
木曜日(2024/11/07)
仕事を終えてから帰省というのにミーティングでヘトヘトに(´•ω•̥`)
今回旅のお供はPRADOくん。一人旅だし休憩をとりながら帰りましょ
北上するにつれ外気温が下がり、厚手の羽織るもの持って出れば良かったと後悔。長野・新潟間は2℃、寒すぎてタバコ休憩どころじゃありませんでした(๑o̴̶̷̥᷅﹏o̴̶̷̥᷅๑)
目的地までの距離は約400km。仕事を終え高速に乗ると、ちょうど深夜割引が適用される時間帯。少し手前で時間調整をかねて遅めの夕食です(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑
南蛮海老だしうどん
厚揚げ(栃尾の厚揚げが有名)と思っていましたが越乃黄金豚モモカツ でした
あったまる٩(ˊᗜˋ*)و!
そして海老の出し汁とっても美味しいの◎
(期間限定なんて言わず続けて欲しいな!)

オマケにクーポンがついていたので新潟うま辛丼で美味しいと思ってた「にんにく辛味噌」を購入♪「明太子椎茸」も美味しそう◎コシヒカリにコレ、ご飯がすすむね!
今回の帰省は、冬に向けた「冬囲い」
雪国では冬の期間中「冬囲い」をして雪害に備えるんです
その他、市役所、銀行、郵便局、呉服店とタイムスケジュールを立てて行動開始〜(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑
前回の帰省で呉服屋さんに紋付を預け確認頂くと、絽の長襦袢は襟を変えること、羽織はクリーニングに出すことを勧められました。問題は長襦袢に少しシミがある様で①お着物の下ですから気にしない②仕立て直す
(仕立てる場合は最低でも15万ほど。これには即答出来ず・・・お世話になっていた着物専門のクリーニング店へ持ち込み見積もりを見て考えようと思います)
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母の退院準備
一時どうなることかと思ったけれど週明け(2024/11/11)退院することが決まりました
お父さん、ご先祖さまが守ってくれたのね!
良かった、良かった!
カットフルーツは食べやすく色んなフルーツが楽しめて便利。朝から肉まん一個で凌いだ私は恩恵に・・・(笑)マスカットも美味しそうに食べてくれました(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑ 食欲あるって良いね♪
退院しても2ヶ月に一度外来受診あり、寒い冬の移動が気がかりで厚手の羽織るものを準備し「またくるね」
握った母の手は、すっかり痩せ細ってしまっていた。私に出来ることは限られている。どうせ後悔するのだから、出来ることを。元気に顔を出すことが一番の親孝行に思っている
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急いで実家に向かうと、少しして工務店の専務が到着。冬囲いの材料を搬出してくれました。北陸ガスもメーター取替の期限があるらしく「寒いから。終わったら声かけるから家の中にいて!」
暖かくなったら仏間の床板と畳は真新しいものへ。庭師さんに来て頂いて剪定と植え替えをし、ワンコのために玉砂利ではなく芝生にしたい ・・・
工事前にお仏壇をリフォームに出そうと考えていると告げると「綺麗なお仏壇なのに‼︎まだ必要ないでしょ!」と猛反対されてしまった
金が高騰している影響でお仏壇の金額も値上がりしてるそうです。このまま大切にした方が良さそう◎
「エアコンを新しいものに!」とお願いしても「きちんと住むことが決まってからね!動かさないと悪くなるから」決して儲けに走らず困ったときは助けてくれる。65歳になったと可愛らしく笑う専務、仕事との向き合い方がやっぱり素敵だなって思っています
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和箪笥のお着物のたとう紙も変え、草履や小物類をチェック。仕上げに防虫香・・・やっぱり振袖を見てもらおっと♪
2024/11/09
母の入所施設にて退院後の打ち合わせ。2ヶ月に一度の受診は、都合が合えば帰省したいと思っていると申し出た。万が一の場合、救急搬送は当番病院になることについて了承した。最期について親族としての意思確認をされ、私の希望を伝えた
庭に植えられた花々を思い出す・・・
まだ一度も花をつけたことがない黄桜
春の、やわらかな陽射し
その開花を母が見ることが出来ますように
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呉服屋さんに振袖と帯を持参し、たとう紙を広げ・・・
「綺麗な振袖ですねー‼︎」
「一目であの方のお着物と分かる、らしいデザインだわ」
気付けば人集りが出来てるし(笑)
ちょっと
イヤ・・・かなり嬉しいね( ´艸`)
「この帯いろいろな形で結んでもらったんです」
たとう紙が守ってくれたおかげで長襦袢も含め綺麗な状態。永久保存クリーニングって本当に凄いのね!
(何故か母は封を開けてしまったけれど・・・またクリーニング出します笑)
一階より二階に(和箪笥が二階のため運ぶのが大変でしたが湿度から守るため二階が良い)、小物類は小物類でまとめて保管、草履やバッグは箱からだすこと(桐箱の場合そのままで◎)びっくりしたのは「正絹は虫が食うことはありません」
(心配いらなかったみたいです・・・)
時が流れても住職が和装である様に
これから先の仏事、私は和装を着用すると決めた
父の一周忌は黒紋付、三回忌、七回忌、十三回忌、十七回忌・・・お婆ちゃんの三十三回忌も数年後と、色紋付の出番は多く(仏事は黒帯)、帯を変えれば正装として、また茶会やお出かけにも着用出来る様に紋の入れ方(種類)について教えて頂き、銀糸で紋を入れることに決めました(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑
問題は、どんなお色で仕立てて貰うかということ。事前に御準備頂いた反物は好みと違っていて
「こんな感じが良い」
私が作りたいのは深い紫
「高貴なお色ですね」
「染めるのに二ヶ月ほど」
色見本から2色選ぶと、女将は「年々表情が変わるから」と少し渋い紫がと言い、若旦那(使用人じゃなく息子さんっぽい)が「この振袖の様に、凛とした雰囲気で」と深く蒼がかった紫を薦める
(やれやれ・・・対立してるし笑)
「そういえば草履とバッグは紫に金の模様が入っていて。今度持参しますので合わせて頂くのはいかがでしょう?」
それにしても
美しい振袖そして美しい帯
この振袖を選んだ日。呉服屋さんの二階に案内され、階段を昇り、綺麗なお着物や反物に目を輝かせた。そして振袖を着せて貰った日を思い出す ・・・
「お父さん、お母さん。ありがとうですね‼︎」
女将の言葉が、本当に心に響いた
美しいもの
目にするだけで心が豊かになる
『蝶よ花よ』
とてもかわいがり大切にすることをたとえた言葉。おばあちゃんは、孫にと。お母さんは、一人娘にと仕立ててくれたお着物・・・
お金では決して買えない「思い」が溢れていて。深い愛情がとても、ありがたく。恵まれていたと深く感謝した帰省となりました
Posted at 2024/11/10 20:27:27 | |
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