらためて分析してみると多くの点で、ショウエイのGT-airは優れている点が多く、なるほど、売れているのがわかると実感しました。ただ、自分は結局アストラルXを使うことが多くなっています。それは上記の安心感の部分からなのかな。どちらも大事に使っていきたいと思います。なお、今後の購入者のためにアマゾンの商品レビューにもほぼ同じ文章をあげる予定です。ダブルポストはマナー違反だそうですが、ご了承下さい。

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Posted at
2017/07/02 15:05:19
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