SARD LSRウイング装着作業②~トランク構造断面図
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
前回に引き続きウイング装着過程その2です。今回は断面図で説明。
穴を開けてトランク後部の袋部分の深さを計測すると、前64mm、後ろ50mm程度で、ここに補強を入れてウイングステーをボルト留めすることになります。
ウイングステーにねじ込むM6スタッドボルトが付属しますが、長さが不足するためクロモリ製の六角穴付M6イモネジを別途購入。ステーのボルト穴深さが13mm、台座の厚みが前4mm、後ろ7mm、ゴムシート厚3mmを考慮して50mmの長さにしました。
天板と補強板の間に挿入したスリーブにより強度はかなり出ています。このまま固定でも問題なさそうですが、前側のイモネジは裏板開口部からアクセスしやすいため、直径50mm、5mm厚のウレタン製ワッシャを挟み込みます。補強板がスリーブの半分程度に重なっているのですが、ウレタンワッシャが適度にしなってうまく固定できました。ワッシャ、M6Uナットとロングボルトのダブルロックをかけておきます。締め付けトルクは6Nm程度です。
後ろ側のイモネジはちょっとやっかいで、見えない補強版の後端部分が湾曲して曲がっています(恐らくねじれ剛性確保のため)。なのでここはワッシャ等が入らないため、Uナットとロングナットだけで固定しました。
更に強度が必要であれば、裏板開口部にアルミ板をリベット留めして、ロングナットに更にボルト固定を追加しようと思いましたが、とりあえず強度も出ているのでこれは見送りました。
今回、補強はスリーブ挿入により隙間を埋めましたが、他にも例えばVoltexでは大型の追加補強板により荷重を受け止める方法を取っています。社外品購入の際はこの辺りまでしっかり考慮されているかも要チェックです。
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