オイルキャッチタンク再投入

この前シリンダーヘッド交換ついでにカムカバーもノーマルに戻し、PCV機能を復活させました。
写真ではごっついホースで繋がってますが、ルートとしては純正と一緒です。

で、わかってはいましたがこの状態だとブローバイガスがインマニに還元します。
２週間くらい走っただけで写真のようにホースにオイルが溜まりました。
実際にはもっとインマニに吸い込まれているはずです。
これを続けるとインテークバルブにスラッジが堆積する事になります。

と言う事で、それは嫌なのでオイルキャッチを付けました。
世の中には各社から色々既製品が出回っていますが、今回は自分で考えたルート＋手持ちのパーツで構成です。
PCV経由の負圧側にIE製オイルキャッチ、正圧側にフォージ製オイルキャッチを使いました。

コレは負圧時のルートです。
インマニが空気を吸うのでPCVバルブからガスが出てきますが、一旦IEのオイルキャッチを通して油と水をできるだけ分離します。
このルートのポイントはどこからも一切リークをしてはいけない事です。
リークするとアイドリングが超不安定になります。
ホースもバキュームに負けるような柔らかいものではダメです。
クランク側へはフォージのタンク側から外気が導入されるのでエンジンオイルは多少汚れにくくなるでしょう。

正圧時のルートはこんな感じ。
PCVが閉まるのでIEのオイルキャッチ側は何もしない状態です。
なので発生したブローバイガスはクランク側の口から出てフォージのオイルキャッチを通してCAIに繋がります。

たぶんこれで純正の機能＋オイルキャッチ機能が再現できているはず。
一応アイドリングも問題無いし、普通に踏めば良く回ります。
今回強度的にも必要だったのでスプリングホースにしましたが、透明なのでどのように汚れてくるか楽しみです。

別の角度から。
バッテリーを後部に移設しているのでこの辺りはかなり自由に使える空間になりました。
LPFP用コントローラーの配線が超適当なのは見なかった事にして下さい。